かかかいとととと

書きなぐりです。

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最近の記事

コクワの恩返し

殺生してはならない。 殺生すればそれを自分の生命に返さなければいけない。 誰に教わった訳ではないけど そんな事が身についている。 両親は田舎育ちだからそれがDNA的に引き継がれているかもしれない。 特に父方のおばあちゃんは マムシを見つければ急いで家に戻って ハエ叩きを用意して動かなくなるまで叩いて 乾かして皮を剥がして粉にして 滋養強壮の漢方として飲んだり、 乾かした後に酒に漬けて飲んだりしている。 自分には動物の命は、自由であってほしいと願う。 以前に、会

    • マイノリティとマジョリティの間

      仕事である会社へ訪問の際、毎度通らなければいけない守衛がある。 守衛とはいえ厳格なものではなく、 シルバー人材として雇われたおば様、おじ様が プレハブの建物の中でイスに座って感染対策からか切れ目が2箇所入った透明な厚手ビニール越しに客人の対応をしている。 顔馴染みがある為、 本人は無意識ではあるものの持ち前の高齢の方に好かれるスキル(他人から言われて自認)を発揮し、 お互いの会社の雇用形態の愚痴や 季節によっての自然の変化や 週末の過ごし方を報告しあい、 心を和ませる瞬

      • 没頭発掘

        20歳の頃、バイクの免許を取って 毎日の様に遊ぶ友人の影響で カスタムバイクに興味を持たされた。(笑) 令和のように情報社会がそれほど発達していなかったから 当時は沢山種類のあったカスタムバイクの月刊誌。 友人みんなで輪を作って コレは変。コレはかっこいいだの、 今でいう匿名性の強いSNSの様なコメントを 内輪でつけていた。 いつかは、ハーレーを乗りたい。 そう思って、でも一度は国産バイクを所持してからステップアップで乗りたいと かなり堅実的な選択をしていた。 雑誌

        • 軽くて重たい風を切る

          A バイク乗ってんの?どんな? B ハーレーに乗っています。 A すごいじゃん。 ハーレーはハーレーでも エンジンは載せ替えて1955年式。 フレームは1940年代。 エンジンの構造はサイドバルブ。 軍用やサービカー(フリーウェイでの故障車の救急車)にも採用されたため、生産年数が長く 生産台数も他のハーレー車種に比べて 圧倒的に多い。 排気量は750cc。 以上が、 「ハーレーに乗っています」の略だ。 人をポカンとさせてしまうが ここまで説明しないと大きな大きな 概要は

          大きな灯台が眩しすぎる

          Netflix、LIGHT HOUSEを観た。 ◯同じような境遇を過ごした二人が 心を通わせて悩みから解き放たれた瞬間を 見ることができた。 これを第三者的に見れるというのは画期的なエンタメだと思った。 ◯二人の話の聞き方がとんでもなく上手 あなたの悩みは自分のものだけではなくて 一度は通る道であると共感を必ずしている。 軽々しい共感では無くて自分の経験をのせて伝えている。 その後の打開策は自身の成功例をより具体的に。 ただ今回の作品の悩みはかなり独特だからこの二人で

          大きな灯台が眩しすぎる

          君たちはどう生きるか。感想駄文大失礼。

          ジブリ最新作品、 「君たちはどう生きるか」を観た。 観る前の心構えとして 監督は宮崎駿さんということで 晩年の作品になると思っているし、 事前情報の公開を避けた事から 大衆には向けず 伝わる人に伝わればいいという覚悟があるはずだと思った。 ジブリ作品は日本としてでなく世界でも 人気なのは当然で その膨大で圧倒的なアウトプットは 幼少期から今日までのインプットがあるはずである。 その中であの本に焦点を当てて これまでの経験やインプットをこの作品に託して 観る人たちへ何かを

          君たちはどう生きるか。感想駄文大失礼。

          分かるよ。分かる。でも分かられるのがいや。

          オードリーが大好きで 全てではないが出演するバラエティ番組とラジオ番組は欠かさずチェックしている。 特にラジオは毎週心から楽しみにしていて 長寿番組が故に、 時系列に沿った本人の周りの状況の変化に応じて 繰り出されるフリートークが大好きだ。 独身時代から見える円満な家庭をもった同級生への目線や 結婚をして子供を授かり家庭をもった一人の主(あるじ)としての目線 あるあると思いながらもいびつで でもものすごいいびつなんかじゃなくて その絶妙なラインが面白さとして誇張されてい

          分かるよ。分かる。でも分かられるのがいや。

          全裸で走る。振り返らない。

          古物を好む人たちの共通話題というと 価格高騰だ。 あのレコードが500円で買えたものが。。8000円。 あのバイクが100万円で買えたものが。。800万円 なんて話を沢山聞く。 価格高騰が揺れ動かす要因は様々だ もちろん需要と供給からなる価格設定は 長年人気のある車種で これからタマ数が減っていく古物は貴重になっていくだろう。   また、当時新品で高く手を出すことが出来なかった子育て世代の親が、 子供が自立し、金銭に余裕ができたことによって 価格設定を高くしても

          全裸で走る。振り返らない。

          桜をみるかい?

