【ウィズコロナ・アフターコロナ】いままでのリアルオフィスが担っていたもの

こんにちは。中島です。

緊急事態宣言も県によっては解除され、主要地域も前倒しかどうかという雰囲気になり始めていますが、当面の間、世の中的にはウィズコロナ・アフターコロナというフェーズになるわけで、そうなると世の中の会社やオフィスが今まで担っていたものはどうなっていくのでしょうか。

リモートワークやテレワークが語られる時によく「会議はオンラインで十分だ!」「会社に行かなくても仕事はできる」という話は大変よく出てくる話で、僕も同じように感じる部分はあるのですが、この話は「無駄な通勤しなくていいからいいね」とか「嫌いな上司の顔を見なくてすむ」とか「毎日化粧しなくていい」というネガティブな思考に端を発するケースが多いように思います。

では一方で、”通勤途中で偶然見つけた美味しいお店”はどうやって見つけるのでしょう?
嫌いな上司に会わなくなった代わりに、気になっていた彼・彼女とどうやって仲良くなるのでしょう?
面倒でも毎日化粧をして自分を綺麗に保ったり、新しい服を着て気分よく出社したあの感じはいつ味わうのでしょう?

会社というのはネガティブな時には行きたくないけど、ポジティブな時には行きたいものではなかったでしょうか。

会社にいく、オフィスにいくというのは僕らの生活に思っている以上に根付いていて、「どこかの場所にいく」「人に会う」「自分らしさを維持する」という点で極めて大きな役割を果たしていました。
都市部の若者が結婚相手を見つける場所1位は会社です。
どうでもいいですが、合コンだって同性間は多くは同じ会社のメンバーと行っていたはずです。

この役割はウィズコロナ・アフターコロナではどこが担うことになるのでしょうか。

今までは自宅ではできない体験をするための多くのきっかけは会社が作っていました。今後はひょっとするとオンラインがその役割を果たすのかもしれませんが、僕にはどうしてもその補完は”一部”にしか思えないのです。

the KAIDAN fujisawa で結婚相手を見つける必要は全然ないのですが、今までの会社やオフィスが担っていたようなポジティブな面での役割を果たせるようになるといいなぁと思っています。

中島



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?