【まんが少年日々記】15話 2Bのピストルはじゅんにでーじー【コラム】
火薬は刺激的で、アドレナリン激流的放出量だった。
お盆時期の爆竹音は主な目的が魔よけだったが、爆竹の大音量や爆竹対戦形遊びにハマって狂喜していた。
B弾や商品名ダイナマイトの爆竹投げ合いに大興奮だった。
耳元で破裂する爆音に、怒りのドーパミン大炸裂で、巷間は報復の猛威と嵐が如き爆竹大音量がそこかしこでくりひろげられる。あはははは、おおげさな。
ま、似たような感情と光景がいっぱいだった。
なに「沖縄は戦争で痛めつけられたのに」ってか。
人殺しは嫌さ〜。魔よけだって言ってるでしょうが。
花火や爆竹のたぐいが駄菓子屋や雑貨屋から徐々に消えて、お盆の騒々しい日々も斯くしてピリオドがうたれる。
トホッ、爆竹にイグニッションできないなんて。
時期を過ぎて、2B弾を鳴らすとたいへんだ。
「かしまさよー、しなされたいかーやなわらばーは」
(うるさいなー、叩くぞー!まったく、馬鹿な子どもだ!)
お盆時期の大音量に、あれほど寛容だった大人にブチキレたセリフで諌められた。豪放磊落に見えた大人たちの、ケジメの在りかを知る思いだった。
格言 ガブリ、心に噛みついた剣幕は心当たりがある印
トホッ、叱られるは此れ人生学習、やよ励め。
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次の更新は 16話の標準語版 です。
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