見出し画像

“しあわせ”の方程式

移動中の違和感


今日ふと移動中に思ったことがあったので、せっかくなのでたまには残したいと思います。いつもの資産運用などの話ではありませんので、この先は暇な人だけ読み進めてみてください。

2023年5月25日、今日は東京での仕事のために新幹線で朝から移動です。自分の会社の給料日でもあるので、新幹線が動きだしてすぐに、自分の会社から個人の銀行に振込手続きをしていました。先日税理士さんに「役員報酬はちゃんと振り込まないと税務署に色々言われることもあるので、なるべく振り込むようににしてください」と言われてしまったので、今月からはちゃんとやろうとせっせとやることにしました。

他にも朝から溜まっていたLINEの返信なども済ませ一息ついたところで、名古屋駅で買った“駅弁”を食べることにしました。

朝から飲まず食わずで新幹線に乗ったので、腹ペコでのども乾いてます。振込や返信の作業中にコーヒーとチョコをつまんでましたが、それでもお腹は減っていたので、早速駅弁を取り出して食べる準備をはじめました。

ただその時にふとした違和感を覚えたんです。

ぼくが名古屋駅で買った駅弁は『おむすび弁当』です。


おむすび弁当の中身です

もちろん「おむすび弁当」は自分が食べたくて買った駅弁なんですが、なんかこう、これまでの駅弁はもっと豪華な感じで、「美味しそう〜!」みたいなことを思いながら食べようとしていたのですが、おむすび弁当にはそれが全くなかったんです(決しておむすび弁当を否定しているわけではありません!)。

なんでおむすび弁当を買ったんだっけ?って考えてたんですが、お腹が空いているはずなのに他のお弁当は脂っこい感じがしそうとか、量が多くて作業の邪魔になりそうだなとか、なんか色々思いながら“消去法的に”おむすび弁当を買ったことを思い出しました。

これまでのぼくだったら、「新幹線で何食べようかな〜」みたいな感じで、駅弁は移動中の楽しみの1つのはずだったんですが、これを無難に済ませていた自分がいたんです。

脂っこくなさそうとか、お腹に溜まらなさそうって、マイナスをどう減らすか?みたいな考えですよね?「美味しそう!」「食べたい!」みたいな、プラスを求めるよりも、いかにマイナスを減らすか。そんなことを考えてこのおむすび弁当を買ったんだなと、食べる直前に気がついたんです。

その時になんとも言えない寂しさというか、「どっちがしあわせなんだ?」ってなったんですよね。

結論をいえば、そんなものはその時々の好きなものを買えばいいわけなんですが、最近よく新幹線で移動をしていたので、もしかしたら飽きたというか、慣れたというか、そんなことを感じたんです。

そのせいで、プラスを求めるより、マイナスを減らす思考になってしまったのかなと思いました。正直楽しかったのは、美味しそうな駅弁を選んでいるときだったと思います。

そんなことを考えていたら、さらに人生を遡って振り返り始めていました。

ぼくはよく旅行にも行くんですが、最近は国内しか行ってません。20代のときは、会社の休みがとれる、半年に一度くらいのペースで海外へ行ってました。

それが国内ばかりになったのも、主に“移動がしんどい”という理由からです。つまりこれも、どちらかというとマイナスを減らす思考回路になっているんです。

この旅行のケースでも「どっちがしあわせだったっけ?」って考えてみたんですが、「次はどこ行こう」「何持って行こう」「どうやって行こう」みたいな、プラスを求めることの方が楽しかったと思います。

新幹線のケースと同様、はじめはプラスを求めて動いてたのに、いつからかマイナスを減らすことを考えはじめていたんです。

どちらも共通するのが、“回数を重ねた”ということでした。そしてその時に、“しあわせ”ってなんか方程式がありそうだな〜と、思ったわけです。

“しあわせ”の方程式とは?

そんなことを考えながら、「それなら“しあわせ”ってわかりやすく何か定義というか、方程式みたいなのが作れるんじゃないか?」と考えながらおむすび弁当を食べ始めました。

なんかうまいこと方程式を見出せないかな〜と考えてたら、
「未経験ー経験=幸せの大きさ」
「慣れてないものの数ー慣れてしまったものの数=幸せの大きさ」

などいくつかこんな感じなのかな〜というものを思いつきました。

当たり前の話ですが、物事は何もわかってない、経験してないときの方が刺激的で楽しさを感じやすいわけで、今回の新幹線や旅行のケースではそれが減っていってしまってたんです。

だから、「やっぱり経験は2回目以降回数を重ねるほど、そういうワクワクするような感情は擦り減ってしまうのだろうか、、」なんて考えていました。

そんなことを考えながらおむすび弁当を食べていたのですが、食べ終えてからやっぱり今日はおむすび弁当で正解だったんだなと思っていました(とてもおいしかったです!)。

結局ちょうど良い量であっさりしてて、移動中に作業するにはなんかちょうどよかったんです。

その時に、「しあわせの方程式みたいなものを考えてみたけど、ただ目的があってそれを達成しようとしたら、それでしあわせなんじゃないか」みたいなことも感じました。

結論

ということで、実は今回“しあわせ”の方程式は見つかりませんでしたという結論になるんですが、正確にいうと途中からどうでもよくなりました笑

というのも途中で気づいたように、目的に向かうことの方がしあわせに近いんじゃないかと思ったからです。

よく考えたら自分の事業も同じことをやっていますが、飽きたりしていません。常にプラスのことを考えて行動しています。これは多分、目的があってまだそこに到達してないからです。

新幹線や旅行のケースは、それぞれ特に目的というものもなく、なんとなくだったから、飽きたり慣れたりするとどうでもよくなるんだと思いました。

というわけで、“しあわせ”の方程式を強いていうなら、「目的があってそこに向かえること」なのかなと思いました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。久しぶりに長文を思いつきで書いたので取り止めのない話になってしまいましたが、ふと書いておこうと思ったのでアップしました。

この話の続きがまたあれば、アップしていきたいと思います。

それでは!

今日も最後までお読み頂きありがとうございました!また皆さんのお役に立つ記事を書き続けられるよう心掛けます!