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私にとって大切なもの、あなたにとって大切なもの

今日は、法人会の懇親会に出席した。 その中のアトラクションで会社のロゴあてコンテストというものがあった その中で勉強になったのが、みんな会社のロゴにいろんな深い思いを入れているということだ 正直会社のロゴなんて気にしたことない。なんならダサいなと思ってしまうことなんかある。 でも、それは私の感想だ 当事者としては真剣に考えているのだ 大概にして、私にとって大切なものは、他人にとって大切なものではない。 それと同じようにあなたにとって大切なものは、私にとって大切なもので

    • 嬉しかった言葉

      今日嬉しい言葉をいただいた。 当社のサービスは毎月1回経営者と会い、経営数値を話し今後と展開を話すというものだ。これを当社では、「講評」と呼んでいる 今日の講評は銀行さんを交えての講評だった。 その中で、銀行さんから「アクシデントのような形で税理士さんが変わりましたが、スクラムさんになって良かったですね」、社長からは「年に1回決算書を持ってきて、黒字だ赤字だしか言わない税理士と違って、黒字に向けて親身になってくれて本当に助かっている。スクラムさんに出会えて良かった」と言

      • 顧問先の解約について

        当然のことながら出会いあれば別れありである 解約というのは毎年経験する 解約に至る理由は色々なものがある。恥ずかしいことに、こちらの不手際によるものもあるし、逆に顧問先の不誠実な対応に対してこちらからご遠慮することがある あまりいい経験ではない。出会ったからには、スクラムに顧問してもらえて良かったと思ってもらいたいという信念のもとに仕事をしている 相手のことを真剣に考えて、相手の人生を自分の人生かと錯覚するほど真剣に当事者意識を持って仕事をしているので、どういう形であれそ

        • スクラムマネジメントの強みとは何か

          今日、ある関与先で「税理士さんてそんなことも聞くんですね」と言われた。 ただ単に事務所の雰囲気はどういう状況なのかとか、退職者が多く出る原因ってどんなものだと思いますかとかだ この発言をした人は多分そんなことを聞いても、「解決できないのに」みたいなニュアンスはあったと思う だけれど、私としては会社の事業継続のためには社員さんの離脱は困るわけでその離脱を塞ぐ手立てはないかを考えたかった。それが答えが出ることはないのかもしれないけれども、社長の人生を見届けるという覚悟を持っ

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          会社の辞め方

          会社の辞め方でその人が会社に対してどういう気持ちを持っていたのかがわかる 私自身、転職をしてきたので少なからず経営者に迷惑をかけてきたが、辞め方は綺麗に辞めてきたと思う。 今でも退職した先には顔出せる関係にある なぜそうして来たかというと、単純な話で色々な先輩の辞め方をみている中で、辞める先と関係を悪くして辞めるのが、かなり損していると感じたからである また直属の先輩からはそんな辞め方するなとも教わった 今日ある従業員が退職の意向を伝えてきた その退職の伝え方がとても

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          外国人の移民について

          深夜に仙台のラーメン屋に行った。 そこは女性のスタッフと外国人スタッフの2人で運営していた 外国人スタッフをみた瞬間にちょっと入った店間違ったかなと思った だけど食べてみて、美味しくとても楽しい時間を過ごせた 私は基本的に移民については否定的な立場である。 反対理由の一番は、治安の問題だ 仙台も深夜にうろついているのは大概外国人である そんなこともあって移民や外国人労働者を見るとあまり良い気持ちはしなかった けれども、今日食べたラーメンはとても美味し買った 多分、

          外国人の移民について

          政治家のマネロンと判断基準の怖さ

          税理士としては最近気になるニュースがある。 自民党の政治家がキックバックを自身の政党に寄付したことにより所得控除を行なっていたことだ。 行なっていた議員曰く「税理士が良いと言っていた」「他にもいろんな人がやっている」とのことだ 税理士の立場からすると合法か違法かで言えば合法だという回答でしかない ここで怖いのがみんながやっているから自分もやるという判断である 税理士という仕事をしていると日々「節税」と称したグレーな質問が多くある。その話の中でよく言われるのは、他の人も

          政治家のマネロンと判断基準の怖さ

          経営者の器ってなんなん

          会社は経営者の器以上に大きくならない 一度は聞いたことある言葉だと思う。それっぽい。実にそれっぽい言葉だ ただ経営者の器ってなんなんだろうといつも思う。その器とやらは誰がどうやって測るのだろうと思ってしまう。 完全な主観なんだが、このような言葉を使う人は基本的にマウント取る人か、自分の言うこと聞かない人や自分の理解の及ばない人を形容するためだけに使われているような気がする しかし、税理士の仕事をしていると、あぁこれが器の違いというものなのかと思う瞬間がある。それは経営再

