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『金持ち父さん貧乏父さん』で個人的に響いた言葉

みなさんこんにちは!旅狼かいとです。

今回は一つ前の記事でレビューしました『金持ち父さん貧乏父さん』の中で、僕が個人的に印象に残った言葉や学んだことをご紹介していこうと思います!

本当はレビュー記事にまとめるのがよかったのですが、思いの外書きたいことの量が多かったので記事を分けてしまいました。笑

ちょっとした自己啓発の感覚でこの記事は楽しんでいただければと思います!


頭の中の考えがその人の人生を作る。

たとえば、父のうち一方は「それを買うお金はない」というのが口癖だったもう一人の父にとってそれは禁句だった。この父は、こんなときは「どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか?」と言わなくてはいけないと私に教えた。
一方の父の言葉は断定的、もう一方の父の言葉は答えを要求する疑問文だ。前者を口にすればことはそれで片付く。もう一方はそのあと、自分の頭で考えることを余儀なくされる。のちに金持ちになった父親は、自分にそれを買うだけのお金がないとき、何も考えずに「それを買うお金がない」と言ってしまうと、頭が働くのをやめてしまうのだと説明してくれた。
「どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか?」と自問すれば頭が働き出す。
簡単に考えることを放棄するのではなく、世界で最も優秀なコンピュータ、すなわち自分の頭を使え。頭は使えば使うほどよくなる。賢くなる。

強靭な顎も、鋭い爪も、空を飛ぶ翼も、水中で呼吸するためのエラも持たない人間の唯一にして最強の武器が、脳

すなわち「思考する力」「考える力」だと僕は考えています。

これを使わないのは、動物たちが顎や爪を使わないこと、鳥が翼を使わないこと、魚がエラを使わないことと同じではないでしょうか?

  

ロバート・フロストの詩『歩む者のない道』

黄色い森の中で道が二つに分かれていた
残念だが両方の道を進むわけには行かない
一人で旅をする私は、長い間そこにたたずみ
一方の道の先を見透かそうとした
その先は折れ、草むらの中に消えている
それから、もう一方の道を歩み始めた
一見同じようだがこちらの方がよさそうだ
なぜならこちらは草ぼうぼうで
誰かが通るのを待っていたから
本当は二つとも同じようなものだったけれど
あの朝、二つの道は同じように見えた
枯葉の上には足跡一つ見えなかった
あっちの道はまたの機会にしよう
でも、道が先へ先へとつながることを知る私は
再び同じ場所に戻ってくることはないだろうと思っていた
いま深い溜め息とともに私はこれを告げる
ずっとずっと昔
森の中で道が二つに分かれていた。
そして私は人があまり通っていない道を選んだ
そのためにどんなに大きな違いができたことか

The road not taken
Two roads diverged in a yellow wood,
And sorry I could not travel both
And be one traveler, long I stood
And looked down one as far as I could
To where it bent in the undergrowth;
Then took the other, as just as fair,
And having perhaps the better claim,
Because it was grassy and wanted wear;
Though as for that the passing there
Had worn them really about the same,
And both that morning equally lay
In leaves no step had trodden black.
Oh, I kept the first for another day!
Yet knowing how way leads on to way,
I shall be telling this with a sigh 
Somewhere ages and ages hence:
Two roads diverged in a wood, and I took the one less traveled by,
And that has made all the difference.
(Robert Frost, 1916)

人生は選択の連続。そして、何を選ぶかはいつも自分次第。

たとえ大衆の意見に逆らうことであったとしても、自分で選んだ道なら悔いはない。

そして何より、人と違うようになりたいのなら、誰かが進んだ道を通っているだけではいけないし、人と違うことをしなければいけないに決まっている

そんなことを言っている素晴らしい詩です。

結局のところ、人と同じが必ずしも良いわけではない。

だからといって、違うことだけが良いとも限らない。

何をするにしても最後は“自分の”選択になるのですから、それなら自分の意志・考え・直感に従うのが一番だと僕も思いますね!

