生成AIの進化によって「デザインの単位」が変わり、「顧客体験の構造」も変化する
生成AIの発展によって、インターフェースやインタラクションは大きく変化するだろう。
その結果、ユーザー体験(UX)の在り方そのものも大きく変わっていくはずだ。
現在予約販売中の拙著「生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方」では、そんなユーザー体験それ自体の変化についても1章を割いて解説しているが、本noteではその中から1つの変化をピックアップして紹介したい。
デザインの単位が "User" から "You" へ変わる
「ユーザー体験」「ユーザー中心デザイン」「ユーザーインターフェース」などの言葉に現れている通り、基本的にサービスのデザインの対象を捉える単位は "ユーザー" である。
しかし私は、これから生成AI技術が発展し、それがサービスのインターフェースに取り入れられていく中で、デザインの対象を捉える解像度が従来の "ユーザー" から "個人" へと細分化されるのではないかと考えている。
その兆しとなるサービスが、顧客ごとにパーソナライズされた動画コンテンツの生成を可能にする「tavus」だ。
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