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【公認会計士】東証市場再編の研修を受講しました
概要はこちら
市場区分見直しの背景については勉強になりました。簡単にご紹介します。
従来の市場区分(東証一部・二部、マザーズ、JASDAQスタンダード・グロース)への批判として、一般的には以下の4つ挙げられている。
(1)東証一部の社数が多過ぎる
→東証の認識としては、取引所は金融インフラなのだから、何がいけないの?
(2)東証二部より東証一部の方が社数が多いのはおかしい
→東証の認識としては、海外の取引所も同じだよ
(3)東証一部に時価総額の低い会社が存在している
→東証の認識としては、下位5%をみるとNASDAQと大して変わらないよ
(4)東証一部の時価総額中央値が低い
→東証の認識としてはそのとおり
(4)が見直しの契機。持続的な企業価値の向上には、(機関)投資家と適切な対話が重要になるが、小粒な会社は機関投資家に見向きされない(個人投資家やアクティビストとは対話する意義が乏しい)。
⇨プライム市場の要件を厳しくする
また、新規上場時には、市場から資金調達が行われるが、平均的に5億円程度と小粒であり、VCが出せるレベルなのはいかがなものか、市場の利用目的は資金調達なのだからとも…耳が痛い話ですね(笑)
ご紹介は以上です。
こんな感じで、研修資料には落とし込まれていませんが、講師の上場部長の林氏からは結構突っ込んだ話が聞けました。
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