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学びを結果に変える法則|アウトプット大全

今回は、アウトプット大全という本を読みました。

この本は、アウトプットを通じて人生を変えようというのがテーマです。
とくに社会人1、2年目の人は読むべき一冊です。

この本を読んでアウトプットすることで、今後の学びの土台を整えてくれること間違いなしです。

目次)
-この本が伝えたいこと
-自己成長にフィードバックは不可欠
-効果的なアウトプット方法
-最後に


-この本が伝えたいこと

この本が伝えたいことを一言でいうと、

人生を変えるのはアウトプットだけ

ということです。実は、圧倒的に結果を出し続けている人は決まって、インプットよりアウトプットを重視しています。知識を詰め込むインプットの学びだけでは、現実は変わりません。しかし、調査によると約9割のビジネスマンは、インプット中心の学び方や働き方をしているのです。

つまり、アウトプットをするだけで約1割の結果を出し続けるビジネスマンになることができるのです。


-自己成長にフィードバックは不可欠

これを読んでいる方は、アウトプットの重要性について理解されている方が多いと思うので少し深掘って紹介したいと思います。

よくインプットもアウトプットもしているけど、自己成長できないという方がいます。いったい何が間違っているのでしょう?それは、フィードバックに問題があります。

フィードバックとは、アウトプットによって得られた結果を評価しその結果を考慮して次のインプットに修正を加えるという作業です。

見直し、反省、改善、方向修正、微調整、原因究明

すべてフィードバックです。何か行動を起こしたときに、失敗した場合はその原因、理由を考えて対策を講じる。成功した場合は、うまくいった理由を考えさらにうまくいくように工夫をすることが大切です。

では、どうやってフィードバックすれば良いの?という話に移ります。
4つ紹介するので、ぜひ実践してみてください。

①「短所克服」<「長所伸展」
-人間が成長するためには、2つの方向性があります。それは、「短所克服」と「長所伸展」です。例えば、本を読んで「理解できなかった点」を調べることが「短所克服」です。逆に「役に立った点」を実際に実行してみるのが「長所伸展」です。勉強が苦手な人は、まず「長所伸展」を優先させ、自信をつけることが何よりです。

②広げると深めるのベクトルを意識する
-学びを進めていく場合、その方向性は「広げる」「深める」の2方向しかありません。最初はある程度「広げる」勉強を行なっていきその中で、関心、興味のあるもの、好奇心がそそられるものが見つかれば、どんどん「深める」勉強をすると無理なく続けることができます。

③「なぜ?」を解決する
-インプットとアウトプットをすると、必ず「疑問」が生まれてくるはずです。「なぜ?」を突き詰めると、その先に「気づき」が見えてくるのでそれが成長へと繋がります。疑問を解決できない人は、いつまでも「今のステージ」から脱出できないので「なぜ」は放置せず、今すぐ解決するクセをつけましょう。

④人に教えてもらう
-これは最も効果的なフィードバック法です。自分よりも知識や経験の多い人からアウトプットに対して適切なアドバイスをもうらえると弱点、次点の修正にもつながり飛躍的に成長するきっかけとなります。

以上、4つが効果的なフィードバックを行い自己成長へ繋げるための4つの武器になります。


-効果的なアウトプット方法

ここまで、アウトプットそしてフィードバックの重要性を紹介してきましたが、最後は自己成長に繋がる「効果的なアウトプット方法」を紹介しようと思います。

①質問する
-これは最も簡単で、効果的なアウトプット法の1つです。それも「他人に質問する」のもいいですが「自分自身に質問する」だけで、脳は圧倒的に活性化し、必要な情報を集めてくれるのです。

筆者が開催するセミナーでは、必ず開始前に「このセミナーで学びたいことは?」という問いかけを受講者にするそうです。これから始めるセミナーで何を学びたいのか?を質問することで、その内容に注意が向くようになり集中力の向上にも繋がります。

勉強や行動を開始する前に10秒で良いので「何を学びたいのか」を考えてみましょう。

②議論をする
-日本人のほとんどは議論やディスカッションが苦手です。がある程度は練習をすれば上達します。たとえば、「本」「映画」「テレビドラマ」などを題材に熱い講論を繰り広げるとか。ここで、議論をする上で大切なポイントが3つあります。

1.議論に感情は入れないこと
例えば、会社の方針を決める議論で誰かに憎しみを持つようなことがあっては議論の意味がないからです。

2.流れを予想すること
その議論に出てくる「論点」や「質問」を予想して事前に対策を練っておくことが重要です。「議論が上手」「話し方が上手」かどうかより、どれだけ事前に周到に準備するかで結果が変わるのです。

3.最初に意見を言うこと
これはものすごく簡単で、絶大な効果がある方法です。心理学の実験によると、会議の流れは「最初に発言された意見」に大きく影響されると証明されています。臆せず自分の意見をズバッと述べるだけで議論が有利に進められる非常に効果のある心理テクニックです。

以上3点を意識して、議論をすることで自分の意見を述べる力を鍛えられることは間違いないでしょう。

-最後に

ここまで、アウトプット・フィードバックの重要性とその方法について書いてきましたがいかがでしたか?

自分もこの本を読むことで、さらにアウトプットの重要性を理解できました。そして、アウトプットの先にあるフィードバックを極めないとと反省しています。

例えば、このnoteもアウトプットの役割として書いている訳ですが
さらに自己成長に繋げるためには、本以上の事を調べたり、同じ本を読んだ人の意見を聞くなどの「フィードバック」が必要ということです。

皆さんもぜひ、インプット・アウトプット・フィードバックを繰り返し成長に繋げていきましょう。この本には、今回紹介した以外にも科学的に裏付けられたアウトプット方法が満載なので是非お読みください。







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