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MoTにPdMとして入社したら、働きやすく、この先が楽しみになる場所でした

こんにちは!フジイカイタと申します!

2022年2月1日から、株式会社Mobility Technologies(以下MoT)にて、タクシーアプリ『GO』のプロダクトマネージャー(以下PdM)として働いております。

入社から2ヶ月近く経ったところで、自分の振り返りも兼ねて、「MoTでPdMをするってどんな感じ?」というのを少しでもお伝えできればと思い、記事を書くことにいたしました。

最初に主なポイントをお伝えすると、以下のことを感じています。

  • 内定後のカジュアル面談やPdMブログリレーなどのおかげで、入社前後でのギャップが少なかった

  • プロジェクト管理については専任のPjMがいるため、PdMとしてはどういう目的でどういう機能を提供すべきか(Why, What)を考えることに集中できる環境である

  • プロダクト改善のための仕組みや、開発体制改善の仕組みがあり、個人的に過去に苦労した取り組みがちゃんと回っていて素晴らしい

上記のことに関して、そもそも私がMoTに入社を決めた理由などにも触れながら、この先詳しくお伝えできればと思います。

自己紹介

ざっくり経歴としては以下のとおりですが、今年(2022年)が社会人10年目の年になりまして、MoTが3社目です。
新卒から今に至るまで、主にC向けサービスのPdMとして過ごしております。新卒のときからPdMというのは、少し珍しいケースかもしれません。

1社目 / 2013年04月 ~ 2019年12月
通信系会社に新卒入社後、C向け映像配信サービスのスマホアプリ開発のPdMやB向け映像配信ソリューション提供のPjMを経験。

2社目 / 2020年01月 ~ 2022年01月
EC系会社にて、CtoCプラットフォームサービスに従事。PdMとして、検索関連の新機能開発・改善などを中心に複数領域を担当。

3社目 / 2022年02年 ~ 
株式会社Mobility Technologiesにて、タクシーアプリ『GO』のPdM。

なぜMobility Technologiesに入社したか

前職においては、PdMとして幅広いことにチャレンジさせてもらいましたし、優秀な方々と一緒に働くことができて、とても良い環境でした。
ここで経験させてもらったことが、PdMとしてやっていく自信にもなりました。

ただ、PdMとしてのキャリアパス部分でズレを感じることがありましたし、個人的に別分野に関わりたいという想いもありました。また、前々職・前職ともにいわゆる大企業だったので、いつかはスタートアップで挑戦してみたいという気持ちもあって、転職を考えました。

ありがたいことに、複数の企業様からオファーをいただきましたが、最終的にMoTを選んだのは、大きく次の2点によるものです。

1.PdMとしてのスペシャリティを高めることができる

MoTにおけるPdMは、業務範囲を絞って専門性を高める形を取っていると、選考フローの段階から聞いていました。

例えば、プロダクトマネージャー(PdM)とプロジェクトマネージャー(PjM)は別ポジションとして存在しており、プロジェクト管理はPjMが担うので、PdMはプロダクトのWhy, Whatを突き詰めること、PRDとしてアウトプットすることに集中しやすい環境であるということなどです。

前職においては、業務範囲が広く、ある意味なんでも屋であることが求められており、このままでいいのだろうか?と不安に思う部分でもあったため、PdMとしてのスペシャリティを高めることができる環境というのは、とても魅力的に映りました。

2.モビリティをテクノロジーで変えていくことに挑戦したい

私は、自分が日常的に使うプロダクトに関わることに楽しさを感じるのですが、タクシーアプリ『GO』はずっと利用しており、その点においてぴったりでした。

入社以前より、『GO』は「日常の中のマイナスを解消している」点で素晴らしいなと感じていました。

過去のタクシー移動体験の中には、
・道路脇で空車が来るのを待たないといけない(来たと思ったら誰か乗っていた…)
・行き先を口頭で伝えないといけない(行き慣れない場所だと特に困る…)
・支払の手間もある(早く降りたいけどやり取りが…)
といくつかのペインポイントがありましたが、『GO』を使うことで見事に解消されています。

そのため、私にとっては「タクシーに乗るのに、『GO』を使わないことはほとんどない」というぐらい日常に根付いたプロダクトでしたので、そこに関われることはシンプルに楽しそうでした。

