見出し画像

リモートワークで部下のアウトプットを150%にする方法

こんにちは。中島です。

こういう風にリモートワークが半強制的に導入されると、管理職はどうやってチームメンバーをマネジメントしていけばいいのか?という議論が案の定なされるようになってきます。

少し前ですが、僕自身管理職として部下をマネジメントしながら、自身も部下もリモートを業務をしていました。

しかも、自分のいた組織ではリモートは非推奨だったので、割と僕独自の判断で派遣社員までリモート可にするというもはや好き勝手なのですが、不思議なことにどこのチームよりも結束はあり、成果の質も高かったように思います。※実際に人事評価でもそうなっていた

その時のことを思い出して、どうやったら上手くいったのかを書いてみたいと思います。

会社に来ていれば仕事をしているのか?

まず大前提としてこれがすごく重要で、社員や部下が会社に来ている=仕事をしていると思っている経営者や管理職はすごく多いのですが、僕はこれについて大変懐疑的です。

例えば会議と会議の合間の20分にちょっとAmazonを、、、とか、上司からの指示待ち中や会議の自分たちの議題が回ってくるまでの待機時間とか、仕事してないときいっぱいあるんですよね。

感覚的にいうと、本当に仕事してる時間って拘束時間の50%切るんじゃないかと思います。ちなみに自分でいうのも何ですが、僕は働く方だったと自称してますが、これくらいだと思います。

なので、会社に来ている=仕事をしている、と思うのはむしろ社員の思うツボ。出社するだけで言い訳が立つんですよね。

リモートワークになって会議が増えたとか、そういう話もよく聞きますがこれも同じで、働いてるかどうか確かめたくて仕方ない。

「毎日来て頑張ってる(ふりしてる)んですけど、できませんでした!」「じゃあしょうがないな」って、上司の方がカモにされてますよ、それ。

【重要】タスクは多めに振る

このように、人によって差があれど、出社してると基本的には50%くらいしか仕事してないんですね。だったら出社しなければもっとできるんです。物理的に。

なので、出社しているときよりも多くタスクを振る。仮に1.5倍振ったとしても75%なわけで、本人の時間としては25%は空きができるんですよね。

つまりアウトプットを1.5倍にしてもらいつつ、本人たちは1日の拘束されていた時間の25%は好きに使えるようになる。8時間拘束だと2時間のフリータイムが生まれます。

スクリーンショット 2020-05-23 15.58.52

まさにWin-Win。これものすごく良いこと言ってますね。

かと言って、じゃあ200%振ろうというのは大馬鹿ものです。給料変わらないし、余裕も生まれないのに仕事だけが増える。会社行ってた方がマシとなってしまいます。

ちなみに僕は150%のアウトプット出すから、チームのワークスタイルには口を出さないで欲しい、ということを役員と握っていました。

納期とアウトプットイメージのすり合わせをしっかり

リモートワークじゃなくてもそうなのですが、これをしっかりやるとデキる社員はもっと余裕を作れますし、作ろうと努力します。自動化だったり、仕組み化だったり。そしてそのために勉強までし始める。良いことづくしですね。

こんなに上手く行くわけない!かもしれませんが、どうせもともと50%しかワークしてないんですよ。リモートワークの導入によって社員の実稼働が8時間から4時間になったとしてもアウトプットは同じです。「損してる!」という考えを捨てましょう。

与えよ、さらば与えられん

要はこういうことなんですよね。
権利と義務。義務を欲するなら、権利を与えよという話なんだと思います。

なんか、リモートワークで社員の稼働を可視化するだとか、チャットにログインしてないからどうのこうのとか、僕は馬鹿らしいと思います。会社に行ってれば仕事してると思ってるからそうなるんですよ。

チャットのログインしたままサーフィンに行くなんて、そんな手法こちとら100年前に開発してます。

リモートワークが進むことで経営者や管理職のあり方も当然見直されていくでしょうし、従業員も自由度が上がる反面、義務(質)も求められるようになると思います。

the KAIDAN fujisawa はアウトプットを最大化するために、環境を整えています。

リモートワークの会社員の方もぜひご利用ください。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?