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楽な環境にいてはいけない

この記事は以下のような方に参考になるかと思います。

  • 今の生活に物足りなさを感じている方

  • ふと、自分は今のままでいいのかを考える方

  • 転職を考えている方

  • 書籍「FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略」を読んだ方


この記事を書いたのはこんな人

  • 30代ワーママ

  • 2022年頃から読書をはじめる

  • 興味がわいたビジネス本を読んで実践してみたことを「ビジネス本やってみた」としてブログに書いています。

バイブル本を読み直す

マコなり社長のYouTube動画に影響を受け、2023年12月にバイブル本を読み直しました。
影響を受けたYouTube動画はコチラ

この動画内で、かっこいい大人になるためのアクションプランの1つとして「バイブル本を読み直すー原点回帰」がおすすめされていました。
私が影響をうけたのはマコなり社長のこのことば。

読書で陥りやすい罠は、次々と新しい情報を入れて満足してしまうこと。(中略)
本当に大事なことは、あなたが「うわ この本いいな」と思った1冊に全部書いてある。
それをやるだけ。新しい情報はいらない。
1冊をバイブルとして完全に体現することを目指せばいい。
それだけでも、とんでもない人間になれる

マコなり社長YouTube動画_尊敬される「カッコいい大人」になる具体的なアクションTOP5

(ああ、この視点、私にはなかった)

面白そうな本を次々ポチっては、どんどん読み進め、ちょっと行動しては満足していた。
バイブル本を読み返す。そしてその本をとことんやる。

(すごくよさそう)

マコなり社長がいうように、動画を見終わった後すぐにバイブル本を読み直す日を決めました。

私のバイブル本

私のバイブル本は「FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略」です。

自分が置かれる環境をコントロールすることで自分を変えていく、という内容のビジネス書です。
仕事でプロジェクトリーダーだった時やその他たくさんのビジネスの場面でこの本のとおり行動し、成果が出た経験をしました。
「本に書いてあるとおりに行動したらこんなにも効果があるのか」と感動し、本ブログのテーマである “ビジネス本やってみた” を続けていこうと思ったキッカケの一冊です。

師走のある日、好きなマコなり社長の動画で知った 「原点回帰」
これは今すぐやろうと、本書を読み直しました。

刺さりすぎる言葉

「FULL POWER」に登場した言葉が今の自分に刺さりまくります。
本書で引用されているジム・ローンという著作家・講演家のことば。

楽な群れに加わってはいけない。成長などできないからだ。
パフォーマンスへの期待と要求が高いところへ行きなさい。

成長するには、期待と要求の高い環境にいること。
これは身をもって知っている。

今の会社でプロジェクトリーダーをしていた時がまさにこれだった。
周りからありがたくも「あなたならできる」という期待を多くかけていただき、それとともに求められる要求がとても高かった。
プロジェクト期間は約2年間だったが、本当に毎日大変だった。

こどものお迎えをするため毎日定時退勤する私は、次々と訪れるタスクの期限内に、期待される成果を出すことに精一杯だった。
家族に非難されつつ、家で夜中まで作業することもよくあった。
本当に多くの時間・気持ちを注ぎ込み、苦労し、努力した2年間だった。

成功の秘訣は「大変な努力を要する状況」を作り、注意を払いながらそこに適応していくことだ。(中略)
楽な人生では成長は手に入れられない。
ほとんどの人は妨げとなるものが少ない道のりを探すものだ。そのため、楽で怠惰な生き方に適応してしまう。

FULL POWER

その通り。

だが、
(き、きびしい)

プロジェクトリーダー時代の働き方は家族にはなかなか理解されず、家族を尊重したい気持ちと、仕事で求められる期待に応えたい気持ちとのバランスがとても難しかった。

またあの頃のような働き方をするのは・・正直躊躇してしまう。

けれど、この言葉にはとても共感できる。
厳しいけど、私はその通りだと思う。

楽な環境にいては成長はできない。
パフォーマンスへの期待と要求が高いところへ行きなさい。

環境を変える

この言葉をきいて やはり転職を考えよう、環境を変えよう と思った。

「楽な環境にいては成長はできない。」

今の自分の状況を見返す。
プロジェクトが終わり、私に期待をかけ続けてくれた上司も退職してしまった。
今、毎日は非常に穏やかで、かつ非常に楽である。
周りの人との関係性はよく、職場での居心地はとてもいい。

でもこのままでいいんだろうかと何度も思う。。。
なんだか物足りない気がする。

✔ あわせて読みたい
転職活動に至った経緯やエピソードを以下に書いております。ご覧いただけましたら嬉しいです。

そんななか、バイブル本「FULL POWER」を読んで思った。
「今の環境を変えてみよう」


今の人生から自分を切り離すのは簡単ではないはずだ。
その生き方に利点がなければ、そもそもあなたはそこにいなかっただろう。
まずは今の生き方の利点を認めよう。
あなたにとって今いるところは快適なのだ。
そのため、今のあなたのアイデンティティを作り上げている多くを取り除くのは難しいはずだ。
しかし、次のレベルへ進化したいのなら手放さなければならない。