ただ一方で、「これからMoTに入ったとして何かやることあるんだっけ…?」とも思いました。

それは、「『GO』は既に出来上がったプロダクトなのでは?十分に市場を取りきってしまっているのでは?」という見方をしていたからなのですが、この点について話を聞いてみると決してそういうわけではなく、まだまだ全然足りていない。むしろ、2020年9月に『GO』がスタートしてからまだ1年ちょっとしか経っていないので、プロダクトとしても、市場としても、これから本格的に伸ばしていくフェーズにあると。

勘違いが解消されると、逆に、このタイミングで加わることができるのは貴重なチャンスだと思えました。

また、上記はタクシーアプリに関する話でしたが、更にその先には、モビリティ分野における構想があります。

私も途中までは「MoT = タクシーアプリ『GO』の会社」というイメージを持っていましたが、最終面接で社長の中島さんとお話させてもらった後は、社名そのままに「モビリティをテクノロジーで変えていく会社」であり、ミッション・ビジョンを本気で目指しているんだなと思えました。

ミッション
移動で人を幸せに。

ビジョン
安心・安全な日本のタクシーを起点に、あらゆる人やモノがストレスなく移動できる社会をつくる。
モビリティテクノロジーで生活・産業を支え、社会の発展に貢献する。

https://mo-t.com/about

というわけで、「PdMとしてのスペシャリティを高めることができる」環境であり、「モビリティをテクノロジーで変えていくことに挑戦したい」と思えたことから、MoTに入社することにしました。

入社してどうだったか

ここからは、MoTでPdMとして働きはじめてみてどうか。実際の印象などを紹介できればと思います。

入社前後でのギャップ

ギャップを感じたことは正直ありませんが、これは、入社前に色々と情報提供いただいたことが非常に大きいです。

例えば、内定からオファー受諾までの間に、PdMだけでなく、Biz・デザイナー・エンジニアなど色々な部署の複数の方々と会わせてもらう機会をいただきました。
その機会を通じて、各部署とPdMの関わりがどうであるか、どんなやり取りをしているのかを知ることができ、入社後の業務イメージを持つことができました。

また、PdM組織では「PdMブログリレー」と称して、担当メンバーが様々な情報発信を行っております。
これらの記事を通じて、MoTにおけるPdM業務がどういうものであるか、関わるプロダクトがどういうものであるかといった知識を事前に得ることができたことも助けになりました。

こういった事前面談・情報発信があったことが意思決定のサポートになったので、今後は、自分もこういった貢献をしていければと考えています。

※ MoTのPdMに興味がある方は、ぜひ下記ページをご覧いただければと思います。先輩PdMの方々が、とてもたくさん情報発信しております。

MoTでPdMとして働いてみて

PdMとして働いてみた印象の前に、MoTの組織について触れさせてもらうと、PdMはプロダクトマネジメント本部(以下PM本部)に属するのですが、PM本部は、開発本部や事業本部(Bizサイド)と並列にあります。
PdMの部署は、開発組織配下、あるいは、事業組織配下にあることが多いと思うので、PM本部として独立しているというのは、MoTのユニークな点かと思います。

また、PM本部の中には、PdM以外に、PjM・デザイナー・データアナリスト・UXリサーチャー・QAといった職種のメンバーが所属しています。
これら職種メンバーとは別組織であることも多いと思うので、この点も、MoTのPM本部の特色と言えるかなと。

※ 組織構成については、下記の記事もぜひご覧ください

さて、そんなMoTでPdMとして約2ヶ月働いてみた実感ですが、PdMの役割という意味でも、PdMチームの雰囲気としても、とても働きやすく思います。

役割について特に良いと感じるのは、PdMとPjMで役割を分担しながら案件を進めることが出来る点です。

過去経験してきた職場においては、PdM業務の中にプロジェクト管理等も含まれる形でしたが、なかなか手間がかかっていたのは事実です。自分の担当案件だけを把握しておけばいいわけでなく、他案件の状況も把握した上で、リソース調整をどうするのか、リリースタイミングをどうするか、などなど考える必要があります。もちろん、並行して仕様検討なども進めなければいけません。

