かいざきまりあ

写真歴18年のカメラマンです。 とるではなく、与える写真。ポートレート特化型。 現在の…

かいざきまりあ

写真歴18年のカメラマンです。 とるではなく、与える写真。ポートレート特化型。 現在のステータスは母。名前と近づいた。 ここには、写真のことと、結婚に到るまでのことを書いていきます。 instagram @kaizakimaria

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最近の記事

やっぱり普通のカメラ、二年で壊れる

フリーとして写真の仕事を始めた時、よく経費の話とかで 「カメラ、だいたい二年もフルで使えば壊れるからね〜」みたいな話をよくしていました。 私は元々スタジオで働いていて、そこのカメラも毎日毎日こき使われており、そしてだいたい二年ぐらいで寿命(シャッター耐久)を迎えてました。 それこそ、スタジオで働き始めた頃に使ってたカメラ(キャノン40Dとか。10年以上前です。安いフルサイズ機なんてないです)は時々エラー99を表示し、「あ、もうすぐ死んじゃうんやな」と思ってました。(このエラー

    • 仕事として写真を撮ることを考える

      好きを仕事に!とか カメラで食べていける!とか 結構軽く言う世の中だけど本当に耳あたりの良いことを言ってるだけやな、というのは常々思います。 (耳あたりのいいことを言う人は必ずしも人のためを思っていってるわけではないので鵜呑みは危険である。自分を大切に思ってくれている人の意見を大事にしようね✌️) 私はもうかれこれ10年以上、仕事として写真を撮っていて、となると撮ることに対してもう趣味の枠を外れてしまって、趣味の延長〜!とかじゃなくもはや職人だと思ってます。目が真剣で魂込めて

      • 新婚ライフハック「オンライン顔合わせ、そして紙切れ一枚入籍。」

        私たちが婚約(プロポーズ)したのは2020年3月。緊急事態宣言前の時でした。 世の中ではマスクや消毒液がなくなったり、マスクを買うために早朝からドラッグストアの前に並んでる人たちがいたり、マスクが高値で取引されたり(マスクの供給が少し安定し始めたときにドンキで買った中華製のマスク、結局一枚しか使わなかったな)、今思うとマンガみたいな状況の時で私たちは式の予定も立てられず、同棲も全く考えておらず、 と、なると とりあえずやる事は入籍か?という感じでした。(突飛なようで、でも同じ

        • 新婚ライフハック「給付金で結婚指輪を作る」

          ネットニュースなどで世帯収入がいくらでこれこれこれだけ生活費がかかるから生活がカツカツみたいな記事を時々見ますが、いつも違和感を感じてる私たちです。 (ちなみに私たちは酒もタバコもギャンブルもやらない系なので嗜好品にお金がかからないというメリットはあります✌️) お金は多くあれば多くあるほどいい、というものもはなく、管理能力の方がはるかに大事で収入の範囲内でやりくりすることが金持ちへの道、とお金持ちになることに興味津々の私たちはよく知ってます。 金は正直いくらあっても足り

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        • 私と写真のこと
          3本
        • 新婚ライフハック
          6本
        • がっつり写真実用編
          1本
        • 結婚するまでのこと
          3本

        記事

          新婚ライフハック「番外編」

          なんと!!! 前回の記事から早三ヶ月!!! こんなに空いてると忘れられてたら良い方で、別れたんじゃ?と思われそうなものです。 最近は同じように自分の恋人や伴侶、家族との日常をSNSなどにアップし、多くの方に見てもらってる(私たちは全然多くのファンはいませんが、、)方たちがいますが、仲良いうちはいいけどまだ若い方だったりすると、これ拗れたりしたら大変じゃないかな…?!と時々考えたりします。(もはや新手の束縛系?!) そして、私たちはちょう元気です! 今回は新婚ライフハック

          新婚ライフハック「番外編」

          新婚ライフハック「セルフ前撮りならタダ」

          前回。 無事に婚約指輪を買っていただいたソヨ。 そして、今回は前撮りについて、カメラマン目線、また撮られる側目線(?)で話していきたいと思います。 私、ソヨは本職がカメラマンで、かれこれ10年以上この仕事で生きてきています。 元々、スタジオで働いていたので、白無垢や色打掛を着た本格的な和装前撮り、ドレスとタキシードの洋装前撮りと色々経験してきました。 また、数年前から出張カメラマンのサイトに登録したこともあり、外で、自前のドレスなどでの前撮りをする機会も増えました。 ブラ

          新婚ライフハック「セルフ前撮りならタダ」

          新婚ライフハック「婚約指輪は給料一週間分」

          「婚約指輪は給料の3ヶ月分」という言葉はよく耳にしますが、ゼクシィ「ブライダル総研 結婚トレンド調査2018」によると、婚約指輪購入の平均価格は41.9万円。 また40万円以下の回答項目を選択したカップルの割合を合計すると59.3%となり、半数以上が40万円以下で婚約指輪を購入したという結果になっています。 Googleで「婚約指輪 平均」と調べるとこの文章が一番初めに出てきます。 平均金額も三ヶ月分とまではいかないものの、婚約指輪はかなり高額な買い物です。 私が今までに買

          新婚ライフハック「婚約指輪は給料一週間分」

          イーヨとソヨの新婚ライフハック

          このnoteでは結婚に至るまでの話をまだまだまとめている途中ですが、そんな私たちは籍を入れて早三ヶ月経ちました! イーヨは旦那 ソヨは私、嫁です。 未だコロナ別居婚中です。(もはやコロナ関係ない)丁度、籍を入れる頃まだまだ旦那イーヨが転職活動中でどこに住むことになるかわからない!という中だったので居住地を決められなかったのですが、転職活動もめちゃくちゃ紆余曲折があり、、、結局転職せず、仕事しやすい大阪に住もう、となりました。今月引っ越し予定です。 そうやって結婚し、新婚

