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SNSには不向き?

ラジオやスーパーやコンビニで流れてきた曲で気に入った曲があれば携帯アプリを利用して曲を携帯に聴かせて調べさせる。
(余談ですが、朝6時〜7時頃?FM76.1の歌謡曲たれ流し番組に大変お世話になっています。
ここに感謝を。)


そして曲名やアーティストをメモにとる。


居酒屋で他の客がカラオケで歌っている曲も気に入ればメモに入れておく。


色んな場所で新しい音楽と出会って
レコード屋の棚で再会すれば購入して
形として身の回りにおいておく。

 

音楽自体は形のないものなのに
思い出が乗っかると形として身の回りに置きたくなる。




それがサブスクで聴く曲(デジタル音源)と
レコードやCDとして入手するものと、
無意識に住み分けをしているかもしれない。


ある日2〜3軒レコード屋を巡り
棚の商品をぺらぺらとめくる。



見覚えのあるソロアーティスト名のアルバムを見つけて
携帯で少し調べたら自分が持っているレコード盤で有名なアーティストとデュエットしていた歌手だった。



デュエットしていたアルバムはとても気に入っていて何度も聴いているのに何故か名前はそんなに気になっていなかった。



でもぺらぺらと捲って瞬間的にビビッときたのだ。


こういうときのレコードとの出会い方は必ず少し冷や汗をかく。
どの神経を揺るがしてるのかしら。
しかし明らかにいえるのは「嬉しい」のだ。



その直感をそのままに試聴をするため針を落とす。




デュエットの時とは違う、個性がみえた。
黒人女性歌手特有の黒っぽさとバックミュージックの泥臭さがたまらなく良かった。
試聴だというのにA面とB面をサラッと聴き通す。



聴き終わる頃には額に油汗が滲む。



価格は少し割高であったが、
自分にとっての価値が値段を超越した。




誰かに共感してほしいと思うのは
こういう事を事細かに書いたり喋ったり伝えたいけど中々難しい。

 

新譜が出ると必ず購入しているバンド(新譜を手に入れるバンドはこれのみ)が武道館公演を行ったときのMCで


「ファンのメッセージで周りに僕らの事を好きだという人がいないから共感を得づらいし、話題にしづらいから孤独を感じるみたいだ。だけど皆見回して。こんなにファンがいるんだよ。」

と言っていた。


不覚にも共感し涙腺が。




皆おんなじような悩みを抱えてるんだな。



仲間は本能で欲しいはずなのに
どんどん深く深く入り込むと気がつくと後ろに誰もついていない。
けれど頭の中に出てくるドーパミンの濃度は高まっていく。




レコード屋での、あの嬉し冷や汗をかく。
この感性を写真一枚や文章100字じゃ理解され難いからSNSとか少し難しいなって思う。
でも共感は欲しい。
そういうのって言わないだけで皆あるある?



これがサイレントマジョリティならぬ
サイレントマイノリティだ。(ゲロ)

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