          4月1日。桜が満開だった。 誰がどう見ても見頃を迎えた。  今日も古いバイクを山へと走らせる。 人気(ひとけ)のない山道を走る。 道中、 主幹川沿いに植えられた桜は、均等な配置で列に並んでいてマリモの様に枝分かれをして大きな丸を描いている。 細い道に生えた野生の桜は、列は関係なく不均等に並んでいて 車やトラックから受けた風を避けるように道に対してトンネル状に枝分かれする。 植えられた(生えた)環境によって桜の成り方が違うようだ。 人間の手によって植えられた桜と 野生

          桜をみるかい?

          赤は熱い。青は冷たい。で、米英車を考える。

          アメリカとイギリスの大きな違いは国土の広さ。 アメリカは国土が広い。 移動距離も長い。 平坦な道をひたすら走る。 直線が得意なバイクが必要。 バイクや乗り手に負担の少ない低回転で振動の少ない航続距離を稼げるバイクが重宝する。 国内で資源が豊富に取れるから 各部品が丈夫に設計されている。 国土は広い為、ガソリンスタンドも点在しているだろうから必然と燃料タンクが大きくなる。 車重が増えても体格は大きいからさほど困らない。 これは個人的な印象ではあるが、 多少な故障であって

          赤は熱い。青は冷たい。で、米英車を考える。

          岡本太郎感想文

          5年位前に興味本位で行った東京、青山にある岡本太郎記念館内のアトリエに一つだけあった絵画を食い入るように観た覚えがあった。 あの時から美術を観る目が自分には少しあるんだなあと知った。 気づいたら出入り口のお土産屋さんでポストカードを何枚か買っていた。 最近ネット広告で目に入り、 あのときの衝動を思い出した。 それで先日、岡本太郎美術展へ行った。 岡本太郎さん自身の歴史を展示されている文章から察するには パリでの抽象画家としての修行や寺での修行、縄文時代の土器、書道など多

          岡本太郎感想文

          SNSには不向き?

          ラジオやスーパーやコンビニで流れてきた曲で気に入った曲があれば携帯アプリを利用して曲を携帯に聴かせて調べさせる。 (余談ですが、朝6時〜7時頃?FM76.1の歌謡曲たれ流し番組に大変お世話になっています。 ここに感謝を。) そして曲名やアーティストをメモにとる。 居酒屋で他の客がカラオケで歌っている曲も気に入ればメモに入れておく。 色んな場所で新しい音楽と出会って レコード屋の棚で再会すれば購入して 形として身の回りにおいておく。   音楽自体は形のないものなのに

          SNSには不向き?

          和歌山旅。日本人万歳。

          大学4年生。 1〜3年生の時に単位はそこそこに取り終えていた為、自分の為に時間を費やしていた。 とにかくバイトを入れてお金を貯め 渋滞を避けるため大型連休直後に止まり掛けで よくロングツーリングをしていた。 今思えば自分探しの旅だったか? 見ず知らずの人と喋る事に抵抗がないと知ったのは この一年間の色んな出会いだったかもとよく回想をする。 4年生の秋口。 本屋で買ったツーリングマップを開いて紀伊半島一周にペンでなぞった。 観光地は沢山行った。 獅子岩で散策した後 駐

          和歌山旅。日本人万歳。

          お地蔵さんの話

          今日(9月25日)も自転車を走らせる。 砂浜沿いには、サイクリングが楽しめる道が多い。 福田漁港から3キロ程離れた海岸に車を停めて、 荷台から自転車をおろし目的地を漁港にする。 車から降りて直ぐに 漁港の方は行き止まりで 迂回を案内する看板を見つける こういう場合、 土日は工事が行われておらず 通れる可能性が残っている事を知っている。 通れる可能性にベッドして 看板を避けて通って 自転車と歩行者しか通れない道へペダルを踏む。 潮見バイパス沿いの松は疫病や寿命によっ

          お地蔵さんの話

          昭和の不味いラーメン屋さん

          先日、友人に勧められたラーメン屋へ向かって自転車を走らせた。 ラーメンの好みは千差万別、十人十色ではあるが 友人の話を聞くところ、町中華に近いラーメン屋でそれが個人的にかなり好みだったのが自転車を走らせた理由。 家からは約10分ほどの道のり。 グーグルマップを参考に自転車を走らせ、通ったことのない道をくねくねと走り、人が一人しか通れないような道をわざと選んで道草をつまみ食い。 グーグルマップの目的地と現在地とが重なりそうになったとき、 携帯から顔を上げると店名が分かり

          昭和の不味いラーメン屋さん

          家族と毛ガニ

          親父の出身地は北海道だから僕が高校生くらいまではほぼ毎年、家族で北海道へ旅行し親戚によくご馳走してもらっていた。 親戚にはいくら感謝してもしきれないくらいのご飯を食べさせてもらい、思い出話を共有した。 その中で必ずご馳走してくれた毛ガニ 毛ガニはカニの中で一番味が濃厚で カニ味噌も美味しい。 しかし、殻にはトゲがあったり 身が少ないが故に食べづらい。。 ○幼稚園 初めて毛ガニを食べたのは 物心がついていないから恐らく幼稚園児だった。 トゲのある殻から身を出すのは