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「できる・できない」の仕分けなんてしてないで、頑張りたいやつは勝手に頑張りなさい。

こんにちは!ぴーなっつです。

ぼくは普段、美容クリニックに転職したい看護師を専門にキャリアサポートをしています。

「"シゴデキ"崇拝は危険」というテーマで数回にわたってお話ししてます。

まだ見てない人は先に第1回からどうぞ↓

内容をざっくり説明すると、Youtubeで見つけた、

「看護師の仕事ができる・できない人とは?~できる人になろう~」

という意識高い系動画があんまりよくないな、と思ったので、別の視点から解釈を加えています。

今回は「よくない」と思った理由その⑤。

それではいってみましょう。

⑤「できる・できない」思想の根本は人種差別と同じ

動画では、一貫して「できる人は尊い。できない人はヤバいやつ」みたいな思想が展開されているんですけど、これに対してぼくはこう思うのです。

「できないことがそんなにダメなことかね?」と。

いや。ぼく自身のマネジメントの経験を踏まえて、もっと明確に言えば「できないこと」自体は別にダメなことじゃないです。

③のとこでも触れたんですけど、「何回もおんなじことを聞てくる人がヤバいんじゃないくて、そのことをヤバいって言っちゃう人がヤバい」って話をしました。

(詳しくは下記参照)

要するに、本質的によくないと思うのは人を「できる・できない」で仕分ける行為だってことですね。

ほんとなら、できる人とかもっと頑張りたい人にはそういう役割を、できない人とか別にできたいとも思ってない人は、そういう人なりの役割があればいいだけなのです。

得意不得意とか好き嫌いで、ひとによってやる仕事を調整すればいいだけなので。

なのに。シゴデキ崇拝系の中の一部の人が「できることが正義」と勝手に言いだすところから始まり、それだけならまだいいんですけど、「デキないことは悪だ」みたいな思想に発展していくのが典型なんですよね。

いやいや。そんなこと言ってないのにな。という感じなんですけど、なぜか社員同士の中そうなっていく。

この話って根本的なところでは、生まれつきの個体差ってもんがあるので、遺伝子に恵まれた人とそうじゃない人を同じ次元で比べる意味ってなんなの?って話になるんですよね。

その観点でいうと「できる・できない」の仕分けってイジメの発想とすごく構造が近いな、とも感じるのです。

あと、そもそもなぜ?誰が?そういうことをするかというと「下方比較」って心理現象が関係してる気がしてて。

自分に自信がない人って、「自分の優位性を証明するために他人を責める」ってことをやりがちなので、そういう理由からも「自分本位」かつ「非生産的」だな、と。

まとめると、「できる・できない」の仕分けなんてしてないで、頑張りたいやつは勝手に頑張れよ。って感じです。

以上、参考になれば幸いです。それでは!

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