バックパックin🇮🇳3日目①
寝台バスでの15時間の移動を経てバラナシへ到着した私たちはデリーでもお世話になったサンタナのバラナシ支店にお世話になるためにオートリキシャに乗った。
20分ほどオートリキシャで走った後に人が多すぎて車やリキシャが通れないところで降ろされた。
ここから歩いて目的地へ向かう。
デリー同様分かりづらい裏道を進んで行くと裏道の壁に[日本人宿サンタナ]と矢印が書いてあり、その通りに進んで行き、到着した。
チェックインを終え、部屋と共用スペースが存在する2階へと階段を登る。
そこでは昼食を取るルームメイトの方々がいた。
私たちもサンタナの食事を注文し、自己紹介などを含め、ルームメイトの方々と会話をする。
私たちのバラナシでの目的は大きく2つあった。
・沐浴をする事
・火葬場を間近で見ること
その1つである沐浴が到着後1時間後に達成するとは思いもしなかった。
サンタナで食事をしていたルームメイトのうち2人がこれから他の宿の方が沐浴するのを見に行くというので、私たちも見てみたいと思い、昼食を済ませ、ついて行った。
実際に川を見ると意外とビビるかもという言葉を聞き、入る気満々だった気持ちが少し不安な気持ちになった。
それもそのはず。
いくらネットで調べても大半の人が病気になったり、何日か寝込んだり、下痢になったりと、良い情報はどこにもない。
そのまま後ろをついて歩いてゆく。
そこでバラナシ到着後、初めてガンジス川を目の当たりにした。
語彙力の無い私は『すげぇ』という言葉しか出なかった。
この川がこの地域の生活の中心であり、毎日の沐浴によるお祈り、インド人の憧れの地として存在している。
川までの道は客引きやオートリキシャ、車のクラクションでストレスが溜まるほど耳障りだったが、川へ到着すると、そういった音が消え、神聖な川である風格が漂っていた。
そんな聖なる川沿いを歩いてゆくとこちらに手を振る日本人が何人かいた。
沐浴を終えた他の宿の方々だった。
実際に川見たらビビるかもと言われていたが、想像が酷すぎたが故に『意外と綺麗じゃん』と思っていた。
その時、
大気汚染や霧などで空がどんよりしていたインドだったが、今沐浴をすべきだと言わんばかりに光が差し込んだ。
私は友人とサンタナで出会ったR君と共に躊躇なく、ガンジス川へと足を踏み入れた。
穴という穴から細菌が入ると言われていた為、お尻の穴を引き締め入ったが、肩まで浸かる頃には
お尻の穴はかっ開いていた。
もう気にする事はないと、吹っ切れて教わった通りにお祈りをする。
その後少し泳ぎ、上がった後に現地のインド人に飛び込めと言われガンジス川へと飛び込んだ。
これもとても気持ちが良かった。
沐浴後は何故か心身ともにとてもスッキリしており、何か力が漲ったか?とまで思った。
そのせいか、病気になる気すらしなかった。
ガンジス川で沐浴をし、体内に入った細菌の潜伏期間が2,3日と聞いた。
その後、私たちの体調はどうなったのだろうか、、、
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