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もしバナゲームやってみた!

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。

皆さん「もしバナゲーム」ってご存知ですか?

私も先日やってみるまでは「何となく聞いたことある」程度でした。
なので、始めにもしバナゲームについて説明しますね。

もしバナゲームはもともとアメリカのNPO法人が開発したカードゲームを
日本のとある病院の医師たちが日本語版として作成したものです。

トランプ大のカードで全部で36枚あります。そのカードの一つ一つに「もしものとき」「死の間際」に人が直面した時に大事なこととして口にする言葉が書かれています。

例えば、「痛みがない」「不安がない」「家族が一緒にいる」「誰かの役に立つ」など35枚はすでに内容が書かれていて、1枚だけ自由に書き込めるカード「ワイルド・ガード」があります。

「ワイルド・カード」は自分独自の考えを書き込めるカードです。

遊び方は色々あるみたいですが、ここでは割愛します。

今回はこのもしバナゲームをやってみて感じたことを書いてみます。


年齢や家族構成、タイミングなどで答えは変わる。


今回は研修だったこともあり、年齢も職種も異なる男女9名がグループワークとして一緒にゲームをしましたが、不思議とほとんど答えが一緒になる方がいませんでした。

でも、ご家庭を持っていらっしゃる方は「家族に迷惑を掛けない」や「家族が困らないように」などと家族を想う返答が多かった印象です。

私のように一人暮らしの男性や女性は「不安がない」や「人とのつながりを感じられる」などと答えていました。

きっと、この答えは「今」だからで月日が流れればまた違う答えになっているのだと思います。


考えることは「どのように生きたいか」


死期が近づいている状況で考えることは「どのように死にたいか」と思いがちですが、講師の先生は「どのように生きたいか」を考えるものだとおっしゃっていました。

「最期を迎えるにあたってどのように生きたいか」を考える。だからこそ環境やタイミングが違えば答えは変わってくるのだと思います。


ゲームにすることでセンシティブな内容が共有できる


普段なかなか「死」について考えることってないと思います。ましてや家族間で話をすることって日常生活の中では意識しないとしないですよね。

でもゲームとしてなら、ステイホームで家族みんなが集まっている今だからこそ和気あいあいとした空間でそれぞれの価値観を知ることが出来るかもしれません。

一人一人価値観は異なります。きっと親や兄弟、夫や妻がどのように考えているのか想像してもわからないからこそ、本人の口から聞いておけると良いですよね。

まとめ

人生、ましてや最期をどのように迎えたいかなんて普段から考えることはあまりないと思います。

だからこそ「もしバナゲーム」を機に考えてみるのも面白いかも知れません。

今回私ももしバナゲームをやってみて、意外と自分が人のつながりや死期が近づいた時に他者に何かを与えたいと考える人間だと発見しました。

「死期が近づいたら」ではなく、むしろ「今から」出来ることはやっていきたいという気持ちにもなりました。

今度はもう少し終末期について踏み込んで考えてみたいと思います。

今日はこの辺で。

ではまた!!

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