マイノリティとマジョリティの間
仕事である会社へ訪問の際、毎度通らなければいけない守衛がある。
守衛とはいえ厳格なものではなく、
シルバー人材として雇われたおば様、おじ様が
プレハブの建物の中でイスに座って感染対策からか切れ目が2箇所入った透明な厚手ビニール越しに客人の対応をしている。
顔馴染みがある為、
本人は無意識ではあるものの持ち前の高齢の方に好かれるスキル(他人から言われて自認)を発揮し、
お互いの会社の雇用形態の愚痴や
季節によっての自然の変化や
週末の過ごし方を報告しあい、
心を和ませる瞬