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小2、「気持ち」を勉強するための本


うちの長女はハイブリッド登校をしています。入学した時から週1ホームスクールなのですが、2年になって毎日学校行くようになったと思っていたら、6月に友達トラブル発生して、現在学校に行き渋っております。

「嫌がってる子供を毎日学校に行かせるなんて虐待やん!!」と言われて、そらそうだ~と感心しました。笑。

まぁでも私は学校になるべく行ってもらいたいのですが。。。
行ってくれた方が私は何も準備しなくていいから楽だし、鼻から牛乳飲もうと挑戦する男子は低学年の教室に行けば遭遇する確率が上がるし。(←現代にもまだ存在するらしい)


最近、家で感情のコントロールについての話を始めました。


聞き分けの良い子になってほしいわけではありません。うちの娘たちは外に出ると大人が扱いやすい子供です。少し嫌なことがあっても、ジッと耐えます。「子供なんだしキレて殴ったらいいのに」と私は思いますが、優しいのでそれが出来ません。なので、「今の自分を認識する力」や「困った感情のコントロールの仕方」を身につけておくと、困ったことがあっても子供が楽に生きられるのではないかなと感じています。

困ったらいけないわけじゃなくて、困っても立ち直れる術が欲しいんです。


「感情」については小さいときから教えています。「それは悲しいんだよ」とか「悔しかったね」とか「腹立つね」と、なにか感情を味わっているだろうなと気が付いたその場でその感情を言葉にしています。


家で、具体的に何をしているかというと子供向け(6歳から12歳)の認知行動療法の本を読んでいます。子供に本を読んであげるのがめんどくさくて嫌いなんだけど、この本は自分の勉強にもなります。
何章にもわかれてて一気に読む本ではないと思うのですが、いつも一気読みです。読み終わった後に「どんなふうに感じたか」「これやってみる?」など話し合って、大人も一緒に実践するのが良いと思います。

年中の次女にはまだ早いようで、いつも張り切って参加してくれていますが、内容をわかってるようなわかってないような。。。彼女はまだ感情をコントロールする必要がない年齢だと私は思ってるし、まだ自由にのびのびしていてほしいです。


認知行動療法の本はシリーズで全10冊あるようなのですが、うちにあるのは「心配の追い払い方」と「怒りの消化法」の2冊です。
必要になったら増やす予定です。

全米ペアレンティング図書賞受賞って書いてあるから、アメリカでは有名な本なのかな??ってかアメリカでは家庭でこういう話をすることが一般的なのかな?



子供が自分の状態をどのように受け止めればいいのか、現状を変えるにはどのように行動すればよいのか、ユーモアあふれる話と外国っぽいイラストで、子供に寄り添って書かれています。

子供に寄り添っているといえば、ヨシタケシンスケさんの本も好きです。ヨシタケさんの本はじゃあどう行動したらいい??という問題解決ではなく、「こーかもしれないねー。あーかもしれないねー」と本人の気持ちは否定せずに、さりげなく視点を増やしてくれる感じがします。

うちの長女は小学校に入ってから「ころべばいいのに」が大好きです。これを読んでるともモヤモヤしたことがあったんだなと察知できます。笑。

我が家では、認知行動療法の本は大人と一緒に考える時に使う本、ヨシタケシンスケさんの本は子供が勝手に読む本として扱っています。



親子でも勝手に他人の気持ちを決めつけるのは良くないと感じます。

「90%嬉しいけど、25%めんどくさい(←計算ムチャクチャやん)」ってときも、他人から見たら嬉しいんだなとしか見えません。こういうことかな?と子供の気持ちを勝手に推測するのは良いけど、確認を取ってみないと本当の気持ちは本人にしかわかりません。まだ子供で、感情もムチャクチャなので、ちゃんと正確に答えられるかどうかも不明ですが。。。子供と話し合いながら「本人が自分の感情と向き合い、どう行動するのか自分で決める」サポートができればいいなと思っています。


学校ではそんなことしている時間はないだろうから、大人の時間に余裕があれば「気持ち」について一緒に勉強してみてください^^

最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキ、コメントは私のやる気になります!!それだけでとっても嬉しいです♪♪もしサポートしていただけるのなら、娘達の野外活動に使いたいと思います!!