有限会社中村家

岩手釜石にある三陸海宝漬の中村家です。看板商品「三陸海宝漬」をはじめ、三陸の海の幸の美…

有限会社中村家

岩手釜石にある三陸海宝漬の中村家です。看板商品「三陸海宝漬」をはじめ、三陸の海の幸の美味しさを伝えるべく製品作りに励んでいます。商品のこだわりや開発裏話、釜石の日常をコラム形式でお届け中。https://www.iwate-nakamuraya.co.jp/index.html

マガジン

  • 島村社長の家庭料理を特別公開!「我が家の一品」

    私は料理が大好きで、中村家の工房だけでなく、自宅でもしょっちゅう料理を作っています。 そんな私の作る家庭料理の一部を、今月から隔月でご紹介したいと思います。

  • 中村家の「今日の厨房」

    中村家では、「海鮮料理 中村家」で提供していた料理をそのまま全国の皆さまにお届けしたいとの思いから、商品を「工房」で手作りしています。 それぞれの商品担当の調理スタッフが、鍋で味噌を練ったり、フライパンでソースを作ったり。 そのため、現場は「工房」というよりも「厨房」です。 このメルマガでは月1回、その「厨房」での調理の様子をご紹介します。

  • 釜石の「美味しいもの」図鑑

    中村家の地元・釜石には、美味しいものがたくさんあります。 そこで今月からこのコラム欄にて、釜石に来たらぜび食べていただきたい「食」をご紹介します。

  • 社長・島村の「三陸釜石・美味いものだより」

    こんにちは、中村家の島村です。 中村家の歴史や商品の美味しさの秘密、それを作り出している三陸の食材の魅力などをお伝えします。

最近の記事

  • 固定された記事

中村家、1分で自己紹介します。

ご覧いただきありがとうございます。三陸海宝漬の中村家です。 よく他の企業さんと漢字を間違えられてしまいがちなのが悩みです。 ・・・というのはさておき、真面目にお話しすると私たちは岩手県の釜石市で水産加工をしている会社になります。 釜石、ご存じでしょうか? 日本屈指の漁場・三陸海岸に面している、2019年にラグビーワールドカップも開催された、あの場所です。 豊かな海が広がる釜石で水揚げされたこだわりの海産物を中心に商品をつくっています。看板商品はあわび・いくら・めかぶを使

    • 島村社長の家庭料理を特別公開!「我が家の一品」第5回:ふわふわ、サクサクの「クリーム揚げ」とは?

      第5回 ふわふわ、サクサクの「クリーム揚げ」とは? この料理は、私が28歳のときに考えた創作料理です。 生クリームと白ワインで揉んだ魚に衣を付け、揚げているので、「クリーム揚げ」。 生クリームを使うのは、下味を付け、ふわっとした食感に仕上げるためです。 加熱用の魚の切れ端や残った刺身などで作ることができるので、「ロス活用」にもつながります。 今回は刺身用のヒラメを使って作りました。 作り方は下記の4段階、分量は2人前です。 ①刺身用のヒラメ200gをさらに縦に半分

      • 【第7回】中村家のウニの下処理は「ピンセット」で!? 中村家「今日の厨房」

        中村家の「今日の厨房」 第7回:中村家のウニの下処理は「ピンセット」で!? 中村家の商品に欠かせない食材のひとつ、生ウニ。 中村家では入札権を持っているので、市場に出回る前に、漁協から直接獲れたての新鮮なウニを買い付けることができます。 5月に漁が解禁になると、ウニ担当スタッフにとって、一年でもっとも忙しい時期がスタート。 というのも、8月のお盆頃までの2ヶ月余りの漁期に一年分のウニを買い付けるため、ウニ漁が行われた日には浜から大量のウニが届き、下処理作業に追われる

        • ノンストップ!で「海宝漬」が紹介されました

          7月1日に放送されたノンストップ!(フジテレビ)で 弊社の三陸海宝漬をご紹介いただきました。 おかげさまでたくさんの方に話題にしていただけたようで嬉しいです。 「行きつけ教えます!」のコーナーでご紹介していただいたゲストの目黒蓮さんは、三陸海宝漬をお茶漬けにして召し上がっていらっしゃるとのことでした。 弊社ではいつも蕎麦や豆腐にかけるアレンジをご紹介しておりましたが、 お茶漬けは初めてでしたので、目から鱗が落ちる思いでした。 サラッと食べられる海宝漬の茶漬けアレンジは、これ

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        • 島村社長の家庭料理を特別公開!「我が家の一品」
          5本
        • 中村家の「今日の厨房」
          7本
        • 釜石の「美味しいもの」図鑑
          2本
        • 社長・島村の「三陸釜石・美味いものだより」
          12本

        記事

          島村社長の家庭料理を特別公開!「我が家の一品」第4回:「海鮮料理中村家」の人気の味を家庭で再現!

