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子連れ海外移住 in オランダ編~2024~

2人の子供(12歳長男、4歳長女)を海外で子育て中のママ。未婚のまま渡航、個人事業主のビザを申請&取得。海外での子育て、駐妻とは程遠いフルタイムワーママの日常、これから同じように海外で子育てしたい全てのママのお役に立てればと思い記録に残しています。


人生二度目の海外移住は、オランダのアムステルダム!何故オランダ?

オランダでは、個人事業主であれば誰でも申請できる移住ビザが注目を集めています。今回の記事では、オランダへの移住を考える個人事業主やシングルマザーに向けて、移住ビザの申請条件や手続きについて詳しく解説します。さらに、なんでアムステルダムにしたの?個人的に決め手となった理由なども合わせて紹介します。オランダへの移住を検討している方やシングルマザーの方は、ぜひ参考にしてみてほしい。移住先を検討している方に役立つ情報を提供します。

ちなみに私の自己紹介ですが、ふたりの子供をもつシングルマザーです!二人目の子供のパパとは関係良好ですが、日本は事実婚という制度がないので、実質シングルマザー(未婚)。
何故かって?うーん、最大の理由は相手が日本人だったので、結婚しなくても問題なく日本に住めたからでしょうか?一度経験した結婚離婚、その後のひとり親としての子育て6~7年を経て、特に結婚する必要がなかったというか、日本での日本人との結婚って、何かメリットありますかね?と思いながら時が過ぎてしまった感じです(笑)

私は上の子が3歳の時に、ワーホリビザを取得し、子連れでカナダに移住しました。移住時は31歳、30歳のギリギリ最後にビザを申請し、31歳のうちに渡航をしました。もし、この記事を読んでいる海外移住をしたいシンママの方が30歳以下の場合は、心底カナダのワーホリをオススメします。
何故かというと、ビザの取得が簡単、時間もかからない、申請から渡航までの間準備もできる、渡航後すぐに就労可能、子供は無料で親と同じ最強のビザを手にするからです。そして子供が英語を学べる。カナダの移住場所は色々とお勧めありますが、また別の機会に紹介します。

というわけで、オランダは現時点で31歳以上のママへの情報です。
30歳の方は是非行く行かないはともかく、カナダのワーホリビザ申請してみてください!がんばって!!

個人事業主でシンママでも(日本人なら誰でも)申請できる移住ビザ!

さて、本題ですが、何故移住先をオランダにしたのか。
この記事をよんている人はすでにご存知だと思いますが、オランダはとにかくビザが取りやすい。2024年、個人事業主のビザを申請してみてわかったことは、まず日本人で犯罪歴が無ければ、誰でも取得できます(笑)
だからと言って、もちろん子連れの移住はそんなに簡単なものではありません。実際に近年はビザを取得したはいいものの、生活ができずに帰国する人も多いそうです。個人的にまとめた注意点や利点は以下のとおり。

  • 個人事業主のビザ申請者は基本的に現地で就職ができないので、業務委託契約などを含めフリーランスでの収入源が必須。しかし、日本からの収入に課税されないのはユーロが稼げるか心配な移住当初に大きなメリット!

  • アムステルダムはもちろん、オランダは住宅不足。気になる家賃相場は家族の場合、1ヶ月2000ユーロ前後~。田舎だともう少し安いみたいだけど、そもそも安い物件は、オランダ人でも入居するのが難しい。さまざまな人から家探しが難関と聞くが、予算があれば全然問題なく見つかる。

  • オランダは欧州で一番英語をしゃべる国と言われている。確かに全ての事務手続きで英語が有効。役所でも学校でもどこでも英語が通じるので、賃貸契約等を含めて色々な手続きはとてもスムーズ。

