「大人エレベーター」の好きな言葉
サッポロビールの「大人エレベーター」というCMが大好きだ。内容としては、妻夫木聡さんが大人を旅する不思議なエレベーターに乗って、様々な大人に会いにいくというもの。
今回は少し肩の力を抜いて、このCMの中で僕が好きな言葉をいくつか紹介する。
①北野武
嫌だったことが恥ずかしくなるとは、「なんであんなことを気にしていたんだろう」という想いだろうか。『浅草キッド』を観たからこそ、北野武の「嫌だったこと」により興味関心が湧いた。
②奥田民生
これ、時々つよく考えることの一つ。大人になってからの方が我慢することが増えるのって、僕はおかしいと思ったりもしてしまう。教育課程でさんざん怒られて、ルールのなかでやってきて、いざ社会に出たらまたひよっこ扱い。呼び方を変えてまた同じことをするのか?と僕は悩むときがある。
③松本隆
進む方向があるのと、ただ彷徨うとではなにもかも違う気がする。ただ問題はいくつまでその星を見ていられるかだと思ったりもする。
④所ジョージ
ぐうの音もでない。「運命」という言葉は、一見するとどこかロマンチックで煌びやかにも思える。しかしとても都合のいいものだ。「運命」と言ってしまえば何事もそれまで。やさしさと怖さを併せ持った言葉。
⑤三谷幸喜
言われてみればその通りなのだが、ここまで深く考えたこともなかった。たしかに僕らは人以外で笑わない。動物とかの行動で笑顔になることがあっても、それはその動物に人らしさを感じるからではないかと思う。あと、動物って笑うのかもわからない。笑うは人の専売特許なのかもしれない。
番外編 ケンドーコバヤシ
この話題で盛り上がる二人がとてもおもしろい。ただそれだけ。
最新作では三笘薫が出演していた。このCMに出演している方と、同等以上に肩を並べて語り合える大人になれたら理想だ。いつかインタビューしたい人だらけのCMである。
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