          第4回:「海鮮料理中村家」の人気の味を家庭で再現! 私が作る料理のほとんどは魚介類を使ったもので、この南蛮漬けは季節の魚を使ってよく作ります。 今回は真鱈を使いましたが、鮭などスーパーなどで手に入りやすいもので代用してかまいません。 「海鮮料理中村家」で提供していたときも鮭が定番で、お客さまに喜んでいただきました。 調理のポイントのひとつは、下味を付けるためと生臭みを取り除くための下処理。 真鱈の両面に軽く塩と酒をふって20分ほど置き、水気をふいておきます。 作り方

          島村社長の家庭料理を特別公開!「我が家の一品」第4回:「海鮮料理中村家」の人気の味を家庭で再現!

          【第6回】ふっくらジューシー!中村家のサーモンがおいしい秘密 中村家「今日の厨房」

          中村家の「今日の厨房」 第6回:ふっくらジューシー!中村家のサーモンがおいしい秘密 中村家では「三陸サーモン海宝漬」などの商品に、お隣・大槌町の「岩手大槌サーモン」を使っています。 「岩手大槌サーモン」は、地元漁協と民間企業がタッグを組んで海面養殖している「トラウトサーモン」と「ギンザケ」のブランド名。 冷たく、栄養豊富な大槌の海で育てられることにより、身は引き締まり脂のりが適度で、風味の良いサーモンになっています。 これをさらにおいしく味わっていただくため、中村家

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          第2回:A5ランク和牛のお味は?【釜石の「美味しいもの」図鑑】

          第2回 牛牛本店の「和牛焼きすきロース」 同店は、前沢牛などA5ランクの黒毛和牛肉を扱っている評判店。 この「和牛焼きすきロース」にもそれを使っており、ロース肉を焼いたあとにすき焼き風に卵黄につけて食べる、イチオシのメニューです。 美しいサシが入った上質なロース肉はやわらかく、上品な旨みと適度な脂が魅力。 特にこの旨みは、焼いたあとに卵黄をつけることでいっそう際立ち、口の中に入れたとたんに思わず笑みがこぼれるほどです。 自家製ダレの甘辛い味と、卵黄のまろやかな味わいの

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          【新連載!】釜石の「美味しいもの」図鑑 第1回:老舗お米屋さんのふっくらおにぎり

          第1回 老舗お米屋さんのふっくらおにぎり 昭和5年創業の同店は、地元では「仁平さん」とよばれ、親しまれています。 岩手県内の契約農家のお米を中心に、他県産のブランド米などを販売する一方、約20年前からおにぎりを手作りし、販売しています。 同店のおにぎりの魅力は、なんといってもごはんの美味しさ。 冷めても風味がしっかりしているうえ、米粒がふっくらしてちょうど良い食感なのです。 お米は契約農家の県産米で、その年の出来具合に応じて選んでいるとか。 炊く直前に精米している点も

          【新連載!】釜石の「美味しいもの」図鑑 第1回:老舗お米屋さんのふっくらおにぎり

          【第5回】家庭用泡立て器で「あわびステーキ用ソース」を手作り! 中村家「今日の厨房」

          中村家の「今日の厨房」 第5回:家庭用泡立て器で「あわびステーキ用ソース」を手作り! 三陸産のあわびを使った、柔らかくジューシーな「あわびステーキ」。 前回は、これを島村社長が焼き上げる様子をご紹介しましたが、今回は付属の「あわび肝バターソース」の調理についてお伝えしたいと思います。 中村家では、「三陸海宝漬」などの商品にたくさんのあわびを使っています。 その肝を活用したのが「あわび肝バターソース」。 溶かしたバターに、ボイルして裏漉しした肝と、コショウ、レモン汁を

          【第5回】家庭用泡立て器で「あわびステーキ用ソース」を手作り! 中村家「今日の厨房」

          島村社長の家庭料理を特別公開!「我が家の一品」第3回:カニかまぼこで作る、ごちそう感のある一品!

          第3回:カニかまぼこで作る、ごちそう感のある一品! 兄と経営していた「海鮮料理中村家」では、毛ガニが獲れる時期になると、ほぐしたカニの身と野菜のみじん切りなどを混ぜた「タネ」を甲羅に詰め、衣を付けて揚げた「甲羅揚げ」を提供していました。 今回は季節限らず、家庭でも作りやすいよう、毛ガニの代わりにカニかまぼこを使ったアレンジ料理を紹介します。 甲羅は、ほたての殻で代用します。 最近のカニかまぼこは品質が良いので、目にも舌にもおいしい、ごちそう感のある一品に仕上がりますよ。

          島村社長の家庭料理を特別公開!「我が家の一品」第3回:カニかまぼこで作る、ごちそう感のある一品!

