かける

Cüllというバンドをベースと作曲やってます。

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Cüllというバンドをベースと作曲やってます。

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Snell's Window

改めましてCüllの2nd EP『Snell's Window』を聴いて頂きありがとうございます。 バンドを解散してもうすぐ3年になりますが、解散直前に作っていた曲もあるのでこうやってまたみんなに聴いてもらえる日が来て嬉しく思っています。 “白鯨の空”と”夕影”(当時は染まる色というタイトル)はライブでもやったことがある曲でした。 気になるのはボーカルのみさとさんだと思いますが、雨傘とペトリコールというバンドのボーカルから紹介してもらいました。Cüllのギターサポートを

    • 黎明の梟

      「無情だ」 世界が終わる日まで不平等、 嘆いた夜は籠の中 明日を閉ざす帳降りて 明けない夜は知らずに幕を切る 囚われた夜に梟はまた微睡む 誰もが見たことない黎明を求め 籠の中で羽ばたく 自由を奪われたこの籠の中 逸る眼差しで明日を見つめてる 「卑怯だ」 隣の籠が青く見えて 羽休めさえ等閑だった 夜が全て 自由を飲み込む 微睡の中で 夢見た 朝日の眩しさ 誰もが見たことない黎明を求め 籠の中で羽ばたく 明けない夜呪縛、籠を破り 明日へ飛び立つ時 夜は明ける

      • 白雨と器

        ひび割れた命の器に 白雨は絶えず降り注ぐ 僕は満たされないまま その中身が無いことを知った 雨曝しの器は いつまでも満たされず 亀裂を埋められないなら 全て片付けて終わりにしよう 小さな器はまだ 生まれた意味さえ知らずに 答えは雨の中遠く霞んでいた その冷たさも その匂いも ひび割れていた事も 僕は知らなかった 器から溢れる雫を 掌で掬えば その水面には 小さな器が映る 未熟な器はまだ 君の雨を 受けきれなかった 無くした意味を探した 小さな器はまだ 生まれた意

        • 夕影 歌詞

          白黒の日々重ねた僕の目は 時計の針を追って上の空 繰り返した日の記憶さえ朧気で 紅く染まる時を待つだけで憂いていた 消えてしまう僕たちは 嘘つく影法師 このまま溶けていく 僕は夢の中で 消えても君に泥む 色濃く伸びる夕影 掠れていた日も色の無い僕の絵も 同じ色で染めて黄昏を憂いていた 消えてしまう僕たちの影 答えなんて曖昧なまま まだ見ぬ夢の中 このまま溶けていく 僕は明日を待って 消えても君に泥む 色濃く染まる記憶 このまま溶けていく 夢は夢のままで 重なる前に

        Snell's Window

          Snell’s window 歌詞

          小さな世界が見えていた 今日も変わらずに 生きてる意味を無くした 僕の探し物は何処だ 小さな世界が見えていた 僕だけの箱庭が 生きてる意味を探した 窓に触れたあの日から 光が差した 照らさないでよ 暗闇がまだ 心地よいから ※水底まで溢れた光は  ※みなぞこ 眩しくて塞いだ 窓辺で君は言ってた 「小さな世界を見てるなら 君は今水の中」 歪んで見落としていた 「僕は何を見ていたのか」 窓の先には 僕が知らない 世界と君が 煌めいていた 水底まで溢れた光は 君が開いた

          Snell’s window 歌詞

          白鯨の空 Lyrics

          平等に与えられた空さえ 狭さを感じて描けないまま 白い鯨を描いて僕は 絵画の中で空を仰ぐの 小さな縁の中 君と渇ききった世界に 心を奪われたまま 虚しさに飲まれ崩れてく ありのまま僕の 青さを描いて  泡沫の空へ 消えてく白鯨 蒼穹の果てまで 白い鯨を追いかけ 夢見る僕はそのままで 君が見た景色を僕はまだ 白昼夢の中見ているだけ 美しい余白に溢れ出す 君が行った世界に 心を奪われたまま 憧れた空の自由さと 二つとない君の 白さを描いて 泡沫の空へ 消えてく白鯨

