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脳が疲れてしまう前に

最近もっぱら、仕事を終えるなりくたびれて何もできなくなってしまう。

帰りの電車の中では読書をしたりはするのだが、もう疲れと眠さとがまさって目をつむってしまう。それはそれでいいとする自分がいる一方で、せっかくのプライベートの時間を好きなことに使いたいという自分がいる。そんな葛藤があるのだ。

家に帰ればご飯を食べて、たまに運動などもしたりはするが、やることをしてお風呂に入ってしまえば、体はもうおやすみモードに入ってしまう。つまるとこと、勉強やnoteを書くような何かクリエイティブなことというのが、仕事を終えてからでは何も手につかないのだ。

それが最近の悩みである。

まあ通勤時間も長いので自分の時間をつくるということはそもそも難しいところではあるのだが、そこをなんとか打破したいところ。とはいえ、いろいろと試行錯誤しながら感じることとしては、だいたいの作業が朝や午前中にはかどるということである。

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夕方以降に何もやりたいことがはかどらないというのは、脳が疲れている証拠でもあるのかもしれない。1日に何千何万という取捨選択と思考を回しているので、そりゃくたびれる。だから夕方以降の判断には甘さが出るし、寄り道して甘いものを買ってしまったり、そんな行動も見られるのだ。

だから、朝という時間は貴重な時間である。
脳が一番元気なタイミングが、朝。いろいろと頭を使うごとに疲れていき、しまいには甘いものを買ってもいいサインを簡単に出してしまう。脳はその時々の疲れ具合によって、全く異なる性格をみせるということを僕たちは肝に銘じておくべきだろう。

そういうことを踏まえれば、勉強やクリエイティブな作業は朝や午前中に終わらせてしまうのが賢い判断だ。もちろん、その人によって朝が得意・不得意というのはあるだろうが、午前中に仕事がはかどるという人が多いのかもしれない。だから、勉強やnoteも本当は仕事に行く前に時間を取るべきなのであって、とすれば、いかに早起きするかが肝になってくる。

以前は4時起きして勉強したりやりたいことをしていたな〜、と考えながらこのnoteを書いてはいるが、まあそれはそれで大変ではあるのだ。

つまるところ、バランスを見てちょうどいい寝る時間・起きる時間を見つけなくてはならない。自分に合った時間を考えて、自分自身に投資してあげる。それが豊かなプライベート生活を送る第一歩なのだろう。

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そういえば、最近は小学校でも授業を午前中に終わらせてしまおうという動きがある。

これはこれで面白い動きなのではないかと思うのだが、そう簡単には行かない部分もあるらしい。たしかに、集中力が高いうちに勉強はできるかもしれないが、午前中に勉強を詰め込む代償はいろいろとある。給食の時間や、休み時間や、読書の時間や、etc。まだ試験的な取り組みなのでボロはたくさん出るだろう。とはいえ、発想としては、個人的には悪くないと感じる。

小学校に勤めるものの体感として、やはり午後の授業のしんどさというのはおおいにある。だいたいの子供たちがくたびれて、給食でお腹いっぱいで、眠くなっている。テンションはいつも駄々下がりで、そんなテンションでもできる授業に入れ替えることだってある。そんな子供たちを見ながら「そうだよな〜、眠くてくたびれたよな」なんて同情もするが、そんな側面をよく目にするからこそ「授業を午前中に終わらせる案」は、改良に改良を重ねていって欲しいなと願っている。

僕ら大人の脳も疲れるのだが、なおのことである。
やるべきことをさくっと午前に終わらせて、あとはまったり午後にやる。そんなゆとりが、子供の世界にも、大人の世界にも合ってもいいのではないだろうか。

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とまあ、ここまでで僕の悩みは1ミリも解決はされていないのだが、とりあえず朝の時間を作るためにも、いつもより30分早く寝て、30分早く起きてみるのもいいのかもしれない。

朝の時間は貴重である。

本当は散歩までしてのんびりとした朝を迎えたいのだが、それはまだまだ先のレベルであろう。

まずはプチ早起きと、プチ朝活から。

2023.11.07
書きかけの手帖

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