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【まんが少年日々記】34話 えんちゅう捕り【コラム】

農家の畑を荒らす野ネズミ退治を町ぐるみでやる。
と、いうイベントがあった。

各家庭から一人参加して下さいの呼びかけがあるので参加した。
で、日曜日の朝9時、ツンマー線という場所に有志の方々が集まる。
呼びかけのリーダーの訓示を受けてた後。
さあ、サトウキビ畑や野原を目指す。
野焼きの後に逃げ惑うネズミを捕まえて尻尾を切る。
換算所へ持っていきドルのお金に換えた。
何セントか何ドルだったかは、もはや記憶は定かでない。

現代では信じられない共同体一丸となってのイベントだった。

おしまい。

なに「関心して読んでたのに短い!激昂するぞ!」ってか。
憤慨は身体に毒って言うぞ。興味、感心が健康の元ですよ。
じゃー、もう少し書きましょうかね。

なに「全くもって怒らせ上手なのか」ってか。
そこんとこ点とも持ち合わせてませんよ。では、読んで。

高齢者のおじーやおばー達に混ざって少年少女も少なからずいた。
学校の友達は居なかった。
近所の雑貨屋のおじーが唯一の知り合いの参加者。
参加者の数は100人近く居たな〜。
たった100人って言わないでね〜。
当時は公務員以外、日曜日だろうが大人は仕事してたのよ。
そんなわけで、酷暑の日向に汗びっしょり。
なので、徘徊するネズミ捕りイベントに参加者は多くない。
家に扇風機やうちわしかなかった当時は、日中徘徊するなんてご法度。
で、参加者もそれなりの人数しか来ない。
でも、暑いながらも日向での野原や畑の徘徊は、ワクワクドキドキ。
ネズミを見かけてはドーパミン炸裂の狩人気分が爆発だった。

そんな夏休みの日曜日の話でした。

格言 暑いは身体に毒。厚いは人生に徳。




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次の更新は 35話の標準語版 です。

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