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B3 イバン・ラベネル選手の訴えから学ぶ新しいチーム作り、リーグ運営

だんす24

今シーズン、レイクスはB2西地区で「地区優勝」を果たすことができた。

良かった点は、

①(いろんな意味で)「選手」が良かった。
②社長の「目標設定」が良かった。
③「ブースター」の力、熱量

この３つである。

その中でも、毎年レイクスの課題に上がっている選手の獲得、継続 問題。
いい選手が他チームへ移籍してしまうという戦力的にも、サポートするスポンサー、ブースターの精神的にも大損害を繰り返してきた。
なのでB2への転落は時間の問題であり、必然的なものであったと自負している。
Bリーグのレギュレーションに流され、その場しのぎの経営をしていた付けが回ったのだ。

だから、野本大智選手の在籍4年目(生え抜き)、柏倉哲平選手(キャプテン)、キーファーラベナ選手(アジア特別枠)、川真田紘也選手(日本代表ビッグマン)らの3年目、湧川颯斗選手(日本代表、高卒ルーキー)、森山修斗選手(滋賀県出身)らの2年目、というのは、本当にチームにとって貴重な存在。大切な選手なのである。
こういった主力選手がどんどん抜ける…という嘘のような、地獄のような、恐ろしい出来事を我々ブースターは、過去に、実際に経験してきたのだ。

今年から新たにレイクスを知り、ファンになってくださった方がいるなら申し訳ない。
今シーズンが終わればレイクスを去る選手が必ず出てくる。それが現実。
僕はBリーグしか知らないが、プロバスケットボールの世界では選手の自由な移籍が認められており、より良い条件のチームに移籍することが選手の価値にも繋がり、応援するファンにとっては、受け入れなくてはならない試練なのだ。

今年は、プレーオフを前に、もう心の準備はできている。プレーオフを勝ち抜きB1に昇格しても、敗れてB2に残ることが決まっても、このメンバー、ロスター14人で戦うことは最後になる。
本当に、今年のチームはすごく良いチームだった。舞台がB2で、レイクスの身の丈に合っていたというのも理解できる。B2だから楽しかった、というのは紛れもない事実である。本当に、ブースターの幸福度が過去最高に高かったシーズンであった。

B1に昇格するか、もう１年B2で戦うか、僕はどちらでもいいと思っている。
バスケットボールというスポーツで戦う以上、勝負に勝ってB1昇格を決める方がいいことは間違いないが、B1だけが正義、B2だと価値が落ちる、、、とは思っていない。
Bリーグの運営側がB1をメインで放送し、B2は戦力が下のリーグだと定義しているから我々はB1に昇格することを良いことだと思っているが、ちゃんとした出来る人材がいてB2もB3も同じ経費、同じ待遇でリーグを盛り上げ、メディアでも放映してくれたら、リーグの盛り上がりは変わらないと思うのだ。
B1で試合に出場できない選手よりも、B2で主力として戦っている選手の方がやりがい(幸福度)も増すだろうし、リーグの看板を借りて、ラクして遊んでいる選手よりも、自分達の力で汗をかいて泥臭く戦っている選手の方が注目されるべきではないかと思う。
B1、B2、B3とカテゴリーに分けるのはいいことだけど、待遇に差があるのはBリーグの怠慢であると私は思っている。


イバン・ラベネル選手の投稿がもっともであると私は思った。


私たちの愛する滋賀レイクスも、Bリーグの決めるルールやレギュレーションに流されるだけの運営やチーム作りはそろそろ止めてほしい。自分達のチームで運営していける興行力(存在価値)を付け、試合の勝敗や順位だけにこだわるプロモーションやチーム作りは止めてほしい。
そして、バスケの経歴やスキルの良し悪しだけで選手を組むのではなく、滋賀の目指すべきチーム理念にあった、人間性の良い選手、価値の生み出せる選手を獲得し、滋賀レイクスを成長させてほしいと思う。
それはブースターの意識、描くビジョンの方向も、チームが先導してほしいという意味である。レイクスに関わるすべての人が同じ方向を向いて前に進める、ぶれない「チーム理念」を示してほしいものである。


滋賀に誇りを持ってもらうんだろ？
それならサービスを向けるのは滋賀だけでいいの？
他チームから認めてもらってこその滋賀の誇りだろ？
まず向けるのは対戦相手じゃないの？
そして、リーグや審判じゃないの？
(審判を侮辱してテクニカル取られるとか言語道断！)
バスケファンへのおもてなしであり、ホスピタリティーであり、リスペクトであり、相手を称え合うスポーツマンシップではないの？

プレーオフで勝つこと、B1に昇格することの前に、忘れてはいけないハートの強さや美しさで誇れるチームになろうよ。
前向きな言葉を話せるチーム。コミュニケーションの上手なチーム。

カテゴリーは関係ない。

滋賀レイクスを誇れるチームにしようよ。


ではまた。

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