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BREIMEN × DinoJr. × Kroi 〜TOHANMEI TOUR〜/TOKYO

家に飲み物がなくって、唯一飲める炭酸の抜けたコーラをラッパ飲みする。
この間自宅でピザを頼む時に頼んだ残りだ。
それと、今日の夜ご飯はどん兵衛と納豆巻きだった。
なぜかって、「本人がサイン描きます〜!」というライブ終わりのスタッフの声につられ、金欠にも関わらず、気になるアーティストのアルバムを購入したからだ。

心がホクホクになりながら見たカラフルな東京タワー。
時刻はまもなく23時だった。

噂話や悲痛な言葉ばかりで、一体何を信じて己はどこに留まっていればいいのかと不安になるこの頃。
再来週とその翌週に控えた海外アーティストライブも見事飛び、悲しさでいっぱいになってたところ

『BREIMEN DinoJr Kroi TOHANMEI TOURは開催します』

の通知。
思わず「え!?」という、どちらの驚きか分からない感情のままオメカシしてお出かけ。@六本木VARIT

この状況なので、そこそこ早い整理番号だったけど10分前に着くようにし
地下へ潜ると、あれ!?意外といるじゃん!!!


18:40 LIVEスタート。
東京・大阪・名古屋3カ所のツアーにそれぞれのOPアクトが居て東京は

▶︎1 
ヘンショクリュウ からスタート。
http://hempshockdragon.com


言っていい?


めちゃめちゃ良かった…..!
思わずライブ終わりにボーカルさんが目に入って声かけたもんね!笑

こういう出会いがあるからライブってたのしいんだよぉぉ…って、
ま隣だったスピーカーからズンズン響くベース音に包まれながら、半べそで感じた。
「ライブってこれこれ!!!」 
「気持ちぃ〜〜」「好きだぁ」って思ったよ。

ボーカルの歌う、聴き心地の良い英語のような日本語が怪しいメロディーラインにのせられて、色で言うと紫みたいな感じ。妖艶。
でも聴いてて気持ちいい、
音漏れしてても「こんなの聴いてるんだぜ」って思わず自慢したくなっちゃうメロディー。

あとあと聴いたら、ボーカルさんはハーフだったみたいで
自分の長所を活かした、話すだけでもメロディーになる歌い方が印象的だった。
ドラムの顔がこっち側じゃ全然見えず、後々HPで確認。

帰りはApple Musicで聴きながら帰って、さっきもPVみた。好き。
Youtube多めだけど、端末でもっと聴けるようになるといいなぁ。

▶︎2
Kroi
https://kroi.net/
自分たちの個性や、得意なジャンルを活かしたアートワークが好みで、
初めて見るのを楽しみに来てきた5ピースバンド。
見る前にインタビューもいくつか読んだなー。
自分はお客さんを盛り上げてくれるバンドが好きで
(ってか意識して見てるのかも。海外だったらTheSTRUTSやVintageTroubleなど)
声張って盛り上げてもくれたし、あとは仲良さそうに演奏してる姿に惹きつけられた。
演奏中に1、2と音を止めて奏でる楽曲があって、
▷Fire Brain https://youtu.be/nbvH27y5qtY
バンド全員が目でなく体で音を合わせて演奏する姿に、さすがサマソニ出ただけのガッツと経験値、ライブに対するプロとしての熱意見たいのが見えて感動したな〜。

みんなが好きな格好して、楽しそうに、時にニコニコしながら演奏してるのがとっても良かった!
また、全然違う曲で「死んでもいい」って歌詞を歌った時は、暗くなりすぎない歌い方で逆に刺さった。
お〜いお茶〜って目をつぶって歌ってる姿は、日本で一番かっこよく商品名を奏でてると思う。
ボーカルのTシャツ選びと、ギターの髪型は天パなのか美容院行っているのか気になった。

▶︎3
BREIMEN
こちらお目当てだったので、こちらにて。

▶︎4
DinoJr
開始21時過ぎだったけど、お目当てと思われる女性客が、ほぼ変わらず最前ブロックに居て、登場前ドキドキしていたので「ファン層つよ!」ってビックリした。だってトイレに動くお客さん居なかったよ!大好きな証拠だ。
BREIMENとの楽曲もあるので、ライブ前ちょこちょこ聴いてたけど、口ずさんでいる人や体を大きく揺らしている人が多くて、もちろん私もその一員となった。
力強く歌う人って、何言ってるか分からずメロディーに押されがちな人もいるけど少し派手な格好で、端から端のお客さんをきちんと見るようにメロディーにのせながら真っ直ぐ歌う。
でも最初のMC前に、置いたはずのギターが思い切り倒れたり、2回目のMCで初日開催できた思いを熱心に伝えたと思いきや「最後の曲です」とまだ曲あるのに言ってしまったり、コーラスとベースの女の子たちに「えぇ〜!」なんて笑いながら突っ込まれるようなキャラクターなんだ、って知って余計に好きになったり。
「今回の実施に至っては、もちろん反論もありました」
と包み隠さず話す姿。
アーティストにもよると思うけどMC考えてる人と、その場のテンションの人がいる。
でも、「何を」「アーティストとして」「しっかり握ったマイクを通して」「来てくれたお客様へ」「どう伝えるべきか」
すっごくすっごくすっごく考えた内容のMCだった。
聞いてたらすぐわかったけれど、直前に考えた内容ではもちろん無いと思う。限られた時間の中で、自分の言葉で伝えるべきことを『4組目として』伝えてくれた。
きっと後ろの方で見てたアーティストの声も代弁してね。
コロナの中来てくれた人、来たかったけど来れなかった人、来ないと判断した人。
みんな間違いじゃ無いし、音楽を共有し、楽しむ人たちへ送られたメッセージでした。
歌いながら伝えるスタイル、言葉、しっかり届いたよ〜〜〜!

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