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【まんが少年日々記】40話 あっかんたんていごっこ【コラム】

逃げる。探して捕まえる。奪いかえして逃げる。
それだけの行動に熱を上げていた。

悪漢役は、逃げ隠れし、捕まったメンバーを奪いかえす。
探偵役は、悪漢を捕らえる根気と救出阻止を阻む警備力も必要。
両役共に、知恵と判断力に脚力が必要だった。
今おもえば、とてもとても、とっても疲れる遊びだった。
が、少年たちには人気の遊びで、休み時間は夢中だったな〜。

ルールは3っで、簡単明瞭だ。

  1. 探偵組と悪漢組をジャンケンで決める。 

  2. 逃げ役の悪漢を探偵は捕えると、カウントを10数える。
     (数え終えると、捕まえた事になる)
     (身体を振り払われて離れると、カウントを1からやりなおし)

  3. 捕まえた悪漢は、仲間のタッチで救出できる。
     (救出時、探偵の陣地と称す電柱や木に触れていないと救出は不成立)

なに「なぜ、体力勝負な遊びで楽しいんだ」ってか。
気力ありあまってんのよ〜発散させなくちゃ〜。いや〜ん。

夏に、暑い最中汗だくで口の乾きを忘れ夢中だった。
冬に、寒さ忘れて走り回り身体はぽかぽかさ〜。

食事も忘れ、ゲームに夢中な現代っ子と変わりない。
子どもは、時代が変わっても皆遊びに夢中なのよ。
我を忘れて夢中。
一心不乱に集中。
電光石火の情熱大爆発ときたもんだ。
あはははは、大げさな。

なに「勉学への情熱はないのか!」ってか。
遊びと勉強とは、違うでしょ〜。わかって。

ところで、懐かしさって時折意味不明な記憶が唐突に現れ困惑させる時がある。
「なぜ」「え、こんなのあったっけ…」「まさか」「そうだったな〜」
なんて事が往々にしてある。
妄想に四苦八苦する時と場合もある。
 
諸君、そんな記憶の絡み合いってありません?

また読みにおいで。次回も楽しみに。拝。




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次の更新は 41話の標準語版 です。

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