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ケアマネに対するイメージ(見え方の違い)

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。

先日友人の友人で現役で施設の介護職をされている方と話をする機会がありました。

その方は私の友人から私がケアマネジャー(以下:ケアマネ)であることを聞いていて「ケアマネについて聞いてみたかったんです」といくつか質問をくださいました。

その方は施設で介護職として長らく働いているそうですが、正直身体面・金銭面的には苦しい状況が続いていて、年齢的にも今後ケアマネの資格を取るか検討中とのことでした。

話をする中で「現役ケアマネである私」と「介護職である友人(の友人)から見たケアマネ」に対するイメージが異なると感じたので今日は書き出してみたいと思います。

※ここからは「現役ケアマネである私」は『私』「介護職である友人」は『Aさん』と表記します。

私はケアマネ14年の経験があり、Aさんはケアマネについて人から聞いたことやインターネットで調べた程度の理解です。

私はケアマネの仕事を大変だと思っていません。Aさんはケアマネは「試験の合格率も低い」「ケアマネは大変」という認識がありました。

14年の経験を経て私は「大変とは思っていない」だけで確かに傍から見たら「大変」なのかもしれません。

私も14年前は「めちゃくちゃ大変だ」「毎日しんどいな」と思っていた時期があります。

現在の私とAさんとの大きな違いは「14年」という経験の有無だけです。

ケアマネを始めてすぐに「余裕だな」「これはいい仕事だ」と思う人はほぼいないと思います。

私は「12年目」で転職をしましたが、その時も「めちゃくちゃ大変だ」「毎日しんどい」と思いました。

何が言いたいのかというと「ケアマネに興味があるならやってみたら良い」ということ。

Aさんとの会話の中で私が過去経験してきた最もパンチの効いている支援について個人情報を省いて話をしましたがAさんドン引きしていました(笑)

隣で聞いていた介護とは無縁の友人も「それ聞いたらケアマネやりたいと思わないよ」と同じく引いていましたが、私にとっては良い思い出です。

介護とは無縁の人が聞いたら引くような話でも、実際介護職を経験されてきた人なら「聞いた話」と「目の前で起こった状況」を分けて捉えられるのではないでしょうか?

例えば「便まみれ」の利用者がいたとして、介護とは無縁の方なら固まってしまう状況でも、介護職であれば「あちゃ~」とは思えど対応は出来ると思います。

ケアマネの仕事も介護職を経験し、ケアマネの業務について一生懸命学べばあとは「経験」を重ねるだけ。

その途中で心折れてしまうことも少なくないと思いますが、辛くても3年耐えられる方ならケアマネという仕事が向いていると思います。

介護の仕事は好きだけどお給料や勤務時間(夜勤等)、身体的な負担を感じている人でケアマネに興味のある方は是非受験し資格を取ってケアマネをやってみて貰いたいです。

現場の介護とはまた違った形の「介護」の楽しさが見つかるかもしれません。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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