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『はじめまして』で終わるつながり、続くつながり。

最近、「はじめまして」の機会が多い。それは、独立してからの仕事の出会いも、もちろん多いのであるが、プライベートでも増えている。

読書会や、人からの紹介で出会った人々。独立してからというもの、わたしは《つながり》で成り立っているなとつくづく思う。

ありがたみ。

でも、その人とのつながりも、

「はじめまして」で終わるつながり
「はじめまして」から深く、細く、永くつながるもの

の2種類がある。
続くもの中には、ビジネスパートナーになる人もいれば、生涯の友人になる人もいる。
この《つながり》の違いについて、思うことを。


「はじめまして」で終わるつながり

大人になると、初対面の自己紹介の場では職業の話が欠かせない。

あ、私理学療法士なんです・・・

もろもろ含めて、シンプルに。

最近では、トレーニング文化が根付いてきたこともあり、「理学療法士=体の仕事している人」の認知が少しずつ広まってきた。

これまでは「医学療法士」とか「理学・・・?」とか、もはや聞き取りさえされない職業だった

苦笑

そして、仕事の一部で姿勢や歩き方の個人レッスンも行っていると話すと、

「え、私の姿勢も見てほしい〜!!」

みんな一気に前のめり

と頼まれるのがテッパンの流れだ。

私は理学療法士としての経験がもう10年以上と割と長い。
解剖学の研究や学会に属していたこともあり、姿勢や歩き方についてはオタクレベルの知識を持っている。

だから、相手の体をみれば大体わかる。動いてもらえば、その答え合わせができる。でも、その結果をつらつらと話してしまうと情報量が多すぎて「うるさいやつ」になってしまう。

ここで求められているのは、例えば
『「ストレートネック」の原因は、〇〇からきていて、〜〜を〜〜すればよくなりますよ』
といったような、シンプル且つロジカルで140字以内くらいのボリューム感

この塩梅が難しい

求めていないものを、ものすごい勢いで一気に伝えられると、受け手はつらい。

うん、お腹いっぱい。

だよね。

なんなら、仕事も絡んでしまうから、ちょっとマーケっぽくもなる。
そのまま突き進むと、

ちょっと、この人とは合わないな

きっともう会わないから、笑顔で乗り切る。

となる。

反対に、求めたものの5割以下のものしか返ってこなかった場合も、

こんな感じか

期待との相違

となる。

このいずれも「はじめまして」で終わるつながり

それはそれで、よい。

になることが多い。

想いが強いと、うるさい人

相手を思うと伝えたいことはたくさんある。

何かの縁であった人だからこそ、すこしでも良くなってほしい。
おまけに、いま本人が信じきっている、SNSなどで広がっている情報には誤認する部分が多く、もはやその結果の今だ。

『YouTubeで「股関節が大事」って見たけど本当??』みたいな感じのもの。

そう、大事。でもあなたはそこじゃない・・・!!(本音)

しかし、どんなに正しい情報でも、相手が受け入れられる状態でなければ意味がない

これぞまさに、料理の塩加減のようなものである。少なすぎると効果が薄いし、多すぎると負担になる。適切なタイミングと量でアドバイスを提供することが大切だ。

この時に、自分の熱量のまま思いの丈を伝えると、絶対にうるささが勝つ

細く、深く、ながい《つながり》に必要なもの。

そんなとき、私が意識しているのは

必要な時につながれる《距離感》でいること

もっというと

必要な時にアクセスできる経路だけを残しておくこと

ここまで、たどり着くのには色々あった。本当に色々。(これは後日また話したい。)

だからこそ、この距離感が一番しっくりくる。

今現在、相手は《そこまで困っていない》のあり、あくまで話は興味本位のもの。

本当に困っていたら、別の会話になっている。

実際、このスタンスをとってからというもの。
本当に困ったとき、相手からの個別連絡が絶えない。(ありがたい)。

高齢化が進む両親・義理実家の両親からの連絡も徐々に増え続ける

高齢化の現実をここでも実感

人と人とのつながりを大切にしたいからこそ、相手とのちょうど良い距離感は個人的に本当に大切。

そんなことに気づかされた最近の出来事なのでした。

では、また!



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