          経営者の器ってなんなん

          バッグオフィスの業務効率化

          仙台で税理士法人スクラムマネジメントの経営をしている植松というものです。 日々の出来事を徒然なるままに記載します。 生産を上げろ。 よく言われることだ。特に非製造業は非生産性の塊のような言われ方をするようになっている。 バッグオフィスの業務効率化については、いつも頭を悩ませている。どうやったら顧問先の業務が簡略化ができるのだろうかと考えている なんでそんなことを考えているのか 単純に人を採用することができなくなってきているからだ。 昔はハローワークに求人を出せば、簡単に

          バッグオフィスの業務効率化

          FCFの80%という概念

          FCF(フリーキャッシュフロー)の80%という言葉をどれくらいの経営者が聞いたことがあるのだろうか あまり出くわさない方が良い FCFは営業CFから通常必要とする設備投資を除いた金額である。 FCFの80%というのは、金融機関が使う言葉であり、借入金を通常の約定通り返済できなくなった会社に対して「最低でもFCFの80%は返済に回してください」という意味で使われる。いわゆる「リスケ」の場面で使われる なんでFCFの80%なのかはわからない。通常そうであるという慣例なのであろ

          FCFの80%という概念

          事業再生のために必要なこと

          「危機から見事に復活した企業は多数あります。復活に際してカギを握るのが人材です。人材面で経営者は3つのポイントを肝に銘じるべきです。やる気のある社員を見つけること。やる気のある社員の意欲を挫かないこと。社員のやる気を維持するため、自ら手本を示すこと。」 ジムコリンズの言葉である。 事業再生の場に携わることが多い。税理士の資格はあるものの、税務が得意でない私などはこのような仕事が回ってくることが多い。 色々な場面に出くわすが、何が再生の鍵なのか全くわからない。 数字上のことは

          事業再生のために必要なこと

          ジムコリンズ20マイル行進

          ジム・コリンズの「20マイル行進」は、組織やリーダーシップのコンセプトに焦点を当てた重要なアイデアです。このコンセプトは、コリンズが共著者のジェリー・ポーセスと共に執筆した「ビジョンから実行へ」(原題: "From Vision to Execution")という著書で紹介されました。 「20マイル行進」は、企業や組織が目標に向かって進む際に不可欠な原則を指摘しています。これは、成功する組織やリーダーシップにおいて共通する特徴や行動を強調しています。 このアイデアの基本的

          ジムコリンズ20マイル行進

          経営者の視点を上に向かせる

          経営者の視野を上に向かせる。これが税理士の仕事だと思っている。 ごめんなさい。正確には、真っ当な税理士さんは税務問題の解決がお仕事で、税務に強くない私のような税理士がやるべきことだと思っています。 経営者は、日々のいろんな問題を解決するために一生懸命になっている。そのため、短期的な思考になりがちで、5年、10年先のことなんか考えれない。考えていたとしてもこんな感じかなとぼんやり考えるだけで、言語化や文章化などできていない。 偉そうなことを言っているが、私も頭の中で色々な将

          経営者の視点を上に向かせる

          コストカット経済の終わり

          政府について文句のある人は多いだろう。私だって言いたいことはある。 インボイス、電子帳簿保存法、最低賃金の増加など中小企業を混乱させることが多く、また税制改正の内容もイマイチな感じになった。そんな中、政治資金の話まで出てきて政府への不信感は爆増している。 ただ政府への不信感があっても全てが悪いことを言っているわけではない、政府が言っていることに対して反射的に拒絶するのは間違っている。 最近、私が気にしているのは「コストカット型経済の終わり」という言葉だ。色々な政府の不祥事

          コストカット経済の終わり

          経営者が覚えるべき経営指標[中級編]

          中級編を話していきたい。 ただ、これは中級編なので知らなくても良いと思う。 まずは初級編を覚えれば十分である。大事なのは経営指標を毎月見続けて自社の主要数値を覚えることと、その数値と自分の行動をリンクさせていくことです。 余裕がある人だけ中級編を見てもらえれば良い。 1、売上年計 売上の年計とは、直近12ヶ月分の売上を合計した数字をグラフ化したものである。 このグラフの何が良いかというと季節変動を除外して、自社の経営成績のトレンドを見れることである。グラフが下降を辿っている

          経営者が覚えるべき経営指標[中級編]

          経営コンサルなんかに仕事を頼んじゃいけない

          「私は経営コンサルです」 こんなことを言う人に仕事を依頼してはいけない。 金をドブに捨てるようなものだ。 人の会社のことをコンサルできる人なんていない。 前にも書いたが税理士もコンサルなんかできない。 恥も外聞もなく、経営コンサルと名乗っている人たちがいるのをみるとびっくりするし、あまり近づきたくないと思ってしまう。 売上、単価、客数、固定費、粗利率。ここら辺の経営指標を見ればそれっぽいことは言える。 例えば、 「客単価が低くなってきているので客単価をアップするために

          経営コンサルなんかに仕事を頼んじゃいけない