          【第4回】島村社長自ら焼き上げるあわびのステーキ! 中村家「今日の厨房」

          中村家の「今日の厨房」 第4回:島村社長自ら焼き上げるあわびのステーキ! 三陸産のあわびを丸ごと焼いた、豪華な「あわびステーキ」。 中村家ならではの「だまし煮」の技により柔らかくジューシーに仕上げたあわびを使っています。 これをフライパンで焼くのは、島村社長。 塩、コショウ、小麦粉をふったあわびをバターと酒で焼き、白ワインでフランベ(アルコールを振りかけて加熱し、アルコール分をとばすと同時に香りを付ける技法)します。 焼き加減とフランベの加減が重要とあって、この調

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          島村社長の家庭料理を特別公開!「我が家の一品」第2回:ご飯もお酒も進む「ゴロ煮」とは?

          第2回:ご飯もお酒も進む「ゴロ煮」とは? 釜石では、イカのわたのことを「ゴロ」とよびます。 旨みとともに独特の風味がありますが、味噌と合わせることで食べやすくなります。 これに砂糖などを加えた、コクのある甘じょっぱい煮汁は、ご飯にもお酒にもぴったりで、どちらも進むこと請け合いです。 作り方は、 下記の4段階。 ①まずイカをさばく。胴体から内臓を取り外し、内臓のわたと脚(ゲソ)を切り離す。胴体と、目と口を取り除いた脚を、それぞれ食べやすい大きさに切る ②①を茹で、半

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          【第3回】ご飯がすすむ!うにが主役の郷土料理 中村家「今日の厨房」

          中村家の「今日の厨房」 第2回:家庭用フライパンで作る絶品商品とは? 中村家の「今日の厨房」第2回:家庭用フライパンで作る絶品商品とは? 皆さんは、「うに味噌」をご存じですか。 うにに味噌、砂糖などを加えて炒ったもので、三陸では昔から郷土料理として親しまれてきました。 中村家では卵黄を使ったオリジナルのレシピで作っており、コクがありながらまろやかな味わい。 あたたかいご飯はもちろん、冷や奴にのせたり、野菜スティックにつけて食べるのもおすすめです。 工房では、1

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          【第2回】家庭用フライパンで作る絶品商品とは? 中村家の「今日の厨房」

          中村家の「今日の厨房」 第2回:家庭用フライパンで作る絶品商品とは? 今回の主役は、中村家の人気商品「海鮮グラタン」。 ロングセラー商品「帆立グラタン」にキタムラサキウニを加えた、ちょっと豪華な一品です。 以前も紹介した「帆立グラタン」同様、ホワイトソースから手作りしており、季節によって味やとろみを調整しています。 このソースを帆立の殻に盛り、チーズとバターをのせてオーブンで焼いたら、あらかじめ切ってソテーした帆立をのせ、さらにオーブンへ。 仕上げに焼きウニを盛

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          島村社長の家庭料理を特別公開!「我が家の一品」第1回:寒い冬にお勧めの絶品汁

          新連載:島村社長の「我が家の一品」 第1回:寒い冬にお勧めの絶品汁 ご存じのとおりサンマは三陸の特産品で、釜石では昔から市民に親しまれている魚。 脂がのったサンマは刺身や焼き魚で食べますが、そうでないものは、私は「つみれ汁」に使います。 というのも、脂のあるサンマですり身を作ると汁の中で浮いてしまって火が通りにくいのに対し、脂の少ないサンマだと逆にうまく調理できるからです。 今の時期のように生のサンマが手に入らない場合は、冷凍のサンマや市販のすり身で代用し

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          【第1回】一つずつ手作業で盛り付けられる「三陸海宝漬」 中村家の「今日の厨房」

          新連載:中村家の「今日の厨房」 第1回:一つずつ手作業で盛り付けられる「三陸海宝漬」 今回ご紹介するのは、中村家の看板商品「三陸海宝漬」の盛り付けの様子です。 「三陸海宝漬」は「美しい見た目」も身上なので、スタッフが手作業で盛り付けし、チェック担当のスタッフの確認を経て、完成となります。 盛り付ける際にスタッフが特に気を付けていることの一つが、食材の位置や向き。 「食材の種類が多いので、間違えないようにレシピを見ながら作業しています」とのこと。 また、チェ

          【第1回】一つずつ手作業で盛り付けられる「三陸海宝漬」 中村家の「今日の厨房」