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ヨーロッパの歴史を本で学ぶ。

こんにちは、komakiです。

西洋絵画について学んでいる私ですが、ヨーロッパの歴史について学ぶ必要がある事を察し、本を読んで勉強中です。

1つ1つの国を潰していっているような学び方ですが、現在ドイツの本を読んでいます。

ここまでくると、ヨーロッパ全体の戦争や領土がどう成り代わっていったのか、歴史的な事件や人間同士のイザコザが何故引き起こされたのかがスッと入ってくるようになりました。

【読んだ本の順序】
1.フランス
2.オーストリア・スペイン
3.イギリス(UK)
4.ドイツ


どの本でどの国について学んだかはこちら↓

◆楽しく学べるヨーロッパの歴史と絵画


1.『フランス』(ブルボン家)

●「一冊でわかるフランス史」著:福井憲彦


2.『オーストリア・スペイン』(ハプスブルク家)


●「図説 ハプスブルク帝国」著:加藤雅彦


●「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」著:中野京子


3.  『イギリス(UK)』

●「イギリスの歴史が2時間でわかる本」著:歴史の謎を探る会


●「名画で読み解く イギリス王家12の物語」著:中野京子



4.『ドイツ』

●「一冊でわかるドイツ史」著:関 眞興


●「名画で読み解くプロイセン王家12の物語」著:中野京子


大体、全体の歴史が書かれている本を読んでから、絵画にまつわる本を読んでいます。見ての通り「中野京子」先生の本を読む事が多いです。

全体をなんとなく知った後に、中野先生の本を読むとより詳しく面白い歴史を絵画と一緒に知ることができると思います。

難しい歴史も挫折せずに読むことができるので、この2セットはオススメです。


だいたい、2冊をざっと読んだ後にその国に関わる歴史映画を観ると、じわ〜っと歴史が身についていることが分かって嬉しくなるのです。



◆どの国から学べばいいのか?

気になった国から本や映画、ネットで調べたりしましたが、国と国の歴史や人物が結びつくまでにかなり時間がかかりました。
これには、少なからず適切な順序があるように思います。

●フランスから学ぶには難しかった

なぜ最初にフランスから学んだのかというと、
ダヴィッドルーベンスの絵画にはナポレオン、マリー・ド・メディシスなどの歴史的な人物が描かれていますが、

その人物が何をしたのかがイマイチわからないまま「ふーん。」と見てしまっている。そして何より「ルイ14,15,16世」やマリーアントワネットがなぜ斬首刑になったのかなど、曖昧なままでは『絵画についていけない』

と感じたのがきっかけでした。

が、結果的にフランスから学ぶのは苦戦しました。
歴史が長いのと、有名な登場人物と事件が多かった。また、学び直しが必要です。


●ハプスブルク家を学べば繋がりやすくなる

ハプスブルク家の歴史を学べば、必然的に『オーストリア(ドイツ)スペイン』の知識が身につきます。ドロドロしていて面白いの一言。

そして、今『ドイツ』の歴史を読んでいるのですが、ここで間違いなく神聖ローマ帝国と繋がるので知識が滝のように流れて入ります。
この流れは正解でした。そしてその次に『イギリス(UK)』を学びました。

ハプスブルク家の後に『フランス』を入れるのが良かったのかも。
とも思いましたが、歴史の長さやドイツ、フランス、イタリアの原型になった事を考えると、『フランス』をまず学ぶのは悪くはなかったとのだと改めて思いました。


●フランスを理解することが不可欠

■フランス(フランク王国)=9世紀ごろからの歴史
 フランク王国から今のドイツ、フランス、イタリアの原型に別れて
 統治された
■オーストリア・スペイン(ハプスブルク家)=10世紀ごろからの歴史
 北イタリアは神聖ローマ帝国の配下だった

■イギリス=5世紀ごろからの歴史
 フランスの支配やドイツとの血縁があった

■イタリア=8世紀ごろ
 イタリア半島はフランスやし神聖ローマ帝国など大国の強い影響力
 のもと、小国の割拠する状態にあった

大体、このような時代のことが書かれているのですが、
『フランク王国』から歴史が広がっていくようにも思えるので、原型ともなった大国の領土の流れを頭に入れておく事は必然だったと言えます。

これより前の『ローマ帝国』などを理解していれば、『フランク王国』も
もっと分かりやすいのかも。


イギリス(UK)のあるブリテン島は歴史はかなり長いですが、フランスの統治などもあったりドイツとの関わりも深いのであとからでも存分に楽しめました。
何故でしょう?
イギリス(UK)の王家の血脈はドロドロしているのものの、
誰が誰を何故恨んでいるかなどは、分かりやすく映画や本でも題材になっているので意外とすんなり理解できます。
また、イングランドとスコットランドの関係などもざっと理解するだけならシンプルで分かり易かた。


◆ヨーロッパの歴史は面白い

結果的にいうと

【頭に入ってきやすい順番】
1.フランス
2.オーストリア・スペイン
3.ドイツ
4.イギリス
5.イタリア

これがいいのではないかと思います。
(かなりの主観ですが・・・)

芸術の都の『イタリア』は、小国に別れている事と神聖ローマ帝国にも入っているので少し独特なのかな?と想像しています。
絵画を見る上では欠かせない『イタリア』ですが、メディチ家だけは映画と本で知識を入れていますが、この国を学ばずしては絵画は語れないのでしょう。

そして、度々ヨーロッパの国々と衝突している
『ロシア(ロマノフ朝)』の本も読みたいと思っています。

ドイツなどとの関わりやロシアの芸術家の事ももっと知りたいと思います。



◆まとめ

ヨーロッパの歴史を学ぶ上で必ず絵画が出てきます。
肖像画やジャーナリズムとしての絵画を楽しみながら歴史を知れるのは面白く頭に入ってきやすいものがあります。
なのに何故でしょう。自国日本の歴史はなかなか頭に入ってこない・・・
困ったものです。日本の画壇についてもちょこちょこ書籍や美術館に足を運んではいるものの、なかなか歴史と繋がらない。

日本の歴史は長く、島国という事でまた独特の歴史の流れになっているからでしょうか?やはり感じが多いのが難点!!そのうち日本の歴史も・・・

とりあえずは、ヨーロッパに頭を置いて歴史を楽しみたいと思います。



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