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#05 あなたの仕事の価値は?
皆さんは、どんな仕事をしているでしょうか?また、まだ仕事をしていないという方は、どんな仕事をしようとしていますか?仕事を考える際に、一つ考えてほしいことがあります。その仕事は、どんな価値を生み出しているか?です。武井壮さんのyoutube動画、「大人の育て方」を知っていますか?あなたが、いかに何かの世界一のプレイヤーであっても、それを評価する人がいないとなると、それは価値がないことになってしまう。その仕事で食べているか、収入が多いか少ないかは、いかに多くの人に価値を提供できているかに、掛かってくるということが語られています。(もちろん、それ以外にもむちゃくちゃ為になるお話です)
まだ、見ていない方は必見です。ぜひ、お子さんがいる方はお子さんと一緒に視聴することをお勧めします。
この仕事の価値ということについて、ここでは少し違った尺度からお話をししていきます。仕事の価値には次の3つがあります。全ての仕事は、ここに当てはあります。
■増減の仕事
■変形・変質の仕事
■創出の仕事
の3つです。実際の仕事においては、上記三つが組み合わさったり、二つが複合していたりと複雑です。
■増減の仕事
増減の仕事とは、「A➡±A」という仕事です。たとえば、武井壮さんの言うスポーツで食うというのも実はこの仕事です。100m走であれば、いかに記録を短くして早くゴールするのかを競う仕事ですし、サッカー選手、クリケットの選手は点数をいかに入れるのかを競う仕事です。あまり、そういった認識のサッカー選手は、いないと思います。子供に夢を与える仕事とかみんなの希望になる仕事、勇気を与える仕事ということもあると思いますが、それをかなえるためにも点数を入れ続けたり、記録を伸ばし続ける必要があります。
物を売ったりする仕事は、増減の仕事といえます。いかに多く売れるのかを考えて毎日の仕事をしています。物を売る仕事の中でも、担当部署によっては、減らすことが仕事の場合もあります。商品の不良数やクレーム数や率といったものを減らすために日々働いている人もいます。
■変形・変質の仕事
変形・変質の仕事とは、「A➡B」にする仕事です。上記のイラストイメージですと、さまざまな商談や意見、会議の内容をまとめて一枚の書類にする仕事です。質を変えたり、編集したり、組み合わせを変えたり、改造したり、規則を変えたり、やり方、外観を変えるといったことがこの仕事になります。たとえば、住宅リフォームの会社であれば外観・機能を変えてそれを増やしていくということが求められます。
研修講師であれば、研修を実施する前と後の受講した方の行動変容や意識変容が求めらます。それが、変わっていないのであれば、それはある意味仕事をしていないのと同じことになってしまいます。
変形・変質の仕事は、増減の仕事よりも少し分かりにくい点があるかもしれませんのでどの程度やったのか、どの人が仕事が優秀なのかが分かりにくいかもしれません。
■創出の仕事
この仕事は、上記のイラストのようにひらめき!新たに何かを生み出す仕事のことです。「0➡1」の仕事といえます。
新規に起こす、独自の路線を立ち上げる、既存の発想を超えたアイデアを出すといったものです。ここは、当たるとでかいといえます。今までなかった市場を作り出すわけですから、既存の様々な商品は最初はみんなこの創出の仕事だったと思うと感慨深いものがあります。テレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコンいまは当たり前の家電も最初は、創出の仕事をしている方がうみだしたもの。
最近では、スマートフォンです。いままで電話とは会話するツールでしかなかったものを、文字で情報をやり取りができる。動画送ることができるし見ることができる。買い物もできるし、小説も読めるし書ける。物を売ることもできる。これだけで、生活することもできる。そんな、新しい様々なことが創出がされている商品です。
どうですか?あなたの仕事は、どの仕事でしたか?また、どれとどれの組み合わせでしたか?どういった価値を生み出す仕事なのかを考えることができるとどういった成果を求めなければいけないのかも明確になってきます。一度、こういった視点で仕事を見つめてみるのもいいのではないでしょうか?
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