だれかの戯言

精神的にハンデを抱えながらも色んなことにチャレンジしながら生きている23歳です。ここで…

だれかの戯言

精神的にハンデを抱えながらも色んなことにチャレンジしながら生きている23歳です。ここでは誰の目も気にせず、その時その時のホンネを綴っています。

最近の記事

突き抜けたい

誰よりも突き抜ける  

    • 「考えない」ができた日

       タイトルの通り本日の最大の収穫は「考えない」ができたこと。 私の頭の中はいつもいつも、未来への大きな希望、それと同じぐらいの大きさの不安で埋め尽くされていた。  処方されているお薬を、信じて飲み続けていた甲斐があったのか、日々の自己分析が効果を発揮してくれたのか、守られた環境で安定した生活を送っているからなのか、要因は様々だろうが、自分の状況と、感情を分けることができたような感覚がある。だから、ここ最近ずっと悩まされていた多動も若干落ち着きこうして一日を振り返ることができ

      • 頭を殴られたような衝撃を受けた。何度も「気が仰天した」と口にしてしまったが、本当にその言葉通りだったと思う。  高校時代のクラスメイトの悲報が入った。クラスメイトなので私と同い年の23歳。死因は現時点では知らされていないが、自殺の2文字が頭をよぎる。勝手に決めつけてはいけないので、情報が入る時を待とうと思う。  その日はいつも以上に寝付けなかった。人の死とはこんなにも人の心に影響を及ぼすものなのか。正直その子と仲が良かったわけではない。顔を合わせたら挨拶をする程度の仲だ

        • 絶対に読まれたくない話

           年上の人を好きになったことがある。いつでも冷静で、たまに面白く、落ち着いた人だった。好きになった背景には、性被害と言っていいものか、かなりグレーな被害にあい、自分の中で整理が付けきれず、藁にも縋る思いで周囲に相談しており、その中でも親身になって、冷静に話を聞いてくださり、私の代わりに怒ってくださった出来事がきっかけだった。  弱っている時に、少しでも優しくされると、すぐにそちらへ流れてしまう私。自分でも情けないし、恥ずかしいなと思う。  その方はコーヒーが好きだった。当

        突き抜けたい

          非日常の連続

           誰かに読まれることを目的としていないとはいえ、リアクションをもらえると嬉しいものだ。矛盾しているが、誰にも読まれない安心感が心地よい。  着飾っても着飾らなくても、だあれも気にしていないのだから。着飾りたい気分の時には着飾った言葉を並べ、着飾りたくない時には投げやりな言葉を並べる。それに対して何か文句を言う人は誰もいない。  わたしに興味を持たない人、わたしのことを苦手とする人に対して労力を費やすことを辞めてみる。もちろん、必要最低限の関わりは保つ。変に気を遣うことをや

          非日常の連続

          まとまりのない文章を書こう

          最近読んだ本の影響から「矛盾」や「グレー」から湧き出る何とも言えないエネルギーに魅力を感じるようになった。誰にも書けないような尖った、面白い文章は書けないが、私自身の「矛盾」ならいくらでも綴れるのではなかろうか。 ここ最近の最大の矛盾  自ら警察に連絡して逮捕されようとしたこと。きっと本音の本音は逮捕なんてされたくなかっただろうに、その時は「私は逮捕されるべき人間だ」「一定のルールの中で暮らしたい」そう強く願った。その行動に至る背景には様々な出来事・感情があったわけだが、

          まとまりのない文章を書こう

          恋愛って何

            私はこの恋愛に関しては、嫉妬しないと思っていた。私以外の女の子ともたくさん関わって、それでも私が良いと思えるのであれば戻っておいで。なんて、先輩風を吹かせていた。しかし日が経ち、彼が他の女の子に「かわいい」という姿を見た時若干の不安を抱いた自分に驚いた。  彼を見ていてわかるのは「かわいい」「推し」などの発言は、口癖のようなもので、素直にそう思った時に感情表現しているのだということ。  そしてふと考えた。これは、恋愛なのだろうか。それとも依存や執着なのだろうか。いまだ

          しなやかな軸

           noteで他の人の投稿なんてほとんど気にしたこともなかったが、ふと目に入った投稿があまりにも繊細かつ美しく、心奪われる文章だったため、私は若干落ち込んだ。誰かに見られたり、いいねをたくさんもらうことは目的としていないとはいえ、自分の心の整理と同時に私もあの文章のように、繊細で美しい言葉を綴りたい。完璧主義が故、一度目指してしまうと執着してしまうので、できる時にできる範囲でを心掛けたい。 他人軸はギフトだと思う  とある先輩から言われたこの言葉が胸に刻まれている。きっと私