          イーヨとソヨの新婚ライフハック

          地元としての京都を撮る

          京都に住んでからかれこれ25年、京都でカメラマンの仕事を始めてから10年以上経とうとしてる、実は長野県出身の人です。 もし、私が今も長野に住んでいたら京都というところはどんなイメージでいたのだろう?と考えると全然想像できないです(少なくとも「京都の人はおっかない」から住むのはいいかな笑と思っていそう)。 しかし、私は長年京都に住んでいながらその良さに最近まで気付いていなかったのかもしれません。 ここ2、3年で、京都の風景と共に人を撮る仕事をする機会が増えました。 そうして

          地元としての京都を撮る

          写真を仕事にする方法、今昔

          写真家、というか、カメラマンというか。そう聞くとどんなイメージでしょうか?一昔前はCMとか雑誌とか芸能人とか、それらに関われる華やかな仕事のようなイメージでした。 そんな仕事は今やかなりメジャーな仕事になりました。 私はおよそ10年前から写真を仕事にしてきて、今に至ります。 写真の専門学校に通っていたので、二年生になる前から求人を見たり、自分は写真を仕事にするんだ、というイメージはあったのですがそんな華やかな仕事をしているイメージはつかなくて、写真の現像所みたいなところで

          写真を仕事にする方法、今昔

          第三話「防空壕レクイエム」結婚まで残り421日

          前回。 まだ好きでもないイーヨとたまたま山に行ってみたデートから約一ヶ月。 少し仲良くなったのか時々ラインしたりするものの別に次の約束を作るわけでもなく日々は過ぎて行きました。 実はその頃、私には別で気になっていた人がいて、一度一緒に遊んだことがあり、2回目その人誘おうかどうしようかわりと本気で迷ってて、正直イーヨのことは脳みその片隅的存在でした。 その別の人は元々友達なので、うまく行かなくても変に拗らせたくないな〜という思いから、かなり慎重に行動していて声をどうかけようか

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          第三話「防空壕レクイエム」結婚まで残り421日

          第二話「私を山に連れてって」結婚まで残り480日

          〜前回までのあらすじ〜 未来の旦那、イーヨと出会った時の印象は普通、、でもめんどくさくてだんだん嫌いになってきたぞ! ところがどっこい、色んな経験を一緒にしていくうちに普通に「ええやつやなあ」という印象が強まってきた…!(誰よりも確実にLINEの返事をくれたし、困ったらきちんと助けてくれた) そして、出会ってから約一年、アマゾンプライムでゆるキャン△を見てた私は山でカップラーメンが食べたくて仕方がなかった。 なに?イーヨは元ボーイスカウトでガチ勢だって?!コッヘル持ってるの

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          第二話「私を山に連れてって」結婚まで残り480日

          【保存版】結局、誰も教えてくれない「自分に合ったカメラ」の買い方

          カメラマンの仕事をしていると時々 「どのカメラがおすすめですか?」 と聞かれることがあります。 私が使っているカメラは確かに私にとって使いやすく、とてもおすすめですが、その人がカメラを使う目的によっては全然おすすめできません。 要するに、おすすめのカメラを買うには自分のカメラを買う目的を明確にする必要があります! ということで、今回、10万円もらえちゃうし、カメラ買っちゃおうかな☆という人も多いと思いますので、「かっこよくて使いやすくて自分に合うカメラを安く買う方法

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          【保存版】結局、誰も教えてくれない「自分に合ったカメラ…

          第一話「こいつはない」結婚まで残り803日

          このnoteに書きたかった話の一つである結婚に到るまでのことをゆっくりまとめていこうと思います。(二話目以降有料になります!恥ずかちいので!) ちなみに、この記事を最も楽しみにしてるのはその結婚相手です。 彼のことはここでは「イーヨ」と呼びます。(くまのプーさんのイーヨに似ているため) 作品を見たりする時、その作者自身がどんな人かを知る時にさらに深みを増すし、さらに親近感を持って見ることができるから、私はこうやって人間味溢れる(?)自分のことを書いているのだけど、まあ、それ

          第一話「こいつはない」結婚まで残り803日

          番外編自分史「野生児になった理由」

          見出しの写真は昨日、色々積もり積もって家を飛び出し、今流行りの「おうち時間」ならぬ「野生時間」をした写真です。 コロナウイルスが流行ってから早二ヶ月以上経ち、当初は鼻で笑っていたコロナ鬱的なものに自分も悩まされるのか、と驚きつつ。外に撮影に行く仕事はなくなってしまったし、体調悪そうな人を見るだけで神経すり減る思いだし、ツタヤで漫画は借りられないし、色々なことはなかなか進まないし、、!!と。 昨日思い立って20年以上遊びに行っている近所の里山に出歩いたのでした。(とりあえず

          番外編自分史「野生児になった理由」

          私が写真を仕事にした理由、今撮る理由。SONO2

          前回の話はこちら 〜3行でわかる前回までのあらすじ〜 まりあ、絵を描くのめんどくさい(高校時代) →写真、撮るの楽チン、楽しい、君に決めた →写真の専門学校楽しい←イマココ 〜〜〜〜〜〜 お仕事してる人に教えて欲しいです、なぜ、その仕事をしますか? 私は仕事に関してこの理由は簡単でした。 でも、仕事をするうちに自分の作品制作に対してその「なぜ?」が若干わからなくなってきたのでした。そんな今回のお話です。 専門学校時代、作品をたくさん作っていたのは恐らく脳みその代謝

          私が写真を仕事にした理由、今撮る理由。SONO2