春一番と一緒に訪れた大大大奇跡。

立て続けに行く予定だったライブが無くなり、

その中でもChara +YUKIのライブ『中止』（※延期でなく中止）はかなりのダメージだった。

当たり前のように自分の周りにあった“音”たちは、自らで探しに行き、さらには、落ち込まない為の心構えさえもが必要になってる今、アーティストは自身のライブを無料配信したり、Instaライブを行ったりと、SNSの偉大さと繋がりの有り難さを感じた数ヶ月だった。

そんな私は以前まで、仲の良かった友達の結婚報告を自身への連絡ではなくFacebookで知った頃から、SNSのと繋がりを苦手とし拒んできてた。

ただ、最近は（つい最近）フリーランスになるにあたり友人の薦めで始めたTwitterやInstagramでの繋がりの大切さを感じている。

なぜかって？
ここ最近おこった、

奇跡の『音楽と、SNSと、自身への繋がり』について書きたい。

しかも二つ（三つ？）ある！！！

▶︎まず一つ目。奇跡その1。

以前も綴った、最近よく聴くアーティストの1組、BREIMEN。
自身のとの繋がりについてはぜひこちらからお読みください。

これまでの結びつきにプラスし、この間ものすごい事が起こった！！

最高だったライブも終わり、自宅で音楽を聴きながらデザインをしていた時 ふと昔のバンド時代のインタビューを読んでいた。

https://spice.eplus.jp/articles/198071

こちら…
高木さんが、前職私が働いてたメーカーのTシャツを着てインタビューに応えているではないか。（アダルトグッズメーカー。笑）
見た瞬間、みんなエスパーだよコラボTシャツだと気がつき、どういう事かと驚きながら、もちろんデザインの手は止まる。

他にも読んでいると、なんと、地元が同じ。
神奈川県出身という事を知る。
しかも私が通った小中（高校も一貫校だが、デザインの勉強のため中学部で私は卒業した）の最寄り駅名がちらちら。
学校帰りに立ち寄ったハンバーガーショップやファミレスとか一緒なのか！？なんて思いつつ、あまりにもビックリし過ぎて「SNS」との結びつきが頭をよぎった。

実は以前書いた記事に対し、いいねをくれていた高木さん。
そのお礼も兼ねて「ってか、もうマブじゃね！？！？」なんてツイートしようかと迷った。

が！

でも、ここでSNS不慣れパワー発動。
ご迷惑かもと思い、手を止める。
音楽を聴き続ける事は間違いないだろうし、聴く事で応援に繋がれば〜と思いとどまる。

3月に入りやっと暖かくなり始めた頃、地元付近に用事があり都内から電車へに乗る。
短編小説を読み終える程の乗車時間があるのでiPadを持参し、座って絵でも描いていようと思っていた。それこそ、Chara +YUKIのストリーミングが始まった頃だったので、聴く音楽も決まっていた。

駅に着き、人で溢れかえるホームに並び、乗車して少しすると席に座る事が出来た。
ふぅと目線を前にすると、ゼブラ柄のコートにフライトキャップ、足元に大きな楽器のケースを挟んで座る男性がいた。
何かにビビッときた私は、相手の爪先を見る。
緑色に塗られていた。
そんな男性は彼氏か居ないだろう。

なんと、高木さんご本人と同じ電車に乗り、目の前の椅子に座ったのだった。

は！！！！！！？
え、は！！！！！！！！？？？？？

この間のインタビューや地元一緒ってことに続き、いやいやいや、、、そんな事ある？
え、こういう時ってみんなどうするの？Twitter送るの？？声かけるの！？気持ち悪くね！？
ってか、普通のことなのかな…

いや、普通じゃないから！

ってか、自分の引きの強さに驚いた。

とにかくその偶然に、いろんな意味での恐怖を覚えつつ、私は絵に集中していた。

相手も忙しい中での束の間の休息だったかもしれないしと思い、目的地へ着き降りる際「いつも素敵な音楽をありがとうございます」と心の中で想いを馳せ、下車。
それぐらいはいいよね？なんてホームで自問自答しながら、私の奇跡は出発した電車と共に流れていった。

後になって友人にこの経験を話す。

「は！？まじ！？ってかそんな事ないよ、普通。ってか共通の友達とかも居るかもしれないし、あんたはデザイナーで相手はミュージシャン。同じような街に生まれて、お互い表現者なんだからメリットしかないでしょ。
しかも、繋がったキッカケも音楽でしょ！なんかそれも、あんたの名前に繋がってる感じがして、よりいいね。」

