やめられないとまらないDuolingoでの言語学習
Duoliingo(デュオリンゴ)というアプリをご存知だろうか?
あらゆる言語を無料で学ぶことができる大人気アプリである。僕が大学生のときからお世話になっていたのだが、調べてみるとiOSでは2012年からサービスを提供していたらしい。もうかれこれ10年以上の歴史になるとは。
学生だった当時は、Duolingoでの学習を「始めては、やめて」を繰り返していた。学習のどこかでつまづくと、ライフがなくなり、次の日にはめんどくさくなる。だが、社会人になって僕の友人がフランス語を毎日学習しているのをみて、久しぶりに使ってみるかと、言語学習のやる気に火がついた。
ちなみに、日本語を使用して学べる言語は以下の4種類。
英語
韓国語
中国語
フランス語
↓↓↓日本語を使用した学習コースリスト↓↓↓
もし英語を使って学ぶことができれば、学習できる言語の数は39にも及ぶ。なかには、高地ヴァリリア語やイディッシュ語、ナバホ語というような、「なんじゃそりゃ」とつい声を上げたくなる言語まで学ぶことができる。ちなみに、上記3つのなじゃそりゃ言語は、それぞれ
高地ヴァリリア語
→アメリカのSF小説『氷と炎の歌』で登場する架空の言語イディッシュ語
→東ヨーロッパ出身のユダヤ人の言語ナバホ語
→アメリカ合衆国南西部のインディアン部族、ナバホ族の言葉
らしい。
↓↓↓英語を使用した学習コースリスト↓↓↓
いやいや、存じ上げませんでした。そしてなるほど、これは幅が広い。
もちろん、有名どころの言語もそろっていて、もし英語がそれなりに堪能であれば、まず学べない言語はないと言ってもいいだろう。
アメリカ発の言語学習アプリなので、英語を使用した学習コースが豊富なことには文句は言えない。だが、日本語に対応して4言語も学習できるのは、なかなか嬉しい人も多いのではないだろうか。特に、最近は韓国語を学習したいという需要が高まっている。無料で学べるのであれば、とりあえずダメ元でも一度やってみる価値がある。
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ちなみにだが、僕はポルトガル語を学習している。
キリよく1月1日から学習し始めて、今日で12日目になるが、三日坊主の僕にしてはだいぶ頑張りを見せている。これは僕が学生時代よりもやる気に満ち溢れているからだろうか。
いや、この継続の要因はそれだけではない。
やってみて感じることとして、第一にDuolingoがアプリとして格段におもしろくなっているということが挙げられる。ライフを消費せずに復習をして経験値を貯められたり、ストーリーを聞いて読んで問題に答えたり、獲得した経験値に即して世界中にいるDuolingo学習者と競うことができたりと、なかなか学習意欲がかき立てられるのだ。
また、ヒントが多いのもありがたい。わからない単語や忘れてしまった単語があっても、その単語に下線が引かれていればそこをタップするだけで答えを教えてくれる。Duolingoはとてつもなく優しいのだ。
そんでもって、Duolingoの緑色をした鳥(ふくろうのDuo)からのリマインダーが、なかなか励みになる。「5分でもいいから、やらない?」みたいな感じでくるから、「じゃあちょっとやるか」といって始めると、気がついたら15分くらい学習していたりする。文字通り「無理なく気軽に」学習できるのが、このDuolingoのすばらしいところなのだ。
ゆえに、このアプリにはどハマりしている。
もうこれは、しばらくやめられない。
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言語の習得には、毎日の小さな積み重ねが大切。
だからこそ、Duolingoアプリの「ちょっとのやる気をかき立てる」工夫というのに、たいへん助けられている。
僕も学習を始めてまだ二週間経たないくらいなのだが、何かとポルトガル語を読んだり聞いたりすることに自信を持ててきている。毎日ちょっとずつ進めるなかで、これまでの復習をいい具合に出してくれるので、ゲーム感覚で学習を進めるうちに自然といろいろ身についているらしい。日常生活の中でも、「これはポルトガル語で言うと〇〇かな」なんて、勝手に頭の中で復習していたりする。
いやはや、成長の実感しかない。
とりあえずは1ヶ月継続して学習することが現在の目標だ。今年の目標としても「Duolingoを毎日学習する」としているので、毎週・毎月のハードルをひとつひとつクリアしていけたらと思う。
小中の英語の授業にもこのDuolingoを取り入れたらいいのに。
ちなみに、僕の勤める小学校ではこのアプリを児童のiPadにダウンロードすることが可能だ。だが、謎に中国語しか学ぶことができないということで、宝の持ち腐れだなと思わざるを得ない。(おそらく、中国にバックグラウンドを持つ児童向け?)
このDuolingoを通じて、たくさんの人に新たな言語を学ぶ楽しさを知って欲しいものだ。
最後に、Duolingoが掲げるミッションを紹介しよう。
最高のミッションステイトメントである。このような素敵なことを掲げられてしまえば、もうついていくしかないではないか。
2024.01.12
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