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「適切なケアマネジメント手法」の手引き重要ポイント解説!

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。

今回は先日少し触れた「適切なケアマネジメント手法」の手引きの中で私が特に重要だな~と感じたところだけをピックアップして書いてみます。

表紙などを抜かしても約50ページからなる大作であるこの手引きを読み終えた方はどのくらいいるのでしょう…?

「読んだよ~」という方は流石です!!

私の記事に目を通してくださる方々はきっと読まれている方が多いのではないかと思っています。

早速ですが、この手引きを大きく分けると
前半:なぜ手引きを作ったのか、どう活用して欲しいのか
中盤:基本的ケアと疾患別ケアの理解
後半:手引きの活用方法

となっています。

正直後半の活用方法については、各々活用の仕方が異なると思いますし私自身はそこまでこだわらなくても良いかと思っているので読み飛ばしました。

個人的には前半に手引きのポイントが集約されていて、中盤はケアマネジメントを細分化した内容になっているなと感じます。

私のこの記事では「前半」に書かれている部分でケアマネジメントを深める為には重要だと感じたことがあったので今回はそれを書き出します。


前半部分で何度か出てくる言葉として
・ケアマネジメントの水準を一定以上に…
・ケアマネジメントが目指すのは本人の尊厳を尊重し、住み慣れた地域で…
・地見の見える化、体系化

がありました。

要するに、ケアマネジメントのレベルを一定以上に引き上げる為に「適切なケアマネジメント手法」を通して知見を見える化・体系化することで、利用者の尊厳を尊重し住み慣れた地域で誰がケアマネとして担当しても長く支援することが出来るように作成されたのだと思います。


私はこの前半部分で重要だと感じたのは「あたりをつける」という点です。

これは私もたまたまnoteに書いた内容と重なるな~と感じていたのですが、「新規利用者が必要(不要)だと思うサービスを事前にイメージしておく」に共通することだと感じています。
※ちなみに私が以前書いた記事はこちら↓

私はこの記事で新規訪問の前には「事前情報を元に、初回アセスメントのイメージをする」と書きましたが、それがまさに「あたりをつける」と同義となります。

「あたりをつける」為には、それを考える為の「知識」が必要になります。そして、その「知識」の元になる考え方が中盤部分(基本的ケアと疾患別ケアの理解)になると思います。

中盤部分はなかなか文字数が多いですし、表にしてくれていますが、文字だけ追っても腑に落とさなければ実践としては勿論使えません。

自分の経験と表に掛かれた文言を照らし合わせながら「基本的ケア」「疾患別ケア」は理解して頂きたいです。


「適切なケアマネジメント手法」の手引きに書かれていることをケアマネ全員が理解をしたらかなりの精度で「一定水準」に達することが出来る内容だと個人的には思います。

ただ、あくまで「知識」=「材料」でしかありません。

「思考」をする為に「知識」があって、手引きはその為の材料でしかないので、その材料を使って「良い思考」で以って利用者を支援するにはケアマネ一人一人の熱い気持ちが必要です。

「熱い気持ち」という抽象的な表現をしましたが、利用者を「どうしたいのか?」「何を提供することがその方の為になるのか?」を常に考え続けることが「熱い気持ち」になり利用者の尊厳を守る支援に繋がると思います。


要点を私なりに分解して書いてみました。少しでも参考になると嬉しいです。

ケアマネは「知識」「メンタル」「俯瞰力」が必要な職種だと思います。

「俯瞰力」は私が勝手に作った言葉ですが、個人的には「俯瞰して見る」癖をつけることで、利用者・多職種・自分自身の考え方や距離感などを客観的に見て自分がどう立ち回れば良いのか思いつくきっかけになるように感じています。

もし覚えていたら私が考える「俯瞰力」についても記事にしてみますね(笑)

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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今日はこの辺で。

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