一方MoTにおいては、プロジェクト管理については専任のPjMがいてくださいます。

そのおかげで、PdMとしては、どういう目的でどういう機能を提供すべきか(Why, What)を考えることに集中することができます。
もちろんPdMも状況把握することは大切ですが、PjMが隣でちゃんと把握してくれているというのは非常に安心感がありますね。

※ PjMの業務については、下記の記事もぜひご覧ください

また、PdMチームに対して良さを感じるのは、PdM同士のコミュニケーションが多い点です。

MoTで扱うプロダクトは複数あり、ユーザーさん向け・乗務員さん向け・事業者さん向けアプリなどが集まって『GO』が構成されています。
そのため、PdMも十数名在籍しており、比較的人数が多くなっています。

個人的な経験からすると、別プロダクト/別機能を担当するPdM同士でのコミュニケーションはそこまで無かったように思うのですが、MoTでは、PdM同士でやり取りする機会も多いです。
案件的に複数プロダクトで連携が必要なときもありますし、単純に別プロダクトの知見を借りたいシーンなどもあり、様々な場合において各プロダクトの担当PdMが集まって相談していたりします。

PdMはひとりで案件にあたるケースも多いと思うので、MoTのように、PdM同士でサポートし合いながら案件に取り組める環境というのは、なかなか貴重なのではないかと思います。

開発スタイル・チームの雰囲気

MoTではプロダクトによって採用している開発スタイルは様々ですが、『GO』のプロダクトチームではLeSS(大規模スクラム)を採用しています。

複数あるチームの中にはプロダクト改善を担当するチームもあり、着実に改善を進められる体制を取っています。
やらないといけない開発ばかり優先されて改善に取り組めない、ということは往々にしてあると思うので、この体制が取れているというのは、MoTの開発体制の良い点だと思います。

また、各チームでは、フレームワークにのっとり日次のDaily Scrum・週次のレトロスペクティブなど、各種イベントを開催しており、コミュニケーションは活発です。

この点は、新しく加わった身としてもとても助かりました。

Daily Scrumやバックログリファインメントを通じて、今後の予定や進行中案件のキャッチアップにもなりますし、レトロスペクティブにおいては業務以外のプライベートな話題も出ることから、コミュニケーションを取るきっかけになって、リモートワーク環境下においても馴染みやすかったように思えます。

また、チームごとにOKRを掲げているのですが、その中には、プロセスの改善に関するものもあり、チームとして積極的に改善に取り組んでいます。
個人的には、過去に苦労した部分でもあるので、こういう取り組みがちゃんと回せているというのは素晴らしいなと思いました。

※ LeSS導入に至った背景や運用については、ぜひ下記の記事もご覧ください

これから

長くなりましたが、入社前後での振り返りを記事にさせていただきました。

入社して約2ヶ月経ちますが、正直、まだまだ情報のキャッチアップが足りていない部分もあります。MoTのプロダクトは幅広いので、全体感を把握するだけでもなかなか大変です。。

ただ、いろいろとおもしろいです。
モビリティ分野・タクシー業界に関する領域知識がない状態で飛び込んだので、色々と知識のインプットも必要ですが、それも楽しんでいます。
(もし、MoTに興味があるけど領域知識がないことが不安という方がいらっしゃいましたら、その点はまったく問題ないのでご安心ください!)

タクシーアプリ『GO』に関しては、前述したように完成したプロダクトではありませんが、実際に入ってみると、想像以上にやるべきこと・やりたいことがたくさんあります。

まさに、プロダクトとしても市場としても、これからが成長フェーズです。
『GO』に関わるPdMのひとりとして、この先のプロダクト成長に貢献していけるよう頑張りたいと思います。

また、プロダクトへの貢献の他にも、MoT内のPdMチーム、更には社外含めたPdM業界に対しても、少しでも貢献できればと思っております。
具体的には、プロダクトマネジメント関連のブログ執筆やイベント登壇などにもチャレンジしていきたいなと。今回の記事は、そのファーストステップでした。


おわりに

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました!

弊社Mobility Technologiesではプロダクトマネージャーを絶賛募集中です。
Missionは、移動で人を幸せに。
共感いただける方は、我々と一緒に現代の移動革命に取り組みませんか?

Meetyにてカジュアル面談も実施中です。
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