  

人間は誰だって、人生につつきまわされている。大切なのは、そのあとにどうするかだ。

人間はだれだって人生につつきまわされている。中にはあきらめてしまう人もいるし、戦う人もいる。でも、人生から教訓を学んで先に進んでいく人はとても少ないんだ。そういう人は人生に突かれることを喜ぶ。人生から何かを学ぶ必要があることを知ってるからだ。それに、自分から学びたいと思っている。そういう人は人生からつつかれるたびに何かを学び、先に進んでいく。でも、ほとんどの人があきらめる。そして、きみのような一握りの人間が戦う道を選ぶんだ。

何が起こったって、どんな結果になったって、常にそこから学ぶ姿勢をとっていれば、必ず何かを得ることができる。

そして先へ進んでいける。

ただ、こうする人は世の中ではほんの一握りなんだ。

それゆえ、人生“に”振り回される人ばかりが多く、人生“を”振り回す、本当の意味で“自分の人生を生きる人”が少ないのではないかな。

  

中流以下の人間はお金のために働く。金持ちは自分のためにお金を働かせる。

『お金になんて興味はない』という人はおおぜいいるが、そう言いながら一日八時間せっせと働いている。

そんなのは真実を否定していることにしかならない。

本当にお金に興味がないのなら、なぜ働いているんだ?

こういう考えの人は、お金を貯めこんでいる人よりもっと異常と言えるかもしれない。

  

お金を持たないことへの恐怖によって、考え方が支配されてはいけない。

長い目で見れば、仕事をすることが「お金がないこと」への恐怖をなくすための最善の方法とは限らない。

仕事をすることは長期的な問題に対する短期的な解決策でしかないのだから。

ならどうするのか。

頭を使うしかない。

自分の脳の思考力をフル回転させて、あとは"選択"をするだけだ。

迷うということは、どちらの"選択"を自分が本当は求めているのかがわかっているはずなんだ。

自分の直感や信念を、理性で否定しているだけ。

だから、変わるためにはその理性を外さなければいけないときもあるんだ。

それが「恐怖に打ち克つ」ということなんじゃないかな。

  

「恐怖」と「欲望」から繋がる「無知」こそが、貧乏や金詰まりといった人間をお金の奴隷とする一番の原因。

恐怖・欲望を長期的に自分のためになるよう、感情をコントロールすることが大切だ。そのために、情報や知識を手に入れるために心を開き、自らを客観視する必要がある。
恐怖や欲望、無知な人間は、鼻先にニンジンをぶら下げられた馬が、どこへ行くのか知りもせずに、重たい荷物を引いて走り続けるのと変わらない。
高い給料、昇給、“安定した”仕事、新しい車、大きな家…。これらのお金(に関わるもの)やモノをただ欲望のままに、無知のままに追い求めているのは、ニンジンをぶら下げられた馬と何ら変わらないのだ。

恐怖が自分を支配していることから目を逸らさず、目の前の問題をその場しのぎに乗り切るのではく、「ほかに道はないだろうか?」「自分に見えていないものが何かあるんじゃないか?」と考え自問することが重要だ。

「現実から目を逸らす」「楽な方へ流される」といった感情的な思考を断ち切り、はっきりした頭で物事を考える時間が大切なのだ。

   

大切なのは受け入れ学び、考える力だ。

柔軟性を持って新しいものを喜んで受け入れ学び続けるならば、人は変化を乗り越えるたびにどんどん裕福になっていく。お金があればすべての問題が解決するだろうと思っている人は、これから先、苦労するだろう。問題を解決しお金を生むのは頭脳だ

  

人生で大事なのはどれだけお金を稼げるかではなく、どれだけのお金を持ち続けることができるかだ。

宝くじに当選した人がその後破産してしまうという話は有名だ。

最近では、仮想通貨(暗号通貨)によって“一時の春”を謳歌した人も多いかもしれない。

けれど、本当の意味での「お金持ち」になるためには、そのお金を“どう使うか”が大切だ

儲けたお金をただ使うのではなく、「増やすこと」に使い、さらに“資産”を大きくする。

持ち続けるお金の量を増やし、その時間を長くする。

この考え方こそが、「金持ち父さん」になるための重要なことなのでしょう。

   

金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。

数字と文字の両方から見えてくる「物語」に注目しなければいけない。資産は私のポケットにお金を入れてくれる。負債は私のポケットからお金を取っていく。

筆者ロバート・キヨサキの考える「本当の資産」
1.自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
2.株
3.債券
4.収入を生む不動産
5.手形・借用証書
6.音楽、書籍などの著作権・特許権
7.その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など

好きでなかったら、きちんと世話ができないからね。

まずは「本当の資産」がどんなものなのか、「資産と負債の違い」を知る。

その上で、自分が一番好きな資産を手に入れるのが最も良い手段。

何事も、楽しまなければ続かないからね!

