エージェントはいろいろな所を平行で使いながらがいいですか？
こんにちは！ぴーなっつです。
ぼくは普段、美容クリニックに転職したい看護師を専門にキャリアサポートをしています。
求職者さんからこんな質問をいただきました。
『エージェントはいろいろな所を平行で使いながらがいいですか？』
今回この質問に回答していきます。
いろんな所を並行して使いながらがいい
はい。いろいろ使ってみてください。それだけ可能性が広がります。
ということで、ご回答としては以上になってしまうんですが、これだけではあまりにも物足りない感じなので、あくまでも「いろいろ使ってみた方がいい」ことを前提にしつつ、「並行して使わない方がいい」もしくは「並行して使わなくてもいい」ケースについて考えてみましょう。
コミュニケーションがめんどくさい
コミュニケーションがめんどくさく感じてしまう人は、いろいろ使わない方がいいかもしれません。
転職活動は、基本めんどくさいことの連続です。
求人のオファーをもらってからは、割とカツカツなスケジュールで書類の準備や面接対策を詰め込んでいかないといかない感じになります。
ただでさえ、仕事の合間の限られた時間で進めないといけなくてしんどいのに、数件からの連絡に対応しながら進めていくのは結構なストレス。
かといって、レスポンスが悪くなると「このひと本気度低いな」と思われて、対応の優先度を下げられてしまうリスクもあり、そうなってしまうなら最初から依頼先をしぼった方がいい、という考え方もあります。
なので、キャパに自信がない人は並行して依頼しない方がいい可能性が高いですね。
依存度が低い
ほとんどのケースで、エージェントの価値は「求人案件の見極め」と「選考への対策力」です。（それ以外にも条件交渉や公開案件などのメリットもありますが、これには求職者自身のスペックが必要。）
なので逆に見れば、エージェントよりもその辺の経験値や能力が高ければ、わざわざ頼る必要はないです。
当たり前ですけど、エージェントにだって新卒もいるし、成り立てほやほやの人もいるわけですよね。
新人エージェントが社会人経験10年で転職経験10回とかの人の役に立つイメージはあんまりしないです。
それでも、一応業界のプロに帆走してもらった方が心強い場合もあると思いますし、いつもお世話になってる方がいたりするなら、そこは頼ればいいと思いますが、闇雲に依頼する必要性は低そうでです。
特に細かいこだわりがない
求人案件にあんまり細かいこだわりがない人も、そこまで一食懸命になって依頼先を増やさなくていいかもしれません。
とかって言うと、
「いや、今後一生働くかもしれない職場なんだから、こだわりたいに決まってるでしょ」
と思う人きっといますよね。
でも実際のところ、「何にこだわってますか？」と聞くと、具体的な要素が上がってこない人が実は大半です。
これってどういうことかというと、「職場選びのときに重要視したいことって、実はそこまでいっぱいあるわけじゃない」ってこと。
確かに、転職って人生に大きく影響する、とっても「大事なこと」なんだけど、だからといって必ずしもたくさんの選定条件がないといけないわけじゃないんです。
というか、実際のところ本当に重要なのは、そもそもの業務内容と雇用条件的な幾つかのポイントぐらいなので、それらが抑えられてる職場から選れば、それで大丈夫な場合も多いです。
そしてこのケースに当てハマる人も、躍起になって候補の求人案件をかき集めなくていいんじゃないかな、と思います。
逆にこだわりが超具体的
最後ですが、前の項目とは真逆のパターンでこだわりがめちゃくちゃ具体的、というか「このクリニックに入りたい。それ以外なら転職しない」と決めてるパターン。
この場合も、複数のエージェントに依頼する意味はないですよね。
1件相談してみて、希望する案件を持ってなければそこはサヨナラ。また次のところに相談。という方法でいいはずです。
というわけで、今回は「エージェントを複数使わない方がいい（使わなくてもいい）ケース」をご紹介してみました。
少しでも参考になれば嬉しいです。それではまた！
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