『部首』[たま・たまへん・おうへん]~筆で書いてみました。~
王は玉が偏になるときの形で、王とは関係ありません。
玉をもととして、いろいろな種類の玉や、玉製のもの、玉の状態、玉を細工することなどに関する文字ができています。
※「玉」{ギョク・たま}・・・象形。3つの たま を縦のひもで貫きとおした形にかたどり、たま の意味を表します。
<漢字例>
「班」{ハン}
・たまへん
・会意文字
・2つに分けた玉 + 刀
→刃物でわけて、天子が諸侯にしるしの玉をわけあたえる意味。
→一般に「わける」の意味を表します。
「理」{リ}
・たまへん
・形声文字
・王(玉) + 里(すじ の意味)
→玉のすじ、きめ などを美しく見せるように、みがく、おさめる の意味を表します。
<漢語林 参照>
※漢字のなりたち(象形・指事・会意・形声)についての説明は、こちらをお読みください。
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