   

刀と玉と鏡の力

刀・玉・鏡。
この三つは、古くから伝わる日本の三種の神器である。
刀は武器の力を象徴し、玉はお金の力を象徴し、そして鏡は、己を知ることの力を象徴している

この「己を知る力」が、3つの力の中で最も強い力をもっているというのが、『金持ち父さん貧乏父さん』における考え方です。

というのも、多くの人は、自分が今やっていることが正しいかどうか自問することをしない。

疑問を持つこともなく、みんなと同じ方法、今までと同じ方法を選ぶ。

加えて、何も考えずに、自分がこれまで言われてきた通りのことをやり続ける

「リスクの分散」「持ち家は資産」「安全・安定な仕事先を見つける」「昇給・昇進すれば問題は解決する」「間違いをするな」「危険を冒すな」……

「本当にそうなのか?」と疑問を持つことさえしない。

人と違うことをすることが嫌だ、悪い噂が立つことが怖いという人はとても多い。

そういった感情の根源は、仲間外れにされることへの恐怖だ。

しかし、人と違ったことをするのを恐れるこの気持ちこそが、問題解決のための新しい道を見つけるのを難しくしている。

「鏡」を使って「己を知る」、つまり、「自分を客観視する」ことは、この恐怖と向き合うために非常に重要である。

そして、恐怖と対面することで、恐怖を知り、本当は恐怖などではないこと、恐怖を乗り切る方法、恐怖をうまく扱う方法を考え、知ることができるのだ

   

バックミンスター・フラーの「富」の定義

『金持ち父さん貧乏父さん』の中で、ジオデシック・ドームという建築に関する特許を取得した、建築家であり思想家でもあったバックミンスター・フラーという人物の「『富』の定義」が紹介されています。

富というのはあと何日間その人が生き残ることができるか、つまり、今日仕事をやめたとして、あとどれくらい生きていけるか、その能力をさす
「資産」として考えるものの中には、高価だが本当は価値のないものや、本人にとって価値があるだけで実際は安物だというものも含まれる。フラーの富の定義に従えば、他人に依存することなく経済的に自立した状態を確立するという目標に自分がどれくらい近づいているかが正確に測ることができる。

  

ファイナンシャル・インテリジェンス(お金についての知識)

筆者ロバート・キヨサキが、自身が今の地位や資産を築くに至った手段・思想の筆頭として挙げているのが、「ファイナンシャル・インテリジェンス」と名付けられた4つの“力”です。

1. 会計力
数字を読む力。
ビジネスにおいて数字は、切っても切り離せないものである。
2. 投資力
投資は「お金がお金を作る科学」だと言える。
投資には戦略と方式が必要であり、戦略と方式を活用するためには創造力を持つ右脳を働かせなければいけない。
3. 市場の理解力
市場とは、需要と供給の科学だ。
市場を理解するには、投資の基本的な情報や経済的側面に加えて、市場のテクニカルな側面、いわば人為的側面を知る必要がある。
4. 法律力
特に税金まわりについての知識を持っているか否かで、金持ちになれる速さが変わってくる。

   

個人の能力・才能の開花を邪魔する最大の要因は、過度の「恐怖」と「自身のなさ」にある。

私たちは誰もがみな、大きな可能性を持っていて、たくさんの才能をうちに秘めている。

そんな個人の能力や可能性、才能の開花を邪魔する最大の要因は、過度の「恐怖」と「自信のなさ」である。

ほとんどの場合、頭がいい人よりも「度胸のある」人の方が成功への道を先へ進んでいく。

”ただ選択肢を増やすために“、リスクを負うこと、大胆になること、恐怖を知恵と力とに変えることを学ぶべきであり、行動に移していくことが大切である。

チャンスは、作り出すものだ。

   

本当の意味での「リスク」と「ギャンブル」とは?