と。
私の本名は「音を奏でる」で「奏−カナ−」と読む。

そんな私は、ずいぶん前に取った4月に開催予定のBREIMENおかわりライブへ足を運ぶ。
春の音色に乗せられたこの奇跡のような思いを噛みしめながら、ライブを楽しもうと思う。

▶︎奇跡その2
フリーランス開始と共に、一番最初に書く記事についてずっと考えていた。
最近のコロナうんちゃらかんちゃらで、何を信じていいか分からない今こそ

『音楽は死なない』

と、真っ向から教えてくれたこのライブ。

外に出て冷たい風に当たりながら、煌めく東京タワーを見た時に『これだ！』と思い、帰ってすぐ書いたこの記事。
特に心に残ったのが、最後に出演したDino jr.さんからのMC。

忘れたくないからこそ、そこそこな時間だったけど作業を続け、知らなかった音楽を知ったキッカケにもなった夜は、私を全然眠らせなかった。
むしろ「なんて良い夜だったんだろう」と心がヒタヒタになっていた。

月日が過ぎて、Kroiのメンバーさんなどがいいねして下さって感動に溢れていた。

SNSが苦手だった私に
「そんな面白い事 内にばっか秘めてないで、表に出す事をしなよ！自信持って」
と言ってくれた友人に感謝しかなかった。

ワニも死んでしまって、昨日は暖かかったのにな〜なんて思いながら必要な備品を買いに電車に揺られ、とにかく明るい家電量販店に正気を吸われクタクタになりコーヒーを飲もうと、椅子にもたれかかり久々に携帯を触ると、Twitterから通知が。

まっ、まじか！！！！！
マスクの内側で完全に口元が叫んでいた。

Dino jr.さんが、記事を読んでくれた上にリツイートをしてくれていたのだ。

友人からのメッセージが再度、頭に浮かぶ。

そんな嬉しい事ってあっていいのかな。。。。。
書いて良かった、とは書き終えた時から思っていたけれど
様々なライブが中止や延期になり心が荒んでいた私に、とっておきのご褒美が舞い込んだ。私の元に、桜の開花と共にやってきた。
同時に、この間Netflixで見ていたこの世界観に似てるなと嬉しくなった。

Followers
https://www.netflix.com/jp/title/80233221

そして、この間ツイートした自分の思いも、間違ってなかったんだって嬉しくなった。（口悪いけど えへ）

こんなのさぁ。。。

一生応援するに決まってるじゃん！！！！！
だって、ライブも最高だったんだもん。

何が嬉しいって、高木さんとDinoJr.さんが仲良しってことね。
三人で飲み行ったらめちゃめちゃ美味しいお酒飲めるんだろうな。笑

▶︎3つ目のプチ奇跡
ライブ終わった後、Kroiのギター長谷川さんがいいねくれて優しさにホッコリしてたら翌週、都内の飲み屋をヘロヘロになりながら出たら本人（メンバー）に会う。笑
そこでも自身の引きの強さに笑う。
（心の中でマジかと思っている君、また翌週あたりに電車でえらい事が起こるよ）

みんななんなの！私の男版なの？行動範囲一緒なの？？笑
「ひ！すご！」と思い、恐る恐るツイートしたら（長谷川さんには思い切ってするんかい）オフィシャルからもいいねを頂き、あの時聴いた音が頭に流れてなんとも言えない雰囲気に包まれ、新曲最高〜と思って二軒目に行った。何が嬉しいって、その後飲んだお酒が最高に美味しく感じた事。

そして今Twitter見たら、Dinoさん同様、リツイートしてくれていた。感涙
みんな本当に優しいんだ、、よ、、、、

もう一度言うけど、一生応援するに決まってるじゃん！！！！！

この感情は幼い時、仮面ライダーやウルトラマンに握手してもらう事と似てるんだろうなぁ。
あの頃の記憶は消えないし、ずっと応援し続けるもんね。

私が出来る事を考えたとき、
やっぱりデザイナーなので自分自身が頑張って恩返ししたいな！

いつだって味方になるし、いつだって協力します！ここに宣言します。

コロナでみんなマスクしながらあなた達の音楽を聴き、どんな表情で聴いてるんだろうと心配だったはず。でも！

心が柔らかく優しい上に、音を奏でるあなたたちは素敵です。
いつもいつも歌うように守ってくれてありがとう！

遠隔だけど、みんなとお花見したような気持ちになった。

早く次のライブへ、大好きな口紅を塗っていけますように。

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