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海外協力隊note

2,018
JICA海外協力隊が執筆した記事を綴るマガジンです。
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2020年7月の記事一覧

僕らがつなぐ任地STORY~NTCの談話室から~

【僕らがつなぐ任地STORY~NTCの談話室から~】とは何だろうか。 青年海外協力隊は現地に行ってから約1年で中間報告があり、約2年で最終報告がある。 その報告会で自分自身の活動等を振り返り、発表する場がある。 ただ、私たちは2019-1次隊員で現地での活動としては約8ヶ月。 というわけで、私たちは中間報告も最終報告もなく活動を終えてしまう人が多くいた。 せっかく活動した経験や感じたことを、このまま何も伝えずに終えてしまうのはもったいない! そこで、同期が 『みん

宝塚メイクで挑むタピオカミルクティーの注文とその成果について

訳あって、朝から宝塚メイクに勤しむ。 お化粧というより、施工に近い。 ノーズシャドウ(鼻の陰影を作るもの)やシェーディング(顔周りの陰影を作るもの)が決定的に必要であった。 下まぶたのアイラインは特にポイントで、新しい扉を見た。 何事も経験である。 尚、この度の工事の目的であった 『宝塚メイクで挑むタピオカミルクティーの注文とその成果について』 であるが、結果は1元引きであった。シブい。 もしやファクターは化粧では無かったのか。 さらなる研究が必要である。KAIZENだ

上手くいかない日だって、自分の心の澱みに注意深くありたい

※しばらく投稿の間が空いてしまいました。今日の記事は、ちょっと曖昧で言葉が荒くてご不快にさせてしまうかも知れませんが、その時の温度をお伝えしたいのでありのままを掲載します。 __________ 夜7時。日はとうに山の向こうに。 ダンダンダンダン! おい!!いるんだろ?いるかー? バンバンバンバン!! 寝室の窓を叩かれた。摺りガラス越しの大きくて厚い手のひら。 そして夜に男性ふたりが訪ねてきて、訳のわからないことを言う。 承服しかねる。怒り心頭。 私は食い物じゃねえ

ヘアドネーションをやってみたかった!

『ヘアドネーションをやってみたかった!』と書いてみたが、 『ヘアドネーションをやってみたかった!』けど、できなかったお話である。 ヘアドネーションとは…小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動 (Wikipedia参考) のことである。 私もここ数年で知った言葉である。最初は知っているだけであって、私にはできないと思っていた。 なぜなら私は、ここ何十年もショートカットヘアーであるから

翻訳の仕事をやってみた!

題名の通り、『翻訳の仕事』をやってみた! 翻訳した動画は、こちら↓https://padeco.education/2020/07/29/voice_laos-2/ 引き続き、5本程度の動画を編集している。 そもそも、なぜ翻訳することになったのか。 ラオスにいるときに、一緒に関わっていた、『算数プロジェクト』。この団体は、新しい算数の教科書を導入したり、研修会を開いたりしていた。 その団体に関わっている方から、 『休校中家で何をしていたか、学校が再開したこと

協力隊の、活動の区切りとして。

昨年の7月23日、協力隊としてザンビアに派遣されましたが、先日、あれからあっという間に1年が過ぎたことに気がつきました。 先週末、ザンビアでの約8ヶ月間の活動のまとめとして、訓練所でお世話になった方々が中心のオンラインの場で、活動を振り返る機会をいただきました。現在も開催中で、トークリレーという形で月末まで続きます。 他国の同期隊員は、事務所によっては報告会を実施する国があるみたいですが、ザンビアは私たちの隊次はなさそうなこともあり、とてもありがたい機会でした。 発表者

貴方だけじゃないと伝えたかったから。再びのFMもなか①

再びFMもなかにお呼び頂きました。 「またぜひ」って言われてたけど、ホントに2回目があるとは実は思ってなかったです。笑 前回バカンス中だったYukaさんも揃い、今回は3人で。Yukiさんは2度目ましてですが、Yukaさんは大学院の同期・協力隊試験の隣同士と結構ご縁があったりします。そのせいで初っ端からちょっと脱線しました。 この先収録内容の話ですーーーーーーーーーーー 早速訂正です。今後の進路で「辞退かな」と言ってたのですが、諸事情あって「待機延長」にしました。なので

ずっと一緒に未来を語りあうために。

今日、29歳の誕生日を迎えた。 本当は、会いたい人や行きたい場所は山ほどあるのだけど、この状況。でも、大好きなケニアの協力隊仲間が数名リモートで祝ってくれた。 20数年前はこんなだったのに。 あぁ、こんな方法もあるんだな、って思った。彼らは、ケニアという国で一緒に協力隊活動をしてきた仲間たち。久々にリモートで繋いで、私の誕生日なんかどうでもよく、みんな元気でそれぞれの道を歩み始めてた。ステキすぎる。わいわいしながらも(実際、1人はラム酒を嗜んでおりほろ酔いで参加していた。