FULL POWER

(なんだこのタイムリーすぎる言葉は・・・)

今いる場所の快適さ、居心地のよさはとても手放し難い。
それはどうしてか。
こんなにもこの文面が刺さるのはどうしてか。

・・・

格別嫌なこと、どうしても避けたいことがあるわけでもないのに転職なんて考えて大丈夫だろうかと、迷う気持ちがずっとあった。

でもこれでいいんだ。
環境を変えよう。


選択肢を減らす

転職活動中の私が本書を読み、決意したことが1つある。
「転職先選びでもう他社比較はしないぜ」

転職活動をはじめて3ヶ月が経つ。

転職エージェントさんから求人情報を紹介いただき、数社へ応募した結果、現在1社だけ、選考が進んでいる。
その企業への希望度は高い。
労働条件や仕事内容、上司となる方の人柄なども確認し、いいと思っている。

でも転職って同時並行で他社も比較し、検討すべきだよね?
登録しているどの転職エージェントさんでも言われる。
選考が進んでいても、比較材料として他社への応募は続けるべきだと。
どこでも、どんなサイトでもそう言われている。

・・・
でもそんな気になれない。

(どひゃー)

いいと思っている企業が進んでいるのに、他社に応募する気になんてなれない。
この考え方はきっと非常に危険なんだろうな。

応募しないと。
他へもっと。
早くやらないと・・・・

しかし・・・どうしても気乗りしない。
ど、どうしたら。。
そんな時、本書の選択肢についての主張が心に響いた。

選択肢がありすぎると決められない状態になり、確信し切れないまま選ぶことになる。
自分が選んだものに不安が残ってしまう。
自分の選択肢は果たして正しかったのかと考えてばかりになる。

FULL POWER

確かに。考える、考える。

選択肢は減らせば減らすほどいい。
選択するものが少なければ少ないほど、選んだものはより強力になる。
機会費用を受け入れよう。
もっと良い選択肢があるのではないかという不安は手放そう。(中略)

不要なものを全て取り除いた庭が、どれほど効果的に果物の実を結ぶのか、あなたはきっと驚くだろう。

FULL POWER

(なんだこのタイムリーな言葉は・・・(2回目))

選択肢が少ないほど選んだ選択はより強力になる
そういうことだったのか。
選択肢は減らすべきだとよくきくし、その意味も知っているつもりだった。
自分の取った選択肢がより強力になる
そんな効果もあるのか。

(そうなのか!!)

そして自分の転職活動を考える・・・
・・・

1社だけを見ていればいい。
いい。いいんだ。

もしこの1社が通り、入社した後、思っていたこととは違うと辛くなっても、私はそのまま頑張れる。
やっぱり他社にすればよかったと思う余地は設けないようにしよう。
今の自分の気持ちに従おう。

転職が成功か失敗かは、入社した後の自分の行動で決まるんだ。

(そうだぁああ!)

ということで、
これ以上他社を見ることなく、比較検討することなく、今の気持ちをこうしてブログに打ち込んでおります。

環境が私をつくる

この本、こんなに胸打たれる描写あったっけ。
「FULL POWER」を読んでいて、今の自分にあてはまる文面が多すぎて驚いた。
なんとなく私のバイブル本といったらこれかな程度で選んだけれど、今回の読み直しで確信に変わった。
これは私のバイブルだ。

(これだ!)

これから何か迷ったり、これでいいのだろうかと不安になったら本書を読もう。
たぶんまた今回のように、背中を押してくれることばが見つかるだろう。

今日は家族に時間をもらい、一人近所の喫茶店でモーニングをしながらこの記事を書いた。
転職活動もそれにおける私の気持ちも、家族は理解し応援してくれた。
本当にありがたい。

今の私は今の職場や家族、いままで読んできた本のおかげでここにあると感じる。
最後に本書の大好きなセリフの1つを紹介し、今日は締めたいと思います。

わたしが本書を書いた主な理由は、
あなたは変われるのだと証明したかったからだ。

あなたは固定された存在ではない。
あなたは、自分の周囲に何があるかによって変わる、相対的存在なのだ。
あなたはかなり劇的に変わることだってできる。

しかしもし自分だけに焦点を定めていたら、こうしたことは絶対に実現できない。自分を一番に変える方法は、自分の外にある環境を活用することだ。
環境を変化させれば、自分が変わらざるを得なくなる。

FULL POWER

今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
来週またお会いします。 ではっ

※本記事は私のブログ 過去記事より(noteではなくて恐縮です)


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