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🇲🇼わたしの友達の国のはなし②

アフリカにマラウイという小さくて人の温かい国があります。
マラウィはわたしの小学校の頃からの友達の国でもあるので大好きな大切な国です。

今のマラウイと活動をするためにも、現在の一次情報を知る必要があると思い、この1ヶ月で15人のマラウィに精通した方々のお話をお伺いさせてもらいました。
マラウィの背景はぜひ皆さんにも共有したいので、記事にしていこうと思います。

さて、本日のテーマは「なぜマラウィは貧困国なのか」というところです。

■なぜマラウィは貧困なの?

マラウィは世界最貧国の1つで、平均年間所得は日本円で約3-4万円ほどの国です。
#びっくりですよね 🫢

マラウィが貧困国である1つ目の理由は、歴史的な背景にあります。
アフリカ大陸は1880年代から1912年にかけてヨーロッパやイギリスを中心とした国によって次々と植民地支配をされていた背景があります。
アフリカ大陸の中には銅や鉄のようなお金になる資源の取れる地域もあり、そのような地域から優先的に植民地になっていき、マラウィのような資源の取れにくい地域は残っていきました。
最終的にマラウィはイギリスの植民地にはなったものの、お金になる資源の取れる地域を国土にすることなく、独立することになりました。
だから現在も資源をお金にすることができないことで貧困国となっています。

マラウィが貧困国である2つ目の理由は、国内の物流にあります。
マラウイは国の中でも都市部と村との貧富の差が大きい国です。
村と都市との間を繋いでいるインフラが整っていないことで、村から都市にものを売りにいく頻度が少なく、時間もかかります。
つまり、富裕層の住む都市に物を売ることができないのでせっかく村で作物がたくさん取れたとしても都市部で売ってお金に変えることができないことで、ヒト、モノ、カネの流れが滞ります。
つまり、国内の物の流れが巡回しません。
これが更なる格差につながっています。

#ヒトモノカネが滞ることで地方と都市の格差に繋がることはなんとなく今の日本とも通ずることがありそうですよね 🤔

そんなマラウィの村はどんな生活をしているのか。
ものをお金に変えることのできていない村のコミュニティってどうなっているのか。
この辺りのところを次回は共有したいと思います!

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