          しなやかな軸

          優生思想に支配された現代社会

           私はできない私を差別していて、私と同じような人々をも差別している。 優生思想とまではいかないが、それに近いものがあることを自覚している。思想は自由だが、言葉にするかしないかは大きな差。生まれながらの白黒思想の完璧主義が招く思想なのか、それとも私に知識や教養がないから生じる思想なのか。要因として両方あるように感じるが、意外なことに視聴を選択するユーチューブは障害者のドキュメンタリーや戦争、差別や人権について訴えかけるものばかりで、至って真剣に見ているし、どうにもならない現実に

          優生思想に支配された現代社会

          もう、逃げない

           ずっと「頑張らなくてもいい理由」を探し続けてきたようにも思える。 その積み重ねが、生きることを放棄したくなったのだろうか。それとも、頑張っても報われない現実に嫌気がさして、生きることを放棄したいから「頑張らなくてもいい理由」を探すようになったのだろうか。  「できない自分自慢をしているようにしか見えないし、人をコントロールなんて普通の人は思わない。」  この文字が目に入った瞬間、私は送り主に怒鳴り込みに行くことを決めた。怒りなんて今までにあまり感じたことはなかったし、感じた

          もう、逃げない

          足元

          【母から見た私】  うちの子は幼いころから、癇癪もちで、こだわりが強く、それはそれは育てることに苦労した。言うことは聞かないし、どちらかというと人見知りだったので私以外の大人を受け付けられなかった。そんな中、瑞葵を一生懸命に愛して、たくさんの経験をさせながら、一生懸命に育てた。それなのに、何だか思うような子には育ってくれなかった。危なっかしい大人になっている。 【私から見た家庭】  団地に住んでいたので、そこでできた同年代のお友達とまるで暴走族のように広い敷地内を自転車で暴

          親友とパートナー

          自分に素直に生きると決めてからありとあらゆる手段でそれを実行してきた。TikTokでの発信もその一つだ。人との関わりにおいても、この人と一緒にいたい!と思える人の元へ行き、落ちた時も調子の良い時も、その時その時の感情を噛み締めながら生きてきた。 するとどうだろう。 まず、親友ができた。私がどん底の時寄り添ってくれて、元気な時には一緒に対話したり、カフェへ行ったり。もちろん距離が近くなったり離れたりもするのだけど今の関係性が私にとってとても心地よい。 次にパートナーができた

          親友とパートナー

          自分に素直に生きていたら何がおこるのか

          「病気と共に誰よりも素直に生きていく」と決めた日から、まじめな性格の私はそれを実行してきた。会いたい人に会い、素直な気持ちを伝え、愛いしたい人を愛し、症状が出そうなときは、そのまま出した。 いつの間にか、私の周りは、愛であふれていた。 今まで、私は愛情を受け取るバケツの底が抜けているのではないかと思っていたが、今はそのような感覚がしない。自分でも、不思議なぐらい。 まず、こんな場所で働きたいなと思える場所からお声がけいただいた。 お母さんと呼べるたくさんの人に出会えた。

          自分に素直に生きていたら何がおこるのか

          ここで昇華させてください

           「死にたい」という言葉は自分から逃げる言葉だ。そう言われた時、私の心の中に氷が張る音がした。自死で命を失った人や、その遺族にも、同じ言葉を言えるのだろうか。と思うし、私も私で身体の病と懸命に闘病している人の目の前で「死にたい」と言えるのだろうか。とも思う。自分の中に取り入れて解釈しようと向き合ってみたが、すぐに限界が来て大量に薬を飲んだ。それでも、私、向き合ったんだよ。  「あなたは自分から逃げている」と、他人に向かって言うことを選ぶ人がいてもいい。しかし私は、仲間のどうに

          ここで昇華させてください

          愛を求めていたら愛に溢れていた話

           私は愛を受け取るのが下手くそだと悩んでいた。愛情を受け取るバケツがあるとしたら、きっとその底が抜けていて、いくら注がれても流れていってしまっているような感覚だった。だからきっと良かれと思って与えてくれている愛を受け取れないから、私と関わって嫌な気持ちになる人は一定数存在することは間違い無いだろう。全力で愛を伝えてくれる人がたくさんいるのになぜ私は素直に受け取れないのかと自分で自分を責め続けた。  親友が企画したキャンプに参加してから、受け取れなかった周りの愛を感じることが

          愛を求めていたら愛に溢れていた話

          価値

          昔からずっと、何者かになろうと足掻いている。今は経済的に貧しく仕事もないため、ただの貧乏人。心が弱い、貧乏人。 心が弱くて貧乏って救いようがないじゃないか。 何者でもない私の生み出す言葉や文章に価値はない。 クリスマスイブに路上で歌いながら通り過ぎてゆく人々を横目に流石に心が折れそうになった。どうやら私の生み出す音楽にも価値がないようだ。1時間歌って足を止めてくれたのはたったの2人。私を知らない世間の人々の評価はとてもシビアで現実的であった。 路上で歌い始めるようになり