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なぜ自分は外国語教育の研究者になろうと決めたのだろうか

外国語教育における研究者を目指す1人の最初のnote。生い立ちから大学に入って実際に研究職を目指すことを決意したところまでのお話。

ご挨拶

どうもどうも。毎度のことながら多くの方にご迷惑をおかけしていますKaito.Cでございます。(各方面の私がお世話になっている方々、「またこいつなんか変なことしはじめた」とか思ってもお許しください。(笑))

なんだろうか、最初のノートなのでとっても重い内容も嫌だし(言い換えれば今後のnoteではちょっとずつ重い内容、言い換えれば読む方にとって考えてもらおうとしている内容も書くってことですね)かといって自分の性格に合わないようなお話も嫌だなぁって。

そんな時思いついたのがとりあえず自己紹介をしようと。ただ、「自分の好きな食べ物は〜」みたいな簡単なものじゃつまらないと。

てなわけで表題にあるように自分の人生を振り返りながら今のところわかっている「なぜ」自分が外国語教育(とりわけ日本国内の英語教育の文脈)で今後生きていこうと思ったのかなんて話をしようと思います。

生い立ちの概略

2001年3月:千葉県にて生まれる

幼稚園:東京都の幼稚園→福岡県に引っ越す

小学校:都内公立校入学。小4〜小5の間いじめにより不登校。小6で部分的に通学。他はフリースクール通い。

中学校:上記の影響もあり都内私立中高一貫へ進学

高等学校:内部進学を蹴り留学のため別の都内私立高校を再受験し入学

大学:W大学教育学部英語英文学科進学。そして今現在は学部3年(ゼミはテスト理論関係)

こんな概略でございますが、自分がまず教育(教師)に対して興味を持ったのが小学生の時でした。自分が不登校になり、学校というものに絶望していた時にお世話になったフリースクールで人生の価値観を変えてもらいました。本当にあそこに通っていなかったら今頃自分は生きていないんじゃないかな(笑)ってくらいに。そんで、そういう先生になりたい!って思い始めて意識の片隅で教師というものをぼやぁっと意識し始めました。

そして中学に入ると英語という教科に興味を示し始めて、父親が英語を使う仕事を日常からしていることもあり、どこか「英語教師」というものに憧れを抱き始めたんですね。

そして高校ではオーストラリアに一年間留学して、海外の教育制度なんていうものを実感してきました。(ここのお話は後日一本にまとめます)

英語教師から大学教員への進路変更

そういう経緯で英語教師を目指していましたが、大学の教職課程やニュースなどを見てまず教師という職業が自分の思い描いていたのと違う(なんで教師なのに専門性を高められる時間が取れないんだなんていう疑問)のと、自分がお世話になっている大学の先生から、進路として大学教員を提案されたことが相まって進路を真面目に考え直すことに。

そしてそんなモヤモヤの時期に入試改革議論が活発化してきて、自分が一番強く感じたことが高校生が実際に矢面に立たないと変わらない制度なんだ、という一種の呆れというかなんというか。あれだけ問題点が山積しているのに研究者だけじゃ変えられないんだ、と。今だから言えば自分は高校生という当事者が反対しないと変わらない構図そのものがどこかおかしいなと思っているわけで。これは別に文科省を責めるわけではなく、そういった社会的コンセンサスがあること自体が問題だと思いますが。(もちろんそこで改革を止めてくれた高校生の方々には感謝しています。そして大学生の私が非常に無力であったことは本当に申し訳ない。)

※ここでの出来事については鳥飼(2020)『10代と語る英語教育ー民間試験導入延期までの道のりー』筑摩書房 をご参照あれ。私が言う高校生の中から代表2人と私の同学年にあたる大学生の1人がナラティブにこの出来事を語ってくれています。

そんな英語教育を取り巻く現状において色々と問題はわかっているのに変えられない、変えるとしてもなぜかまともな研究者の意見が採用されない、そんな現状がまずいな、と思ったのが研究者を目指すようになった1番の大きな理由です。なんとか実証的な知見に基づいた議論を引っ張れるようになりたいと思って研究職に就くことを決めたってわけです。

まだまだ学士もとっていない大学生ではありますが、まあきっとこの進路は変わることがないのだろうな、と思っています。幸いにもその進路を応援してくださる方もいてくれますし。孤独じゃないからこそ選べた進路かもしれないですね(笑)

終わりに

大雑把に言えばこんな理由で研究者、強いては自分と同じように興味を持ってくれる学生を発掘すべく大学教員になれればいいなと思っています。(最近自分に専門分野の質問をくれる後輩くんが2人くらいいて早速ご機嫌ですが(笑))もちろん楽な道ではないですし、まだまだ勉強不足だと思います。ただ、多分自分の興味のあるものに対する集中力は異常なので(母親曰く「昔からあなたはそうだった」とのことです)、その興味が持続する限りはこの進路で行こうと思います。

こんな稚拙な文章をここまで読んでくれている方はきっと優しい方ですね。そういった優しい方に私は支えられているのだろうと常々感じます(唐突)

未熟な私ではありますが、これからもご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

最初からあんまり長くなってもみなさん絶対飽きるので、今回はここまでで。また時間ができた時にでも書きます。

てなわけでおやすみなさい!私は寝ます!(笑)

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