【まんが少年日々記】 25話 火玉をどぅみる【コラム】
今や若者は、AIの恩恵なくて暮らして行けない現代社会。
なのに、じじーのなにやら怪しげな話を聞いておくれな皆の衆。
なに「いいかげんひと昔風な言い回しは草」ってか
およよ〜、泪の電光石火い出れども消え去るも早し。
じじーの心情を汲みとってくんなまし。
火玉、鬼火、怪火、などは自然発火現象のプラズマだ。
と、ものの本には詳しく記載される。
あるいは、YouTubeではまことしやかに画像も出回る。
ちと、怪しい。
うちの三男の奇談を紹介するか。
この不思議体験を読めば唖然呆然ですよ。
高校三年生のころ暮れゆく防波堤。現在の妻とデート中で気分いい。
何気に海原を見ると、なんと火玉が海面を飛んでいる。
しかも大人の頭くらいはあろうかと思うばかりのばかでかさ。
それが自分たちの方へ向かって飛んで来るをガン見。
どんどん近づく火玉に慌てふためき、バイクに二人またがり三男はフルスロットル。
が、火玉は追いかけてくる。泣べその現在の妻を背に毛も逆立ち大慌てで逃げた。
そんな記憶を興奮のパントマイム入りで、当時を懐かしんで語っていた。
なに「UFOの見間違えじゃないの〜」ってか
ふむ、私もそう思い問いつめたが、はっきり火玉と言い切った。
私の火玉がビー玉で三男の火玉が頭くらいって妙な嫉妬を覚える。
話しをまんがにチェンジ。
火玉を石であてて落とした後。
探しに落ちた屋敷へ石垣塀を乗り越える。
どれが火玉の名残りなのかさっぱり判断できずその場を後にした。
そんな、記憶が未だ消えず残っている。
テレビや映画、マンガのような感じではなかった。
ビー玉くらいで、うっす〜い青い炎だったな〜。
なに「バチ当たりじじ〜、怖くね〜のか」ってか。
怖いより先に石であてて落とせるんだな〜。とか、火の残りカスは無いのか。
と、好奇心が先だつ少年だった。
ま、不可思議も多いほど、人生楽しって事かいな。
陽気にかまえて日々是好日ってか。あはははは。
なに「罰当たりな子供め」ってか
よく熱発で学校休む事多々。あれは罰か?
そういえば全校集会の朝礼で、震えてぶっ倒れ保健室へ、後にテンカンと判明。
保健室の養護教諭と担任に挟まれて家へ帰る。その後、母ちゃんの罵倒。
さすがにその日はせっかんはなかった。
なに「母の思いがわかる気がする」ってか。
自分だけでなく先生にも迷惑かける我子に腹立たしかっただろうな〜。
閻魔大王様あいや母ちゃん今さらながらだけど、ごめんね。
泣きが入っちゃったな〜。
では、ここまで。
次の更新は 26話の標準語版 です。
初めて読む方へ → まんが少年日々記について
ブログにも掲載してます。他の漫画もあるので良かったらみてなー( ´ ▽ ` )
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?