  • 子供の学校や健康保険は、公立私立ともに18歳まで無料。

  • 生活費は東京都心と同じくらいな肌感。とはいえ、2024年現在、やっぱり円安の影響でなんでも高く感じるかもしれない。

英語が堪能な人が異常に多いアムステルダム

もうひとつ移住先としての大きな理由のひとつに語学があります。ドイツ、ベルギー、フランスと近隣国と比較しても、ヨーロッパの中でトップクラスに英語を話すオランダ人。特にアムステルダムはオランダ語を話せない人もたくさん働いていて、日常生活はもちろん、行政の手続きや子供の学校の手続きもすべて英語が通用します。例えば、公共交通機関での車内アナウンスも普段はオランダ語だけど、みなさん奥に一歩進んでください〜的なものになると英語で言ってくれます。
そして、オランダ人の英語がとても聞きやすく流暢!というのも、娘4歳の通う公立学校では週に数時間の英語のクラスがあり、6歳ごろからはもっと英語の授業が増えるとのこと。公立高校に通う近所の10代の子供たちも、数学、歴史、その他ほとんどの授業を英語で行なっているとのこと。
このように、私立にいかなくても、公立学校で十分にバイリンガル教育が受けられます。とはいえ、現地の言葉をしゃべれるようになりたい私にとっては利点でありまた欠点でもあり。なんせオランダ語を話せなくても快適に暮らせてしまうんですよね、、、。
アムステルダム以外の地域に住む友人曰く、アムステルダム以外の地域ではまだまだオランダ語のみの学校も多く、英語を話さない人も多いそうですが、他の国に比べれば生活に不自由は無いと思います。
しかし、アムステルダムの主要言語は英語?と思い違うほど、英語が主流なアムステルダム。移住当初、英語でコミュニケーションが取れるという点でとても助かるし、ストレスフリーというのは紛れも無い事実です。

気になるオランダの学費

そして子育て世代に気になる学費ですが、ずばり公立/私立ともにオランダの行政民間が経営している学校はすべてほぼ無料です。
入学の手続きの際には、身分証の提示くらいしかなく、学費の話も一才ありません。一部、有料となるのは日本語学校を含むインターナショナルスクール等です。こちらは、教育の概念やシステムがオランダとは大きく異なり、基本的には日本で主要となっているシステムに近しい授業内容を英語もしくは日本語で受けることになります。
アムステルダムにはインターナショナルスクールは5~6校あります。そのうち1校は公立(2024年に問い合わせした時点での年間費用は修繕費等の€250前後)です。オランダではホームスクーリングが禁止されており、4歳~16歳までが義務教育です。一部5歳とありますが、4歳の誕生日を迎えると日本でいう小学校に入学する資格があります。
公立校 / 私立校に関しては、ものすごい数の選択肢が用意されています。学区制では無いのですが、移住時の年齢によっても選択肢が変わってくるのと、オランダの気候や送迎の等の事情により選択肢が狭まってきます。
私が体感した学校選びのTipsについては、また後日詳しく書きたいと思います。

オランダ(アムステルダム)での生活費

学費に続いて気になる生活費についても、後日くわしく書きていきたいと思いますが、2024年現在、家族が住める(住所登録できる)家の相場はミニマムでも€1900~€2200(約30万~35万円)です。高い!ひ〜〜!!と思いますが、この家賃を払って手に入る家の広さは東京の倍(100平米〜)
家賃に対するコスパはいいように思います。
その他、光熱費(水道・電気)が月額€150~200程度、水道局に支払うの税金が月額€5~7程度/一人、ごみ処理の税金が月額€12~14程度/一人
水道税やごみ処理税は、それぞれ半年もしくは年間単位で請求がとどきますが、分割での支払いも可能です。
健康保険は加入が必須で日本でいうところの国民健康保険を自分で選んで加入します。18歳以下は無料で親の保険に入れることができます。これは、歯医者を保険適用にするかなど、保障内容によって価格が異なりますがベーシックなもので大体€130~150程度です。というわけで我が家の月の概算経費は下記の通り。家賃を含めてもっと節約も可能と思いますが、移住当初はこれくらいあればストレスなく暮らせるのかなと思います。

大人2人、子供4歳と12歳の4人家族

まとめ

というわけで、オランダ生活がスタート!これから、少しづつ現地のリアルな子育て情報を発信できればと思います!皆さんが知りたい情報もまとめていければと思いますので、ぜひお付き合いください〜!


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