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『なぜか人生がうまくいく「優しい人」の科学』を読んでみた。
和田和樹さんの『なぜか人生がうまくいく「優しい人」の科学』を読んだ。
「優しい人」
手前味噌ではあるが、おそらく自分が生まれてきてから一番言われてきた言葉だと思う。
占いや性格診断でも必ず「優しい人」「共感力がある人」と出てくる。
自分の持ち味は「優しい」こと。
優しさについて自信がある。
たくさんの人から優しいと言われてきた経験がある。
しかしここに罠がある。
「自分は優しさに自信がある」だからこそ優しさについて知ろうとしなかった。
「もう知っている。だから自分は学ぶ必要がない。」
自信という名のある種の罠にかかっていた気がする。
得意なことだからこそ、その能力を磨かねば。
得意なことは案外知っているようで、知らないことや勘違いしていたこともあるものだ。
たまたま本屋で見つけたこの本との出会いに感謝したい。
「優しくなろう」と思っている人はもちろんだが、「自分は優しい」と思っている人もぜひ読んでいただきたい。
わかりやすい内容で各章の最後にはしっかりまとめも書いてくれている。
本を通して客観的に眺めてみると、果たして本当に自分は優しい人間だと胸を張って言えるのだろうか。
少しドキッとしながらも、まだまだ完璧じゃない自分の力をもっと磨いていきたい。
そしてその力を悩み多きこの社会にどんどん還元していきたい。
そして最後に「優しい人は人生がうまくいく」。
この言葉を信じたい。
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