自分がやっていることがちゃんとわかっていれば、リスクを冒したとしてもそれはギャンブルではない。わけもわからないまま取引にお金を注ぎ込んで、あとは天に任せるとしたら、それはギャンブルだ。どんなことも言えるが、大事なのは自分の持てる専門知識、知恵、その「ゲーム」を愛する気持ち、それらを総動員して、リスクを減らすことだ。

はっきり言って、リスクはどんなものにもつきものだ。

大切なのは、「自分が今何をしているのか」を理解しておくこと。

ある人にとってリスクがあることが、別の人にとってはそれほどリスクがないということがある。

賢くなればなるほど、リスクを跳ね飛ばして勝利を手にするチャンスは増える。

株や不動産やそのほかのマーケットに投資するよりも、まずお金に関する知識を習得するために投資すること、これが大切なのだ。

  

「できない」という発言には…

「そんなことは、ここではできない」という発言には、「どうやったらここでそれができるかわからない…まだいまのところは」ということではないかと指摘し、考え直させる。
大きなチャンスは目に見えない。頭を使って感じ取るものだ。そしてそのためには、知識を身につけ、日ごろからチャンスを見つける訓練をする必要がある。
大きなチャンスは目に見えない。頭を使って感じ取るものだ。たいていの人はお金に関する訓練を受けていないため、目の前のチャンスを逃してしまう。

  

「負け」や「失敗」を恐れないことこそ、成功のために最も大切なことである。

経済的な自由を手に入れる過程は、単なる「ゲーム」にすぎない。だから大切なのは、どんなときにも楽しむことである。
勝ったことが一度もない人のほとんどは、勝つことを望む気持ちより負けるのを恐れる気持ちが大きいから勝てないのだ
学校では、まちがえるのは悪いことだと教えられ、まちがえると罰を受ける。だが、実際に人間がどのように学ぶかを考えてみればわかるが、人間はまちがえることで学ぶ。私たちは転びながら歩くことを学ぶ。もし、まったく転ばなければ、歩くことはできないだろう。あなたが自転車が乗れるようになるまでだって、そうではなかったか?
金持ちになるのも同じだ。残念ながら、大部分の人が金持ちでないのは、みな損をすることを恐れているからだ。勝者は負けを恐れないが、敗者は負けを恐れる。失敗は成功に至るプロセスの一部だ。失敗を避ける人は成功も避けている。

「成功」の反対は「失敗」ではない。「何もしない」だ。
とは、本当によく言ったものですよね!

   

「いくら稼げるか」ではなく「何を学べるか」で仕事を探しなさい。

特定の専門を選ぶ前に、また「給料をもらって支払いをしてそれなりに暮らしていくこと」を繰り返す「ラットレース」にはまる前に、将来を見渡しながら、自分はどんな技術や能力を習得したいと思っているかじっくり考えることが大事だ。

   

「いま毎日やっていることの行きつく先はどこですか?」

会社に雇われている人たちは、将来のことをきちんと考えているのだろうか。

それとも、彼らは自分がどこへ向かっているかなど疑問にも思わずに、ただ次の給料日や休みの日のことだけを考えているのだろうか。

人生の先の方まで見通し、新しいことを学ぶために働くというのも手段の一つだ。

何事も、一番辛いのは新しいことを始めるときだ。

ただ、一度始めてしまえば、あとは意外と楽なものだし、きっと楽しくなるだろうさ…!

   

才能に溢れる人がいつまでも貧乏なままでいるのは、ビジネス戦略を持っていないからだ。

マクドナルドのハンバーガーよりもおいしいハンバーガーをつくれる人は、この世の中にたくさんいるだろう。
ただ、マクドナルドよりも稼げるハンバーガー売りは、もはや出てこないかもしれない。
それは、ハンバーガーをつくる才能を持っているかではなく、優れたビジネス戦略を持っているか否かで決まることだからだ。

多くの人が才能に見合わない収入しか得れない原因は、彼らが持っている知識や才能にあるのではなく、「知らないこと」にある。

専門を持つことがすべてではない。

これからの時代は広く学ぶことを意識しなければいけない。

   

「アラモ砦を忘れるな!」

アラモ砦を忘れるな!」とは、テキサスの人たちの合言葉のようなものであり、その考え方の象徴でもある。

負けることを恐れない。むしろ、負けるなら派手に負けるくらいがちょうどいいと思っているのが、テキサスの多くの人たち。

大切なのは、たとえ負けたとしても、失敗したとしても、それを受け入れ意気を奮い立たせ、のちの勝利や成功に変えることだ。

勝つことは、負けを恐れないことを意味する。
 by フラン・ターケントン

   