51.私は小売からのキャリアチェンジなんですよ

今週は8と9に出演いただいたエチオピア隊員のMizukiさん( https://note.com/aoi_ineth ) をゲストに、イギリス大学院同期生談義、高倍率のキャンパス内バイトの面接を勝ち抜いた猛者、心身の静養に充ててました、どうする私たち?!、そもそも国際協力やろうと思ったきっかけ、教育機会がないところは将来の選択肢も少ない?、協力隊の職種選び、まともな就活をしたことがない人たち、飛行機に乗ったら冒険が待っていないといけない、新コーナー「ひとこと外国語アムハラ語編」などドキュメンタリーっぽい40分!Enjoy! 8.丁寧なインジェラ話と異なる時間軸に戸惑う人たち ( https://note.com/todomon/n/n4c2677e152c0?magazine_key=mccb7264bf1fa ) 9.あの5~6時間食べ続けないと効果がでないハッパの話 ( https://note.com/todomon/n/n5b5da30683d0?magazine_key=mccb7264bf1fa ) もうすぐ1周年なので、お便りを募集しています。ご意見・ご感想等どしどしください!ひとり1通ください! ( https://forms.gle/HexBiwHUycBrmzHG9 ) またTwitterで #FMもなか で感想・気になることをつぶやいてくれても小躍りして喜びます。 オープニング曲HanaUz「恋のもなか」 エンディング曲Gue「Astra」 ( https://twitter.com/guekyoto_gue )

外国の小学校を知ろう!ラオスver

今週は、小学校で国語2年生『外国の小学校について知ろう!』という単元の授業を依頼され、ゲストティーチャーのような形で授業を行う機会を頂いた。 この話をもらったとき、『JICA経験者のための単元』だと思い、単元の内容もピッタリで即、ひきうけさせてもらうことにした。 事前に、子供たちからの質問をもらっていたのだが、質問の内容が可愛い可愛い。 『みんなで力を合わせることはあるのかなあ?』 『運動会、音楽会はあるのかなあ?』 『制服ってどんなのだろう?』 などなど。たーく

Tax Collection / 税収が三分の一に落ち込む危機 [Day 540-546]

ジャマイカからの一時帰国も3ヶ月が経過。今回も日本からジャマイカネタをお届けします。 コロナの影響ジャマイカでの配属先だったウェストモアランド県に関する深刻なニュース。地方自治体の主要な財源である資産税(Property Tax)の収税が難航し、昨年度から67%も落ち込んでいるというもの。 コロナによる不況が原因と見られ、市民の多くは生計を維持するために納税する余裕がないと県知事はコメントしています。日本でもコロナの影響で税収が3年ぶりに前年度を下回りましたが、ここまでド

さて、絶賛人生に迷っているが、わかったことがある

海外協力隊として緊急帰国して、この日本滞在は一時的で、きっとすぐジンバブエに戻れるのだろうと、手当をいただいていましたが、それも8月頭で終了です。これから日本で生きていく道を探しています。 自分はどこか特別だと思っている節があって 「会社に就職する」のは、嫌だなと思っていました。昔は会社員だったのに、残業など時間の拘束が嫌すぎて「就職する以外の道はないのかな?」って未だに探ってしまうんですよね。 この記事を書いてから、どうやって生きていこうか、いろんなことを考えたり、行動

モノのストーリーは、まあいいじゃない。「かわいい」が大切なんだ。

アフリカ雑貨を扱うオンライン雑貨屋をオープンして早一ヶ月。商品ページをnoteにも表示させています。 私の数少ない商品の中で人気だったのは、カゴ。 友人はもちろん、このnote読者さんからも購入があり、とても嬉しかった。(ありがとうございます!) 「やはり使えるものがみんな欲しいんだよなあ」ということ。 このカゴは、ジンバブエで身体に障害のある人たちのグループが作っているのだけど、私はあえてそのことは、商品ページで紹介しなかった。 フェアトレードであるとか、これを買えば障

"農家"でいざ協力隊!?

Ça fait longtemps!! Bonjour. お久しぶりです。こんにちは。 長らく更新していなかったこともありますが、 フォロワーも激減。笑 さて、最近は何をしているかと言いますと、農家で活動していました。というのも、もともとはJICA海外協力隊としてアフリカのセネガルの学校で活動していました。しかし、2020年3月下旬コロナウイルスの影響で全世界の全隊員が日本へ避難一時帰国を余儀なくされました。 そこで今自分に何ができるのか、それぞれの隊員が各々のかたちで