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ランニングでは鍛えられない大切な筋肉

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。

ランニングには楽しさや体力アップなど良い面がたくさんある反面、怪我や痛みのリスクが伴います。
怪我や痛みの予防には筋トレはとても有効です。
ランニングすることによって鍛えられる筋肉もありますが、日常生活でも筋肉は鍛えられています。
しかし、中には日常生活でもあまり使われない筋肉があり、そういった筋肉は筋トレをしないと少しずつ衰えてしまい、痛みの原因になるケースがあります。


内転筋もそんな筋肉の1つです。

内転筋は太ももの内側の筋肉で、股関節や骨盤の安定に関わる筋肉です。
ランニングでは、足の外側と内側の筋力バランスを取る重要な筋肉です。
外側の筋肉が強く、内転筋が弱い場合はO脚が強く出てしまい、痛みの原因になるケースもあります。
O脚が出ない場合でも、内転筋が弱いと、着地の際に膝が内側に倒れこむ可能性があり、膝に負担がかかってしまいダメージが蓄積されます。

日常でも、ランニングの時も内転筋を意識することはほとんどないので、筋トレで別メニューとして鍛えたい筋肉です。


簡単な内転筋のトレーニング方法をご紹介します。
まず仰向けに寝転んで、膝を立てます。
膝の間にボールを挟みます。
ボールはバランスボールでもサッカーボールでもなんでも良いです。
ボールがない場合は、クッションや、小さく折りたたんだバスタオルを挟みましょう。

太ももの内側の内転筋に力を入れて、ボールを3秒間強く挟みます。
3秒経ったら力を抜いて元の状態に戻して、また3秒間強く挟みます。
これを10回から20回繰り返します。
1セット終わったら少し休憩して、2~3セット繰り返します。

太ももの外側の筋肉を極力使わないように、内転筋だけを使って締めるように意識をしてください。


内転筋を強化することで、フォームが安定し、怪我のリスクを減らすことができます。
内転筋を鍛えると足も引き締まって細くなることが期待できるので女性にはぜひおすすめです。
簡単にお部屋で出来る筋トレなので、定期的に実施してみてください。



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