臆病な人間は決して勝者にはなれない。

臆病な人間は決して勝者にはなれない。

そして、根拠のない疑いが臆病な人間を作る。

臆病な人間は批判をし、勝利を収める人は分析する。

「〇〇は嫌だ」「いまは忙しい」「そんなことにかけるお金はない」…

これらの言葉は、その先にある可能性を一瞬で潰してしまう。

本当はただ、「よくわからないものに手を出したくない」という恐怖、「めんどうくさい」という理由のはず。

大切なのは、真っ向から否定することでも、考えなしに鵜呑みにすることでもない。

それらを、自分なりに分析することだ。

   

「それを買うお金はない」という言葉を口にしてはいけない。

「それを買うお金はない」と言いたくなったら、「どうすればそれを買うことができるだろうか」と自問することだ。

こうすることで、脳は答えを探すために考えざるを得なくなる。

  

エレノア・ルーズベルトの名言

自分の心に聞いて『正しい』と思うことをやることだ。なぜなら、いずれにせよ非難を受けることになるのだから。たとえ何をしようと、また何もしなくても、文句を言われる。
 by エレノア・ルーズベルト

「欲張ること」よりも、「欲張ることに罪の意識を持つこと」の方がよくない。(もちろん、“欲張りすぎ”はよくないけどね!)

ちなみに、このエレノア・ルーズベルトの名言は『金持ち父さん貧乏父さん』で僕の中で一番”ビビッッ“ときた言葉でした!

この世の中の真理というか、人の心の真理をズバッと射抜きすぎていると思いませんか?!

  

富を築く上で最も高いハードルとは…

富を築くのをさまたげるハードルのうち越えるのが最もむずかしいのは、自分自身に正直になり、人と違ったことをするのを躊躇わないことだろう。

ロバート・フロストの詩『歩むもののない道』の繰り返しになるが、人と違う結果を求めるのならば、人と違うことをする必要があるのは当然である。

ただ、それが人と違う結果を得る上で一番難しいから、他の人とは違う人というのはごく少数なのだ。

これは、実際にお金をつくる場合(例えば投資)においても同じだ。

割りのいい儲け口があったとしても、それが新聞に載る頃にはほとんどの場合、もう遅すぎる。

そんな古い情報に振りまわされるより、新しい儲け口を探す方がよい。

何事も、「いい波は必ずまたやってくる」ものなのだから。

  

今の時代に必要なのは「いかに速く学ぶことができるか」だ。

すべてがどんどんと変わっていく現代においては、あなたが何を知っているかはもうあまり意味を持たなくなっている。なぜなら、あなたが知っていることがもう時代遅れになっている場合が多いからだ。問題なのはいかに速く学ぶことができるかだ。

  

自分に対する支払いをまず済ませる。

「自分に対する支払いをまず済ませる」というのは、資産を築くための手段であるだけでなく、「自制力」を高めることにもつながる。

収入が入ったら、家のローンやクレジットカードの支払いの前に、投資や資産の購入に費用をあてる。

こうすることで、無駄な出費を抑え“なければいけなくなる”し、もし足りないとなったら稼が“なくてはいけなく”なる

こうすることで、自己抑制の力と内面的な強さ、大多数の人と違うことをするというガッツを養うこともできる。

  

「人を管理する」ということの本当の意味

「人を管理する」というと、自分より能力の劣っている人、自分より地位が低く自分が権力をふるえる相手を扱うことや、そういった人とのみ一緒に仕事をすることと考えがちだが、そうじゃない。

「人を管理すること」の本当の意味は、専門分野で自分より優れている人をうまく使うこと、そして、そういった人たちに十分な報酬を与えることである。

  

「資産」を増やす上で大切なのは、「元手は必ず取り戻す」ということである。

資産」を増やす上で大切なのは、「元手は必ず取り戻す」ということである。

手元を取り戻しさえすれば、あとは上がろうが下がろうが「損」をすることは絶対になくなる。

すぐれた投資家はまず、「自分のお金をいかにはやく取り戻すか」や「何をタダでもらえるか」に注目する。

  

世界はあなたを映す鏡にすぎない。

必要なものをまず与えよ。

教えよ、さらば与えられん。

自分が誰かに何かを与えれば、巡り巡ってそれは必ず自分に返ってくるものだ。

もしそうじゃないのなら、それは自分が「返ってくることをアテにして」与えているからだ。

大切なのは、「ただ与えるために与えること」だ

自分が与えたものが自分にかえってくる。

つまり、自分を囲む世界、自分が生きる世界というのは、自分を写す鏡であると言えるのではないかな。

  

   

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