          白鯨の空 Lyrics

          水槽/Cüll Lyrics

          水槽 水槽の中で人間を嗤う 金魚のように冷たい眼差し 硝子の外で歪む世界 冷淡な視線は屈折する 淘汰されるがまま 広い世界を狭く生きて 気づけば潜り込んだ 「君は何処で生きて行くの?」 僕はまだ水槽の中 水槽の中で溜まる三垢 生き地獄は観賞もされず 成れの果ての姿を晒して 最後の晩餐は記憶を喰う 足跡は残せず 果てた僕の水槽 「壊してここから出してよ」 広い世界を狭く生きて 気づけば潜り込んだ 硝子の中の夢さえ 目覚めず泳いで 次は外を願えども 僕はまた水槽の中

          水槽/Cüll Lyrics

          時の環/Cüll Lyrics

          時環 昨日見てた景色と 今目に映るもの 重ねては今日も 立ち尽くす まるで同じ映画を 何度も何度も 繰り返し見ている 返す日は忘れた 僕が見てた全ては ありふれた日常に あり得ない希望を 描いた映画で 気づけば終わった あの日々を探して 切り取ったシーンで 再生を繰り返す 戻らない時間と あの日の君はもう 記憶の中で 掠れて風化する 過ぎてく時間が 忘れさせてくれた 君と僕がここにいた事 時の環の中 消えてしまいそうな 記憶の欠片 集めてまた再生してしまっ

          時の環/Cüll Lyrics

          透明/Cüll Lyrics

          透明 見えない物の形に 気づいた時には 知らず知らず傷つけて 記憶に溶けてた 気づかずに君は放った 鋭利な言葉を 深く刺さり 2度とは抜けないよ 透明な針で刺して 鼓動も加速する 開けたしまった心の穴 罪を償うその日まで ほつれた糸を まだ直せずそのままで 約束の日まで信じてた君の 偽りのない言葉 白日の夢も現実も全て この糸が切れるまで 見つからないよ あの色の糸は 見えない物 あの日の空白 透明な針と糸で心の綻びを 気づかぬように繕えたら 罪を償うこともで

          透明/Cüll Lyrics

          回想/Cüll Lyrics

          揺らいでいた さよならを追いかけ そっと色褪せてく 記憶の中にいるのだろう ゆらゆらと彷徨って 僕だけ今もまだ 覚めない夢をいつまでも見ていた 祈るように 夜が明け消えていく 手を伸ばしていた 君のいない未来なんてさ 目を逸らしていた 徒然を嘆いては 僕だけ今もまだ 最後の希望を捨てられずにいた 届くように 夜が明け消えていく 手を伸ばしていた 君がくれた今がすべて 嘘だとしても 作詞:うい

          回想/Cüll Lyrics

          あの花の調べ/Cüll Lyrics

          咲いてたあの花の名前は 君しか知らないみたいだ 雨季前の陽気に包まれ 焦がれたあの花は揺れてた 覚めない夢の中で 君を見たのも 揺蕩う花の中では 全て幻さ あの花の姿は 記憶にだけ刻まれて 咲いてたんだ あの花を纏った 君がいた春を探して 数えた花びらの数だけ いつしか隙間があいてた 道無き道に蒔いた種は実らず 陽の目を浴びる前に 落ちたあの花 枯れても散り去っても 変わらずに根を張る 君は遠く1人で散り行くの 花のように儚い一期を(いちご 名前は今でも知らない

          あの花の調べ/Cüll Lyrics

          言葉の行方/Cüll Lyrics

          偽りの姿で 隠していた自分 漂う嘘の 行方を知らず 今更言えないあの言葉 心の中には閉じ込め 繰り返し何度も叫んだ 言葉の海に 溺れてしまった 呼吸すら苦しみに 変わって言葉も出ない 明るみから逃げして 灯台の下まで それは君みたいに背いた 寂れたこの海で この声が届かない 此処なら全てを 吐き出す事もできるかな 明日を待ってても 君はもういない 言葉の行方は 遠く向こう側 行く宛のない言葉たちが ほら 冷たい海の中で泣いていた 途方に暮れ漂っていた 水平線の向こ

          言葉の行方/Cüll Lyrics