テレワークのポイントは、自分の"仕事スイッチ"を知ることである
コロナ化で一気に広がったテレワークという働き方。
皆さんテレワークしてますか?
ウチは小さい会社で全くといっていいほどできておらず、毎日きっちり出社しています。
ダメダメですよね、、、
本日は社員700名が入社してから一切顔を合わせることなく、完全テレワークを実施している会社のお話から、テレワーク導入のコツについて記したいと思います。
人事や秘書、経理業務を企業から請け負うキャスターという会社。
この会社は採用面接に始まって入社後も、同僚、上司と直接顔を合わす機会は一切ないそう。しかし、業務は基本的に個人単位でなくチーム単位で進められ、午前9時になるとチームメンバーがパソコンを立ち上げ、始業するそうです。
社長の中川氏によると、多くの人は、会社に着くまでのいくつものプロセスが「仕事へのスイッチ」になっている、とのこと。
着替えをして、自宅を出て、通勤電車に乗る。スイッチは、一種のストレスでもあり、そうしたストレスが良い意味で仕事モードに切り替えるためのきっかけになっているそうです。
「本人は気付いていないが、満員の通勤電車に乗ることが仕事へのスイッチになっている人は結構いる」らしいです。
ところが、自宅勤務になると、こういった動作は省略される。では、いくつかの仕事へのスイッチがなくなってしまった在宅勤務で、社員はどうやって働きやすい職場を構築していけばよいのでしょうか?
まず、キャスターで、在宅勤務を始める従業員たちに最初に求めるのが、自宅やカフェでオフィスと同じ環境をつくるということだそう。
それは椅子や机といった設備面の話ではなく、周りに人がいてガヤガヤしているほうがいいのか、静かなほうがいいのか、要はどんな環境であれば自分が仕事に集中できるかを考える。
これは、オフィス勤務のときにあった小さなスイッチを自宅で再現するということ。
オフィスでコーヒーを飲むことがスイッチになっていたのであれば、それを家でも同じようにすればいい。
また、これまで、オフィスでは緊張状態の中であったからこそ、仕事に集中できたと考える人も多いと考えられる。
しかし、中川氏は「リラックスしても仕事に集中はできる。スポーツに例えると分かりやすい」とし、発想の転換を求めています。
好きな音楽を聴いてリラックスをしてから試合に臨むというスポーツ選手は多い。
もちろんその人の性格にもよるが、リラックスすることで、受け身的だった仕事への取り組み方が前向きに変わる可能性もある。
必ずしも「集中イコール緊張ではない」のだそうです。
仕事のスイッチ、皆さんは考えたことがありますか?
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