144.便利な世の中になった事による代償。映画「ラストマイル」を観て感じたこと
※一部ネタバレを含みます
先日、友人と「ラストマイル」という映画を観ました!
人気ドラマの「アンナチュラル」と「MIU」がコラボした映画で個人的にも楽しみにしていました。
内容は面白いだけではなく、考えさせられる映画だったのでそこで感じた事を書いていきたいと思います。
ざっとあらすじはこんな感じです。
便利になったことの代償
上記のあらすじにもありますが、今回の映画は恐らくA○azonを題材にしているのではないかと思います。
今や生活する上で切り離せないくらい浸透しているサービス。注文した商品が翌日に届くなんて事は15年ほど前はあり得ない事でした。より消費者に喜んでもらえるようにやっている企業努力の裏にはそこで働く人の過労があるんだなと感じました。
1つの仕事にたくさんの人が関わっています。
上流→中流→下流。下に行くにつれて低賃金で働くことになります。では上流の人は幸せかとういうとそうではありません。
今回の映画では上流の社員が倉庫内で飛び降り自殺をするという事件が発生しました。
そんな事象が発生しているにも関わらず、倉庫ではベルトコンベアの稼動を一切止めることはありませんでした。
何のために働いているのか?
消費者が喜ぶためにやっていることが結果、一番身近な従業員を不幸せにしていることがある。
今回の映画を観てそう感じる事がありました。
必ずしもすべての企業がそうだとは思いませんが、少なからずあるのではないでしょうか。
では人は何のために働き、企業は何のために商品やサービスを世の中に届けているのでしょうか?
これは人それぞれあると思います。
私は今やっている仕事がこの先の人生に繋がっていて、金銭面だけではなく、精神的にも幸せになること。そして自分と関わる人全員がそうなればいいなと思って仕事をしています。
JALグループの企業理念に「全社員の物心両面の幸福を追求」とあります。
お客様だけではなく、従業員が物心両面で幸福になること。
この状態が一番理想だなと思います。
まとめ
最近観た映画の中で一番考えさせられる映画でした。
人はそれぞれ目的があって仕事をしています。
大切な人を守るため、圧倒的に金持ちになるなどなど。
理由はなんでも良いなと思います。
しかし1人で仕事をすることはできません。
全ての仕事には必ず関わる人がいます。
お客様だけではなく、一緒に仕事をする人全員が喜ぶ仕事をしたいですね。
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