カーボローディングって必要?
こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。
一気に気温も下がり、いよいよランニングシーズン到来といった感じですね。
リアル大会も少しずつ開催されて、やっとランナーの皆さんのモチベーションも上がってきたかもしれません。
レースで良い走りをするためには、様々なコンディションを整えて万全の状態で臨みたいところです。
今日は大会前に気になる「カーボローディング」のお話です。
カーボローディングとは、フルマラソンなどの長い距離を走るレース中のエネルギー切れを防止するため、レースの3日くらい前から高炭水化物食に切り替えて体内のグリコーゲンの貯蔵率を上げるテクニックです。
しかし、普段の食生活を大きく変えるカーボローディングは、胃もたれや腹痛、体重増などを発生しやすくなります。
サブ3(フルマラソン3時間以内)を目指す上級ランナーにとっては有効な作戦ですが、それ以外のランナーにとっては上記の様なリスクを抱えることになります。
そのリスクを避けるためには、普段通りの食事を続ける方が確実です。
上級以外のランナーの方は、レース中に補給を行うことでエネルギーの枯渇は防ぐことができます。
走りながらの補給であれば、あまりタイムロスは発生しませんし、回数も限られていますので十分対応できるかと思います。
カーボローディングをしないとエネルギー切れが心配という方も、無理をせず普通の食生活とレース中の補給食で対応してみてはいかがでしょうか。
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