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不登校の子にも自分の将来を想像してワクワクしてほしい!

不登校だからって人生終わったみたいに思わないでほしい。いま関係ある人にもない人にも読んでほしいです。


不登校って学校のシステムが、あわないだけです。
日本の教育システムはそろそろ変える必要があると感じていますが、現実はまだ変わってないので、学校には「ちゃんと連れてきてください」っていわれるし、祖父母は心配しすぎてるし、大人も昔は学校に行ってたから実はそれ以外の選択肢を知らない。

それで「学校さえ行ってくれたら!!」って思ってしまうんです。


ご存知ですか?

エジソンは学校を3カ月でやめました。「なんで??」って聞きまくって先生に嫌がられたそうです。台湾の天才オードリータンさんも、学校のシステムが合わなかったそうです。どちらもお母さまが多大な努力をして適切な教育を与え、お二人とも世界中に名を馳せる偉人になりました。(今、リー・ヤーチンさんの本を買ってきたところなんだけど、どのページを開いても相手に寄り添う姿勢が徹底されています。スゴイ!!また読み終わったら感想の記事かこうかなと思ってます。オルタナティブやサドベリーなど自由な教育に興味があるなら読んで頂きたいです。)

私は子供みんなに偉人になってほしいわけではありません。なんでもない人になる自由もあるべきです。なので、エジソンやオードリー・タンさんの例え話は「学校に行かないからといって必ずダメな大人になるというわけではない」と伝えるためのものです。

それから、自分の子供に適切な教育を受けられる環境を考えて用意してあげられるなら、母じゃなくていいと思うよ。子供と1番深く付き合っているのは、ほとんどの場合は両親で、子供が何が好きか知るチャンスが多いと思うから、より適正な環境を整えてあげられるのかな?と思ってます。(私の生い立ちでは深く付き合ってくれたのは親じゃなかったけど、まぁまぁ長くは付き合ってます)

不登校の初期は、学校には行きたくない→無理して行く→普通に過ごすことができる→「行けるじゃん!」と大人が勘違いしてしまう→余計に学校が居心地が悪い場所になるの繰り返しが多いかと思います。
本当にちゃんと話さないといけないのは「行けるか行けないか」ではなく、「行きたいか行きたくないか」です。


文科省のホームページから引用しました。
よく見て!!最初の文章!!

1 不登校児童生徒への支援に対する基本的な考え方
(1)支援の視点
不登校児童生徒への支援は,「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく,児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて,社会的に自立することを目指す必要があること。また,児童生徒によっては,不登校の時期が休養や自分を見つめ直す等の積極的な意味を持つことがある一方で,学業の遅れや進路選択上の不利益や社会的自立へのリスクが存在することに留意すること。


学校に登校するという結果にこだわって、子供に大人の気持ちを押し付けてはいけません。

もし、本人は学校に行こうとしてるのに玄関で動けないということがあったら、精神的には危険な状態にあるそうです。ポリヴェーカル理論では「動けない=人間の防衛本能」です。安心できる場所でしばらく休む必要があると考えてます。

興味があったら、私の大好きな珈琲タイムさんの記事をご覧ください。


もちろん文科省の文書に書いてある通り、不登校にはリスクが存在します。

家で子供に勉強させるのは、保護者はかなりの負担になります。そして考慮しなければいけないことは勉強だけではありません。

・社会性の成長について(常識)
・管理の仕方について(生活習慣、学習)
・人間関係の構築の練習(コミニケーション力)
・金銭的な負担
・オンラインでも出来るのかどうか

まだあるかも。。。どれもすぐには答えが出ない問題です。学校の役割ってすごいのよ。1人で抱えこむことはオススメしませんが、いま「不登校相談窓口は存在しない」に等しい状態です。

子供が学校に行かないことによって、全てが保護者にのしかかってきたような気がして、責任の重大さにどうしていいか困ってしまい、大人はパニックになります。
つい「なんで学校行かないの?」と子供を責めるようなことを言ってしまいます。言いたい気持ちはすごくよくわかるけど、本人も理由がわからないかもしれないし、責めすぎると家庭すらも居心地の悪い場所になってしまいますので、困っているときはYESかNOで答えられる質問に留めてあげてほしいなと思います。


もし、話が出来そうだったら

「最近、何をしてるときにワクワクするの??」
「大人になったらどんな生活したい??」
「どんなところに住んでみたい?!」と

子供の話を聞いてあげてください。


終身雇用じゃない時代だから、子供にイメージしてほしい将来像は、どこでどんな生活しようかな?です。子供の人生ですから、考えたり決めたりするのは子供です。子供が話す状態になるまで待っててあげてください。
子供のしたいことを聞いてから、大人が「どうしようかな?何をしてあげられるかな?」と考えて欲しいなと思っています。子供なのでまた意見は変わるかもしれません。それでも、一緒に前を向いて歩く気があるよというメッセージを伝えてあげて欲しいのです。

不登校の理由は複雑かつ多様で、一概にこうしたらいいと言えるものがみつかりません。ひとつ、私がはっきりと気付いているのは、たとえ学校に行かなくても、その子の人生は続くということ。

選択肢は意外とたくさんあります。
学校に行ってないからできることもあります。

全ての子供に、どんなときも自分の将来を想像してワクワクするようになって欲しい

最近、義務教育の改革について考えているときに、見つけた私の願いです。



小学生100人に1人の割合で存在する(1限、行くだけで出席になってる子供がいるから、もっと多い)の不登校の対策は、すべて現場に任せられているっぽいんだけど、福祉や心理学の専門家が常駐していないから学校では対応が不可能になっているんだと感じます。先生は「本来は教員がしなくていいと思われるような仕事」を押し付けられて大変な状態だからね。色々と複雑にこんがらがってます。

でも保護者の(時間的・精神的・金銭的な)負担を考えると、対策が必要です。国や自治体も考えてない訳じゃなさそうなんだけど、うまくいってないよね。
不登校の大きな問題だなと思うのは、誰の手助けもなくなり親子がどよーんとして、明るい未来を描けない状態になってしまうことだなと思っています。

深刻な社会問題だよね。対話会でも開いてみようかな。。。

最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキ、コメントは私のやる気になります!!それだけでとっても嬉しいです♪♪もしサポートしていただけるのなら、娘達の野外活動に使いたいと思います!!