フリーランスになって再確認した人生の【自分軸】について。

昨年の8月に独立して早半年ちょっと。

フリーランスといえば

おしゃれなカフェで作業したり
自由気ままにワーケーションをしたり
好きな時間に起きて、好きなように仕事したり

そんなキラキラした生活に憧れを持ってる人もいるかもしれません。
とうの私も当初はそんな生活に憧れてもいました。

でも、今回改めて

「フリーランスになって良かったと思うことって何かなぁ？」

と考えてた時に、

「そんなキラキラした生活」に一切価値を感じているわけではないことに気付き、当初のイメージとの変化に気付かされたと同時に
私がフリーランスでい続ける深い理由が浮き彫りになったので、

そのことについて、今日はお話ししていきたいと思います。

• フリーランスに憧れている人

• フリーランス転向をなんとなく考えている人

• 典型的なフリーランスの憧れの生活をイメージしている人

「本当にフリーランスになる目的はなにか？」を考えるヒントになるかもしれません。
興味がある人はぜひ、最後までご覧ください。

当初憧れていたフリーランスのイメージ像

ミーハーな私もフリーランスになりたいと思った当初は、おそらく皆さんと同じようなキラキラしたイメージに憧れていた部分がありました。

自由気ままに出かけたり
自分の好きなところでMac片手に仕事をしたり
寒い日や暑い日などは家でぬくぬくしたり

InstagramやTwitterなどで発信される情報を見ながら、

何といっても自分で仕事を好きにコントロールできるというのが最大の魅力だなと思っていました。

実際にフリーランスになって見えてきた現実

ただそんな憧れだったフリーランスの生活も1ヵ月もすれば、だんだん飽きてきます。

好きな時間に起きて好きな時間に作業するのもできてしまえば、そんなに特別なことでもありません。

それどころか、自分で仕事をコントロールしなければ収入はゼロになってしまうので、それ以上のプレッシャーに押しつぶされてしまう人もいるかもしれません。

仕事を継続して掛け持ちしていた私も、会社員だった経験からか、
普段みんなが出社している時間に1人でのんびりするのにそこまで魅力を感じず、なんだかそわそわしてしてきてしまうことさえありました。

当初憧れていた理想のフリーランス生活は、意外と簡単に手に入るものであったが反面、実はそんなに大きな意味をなさなかったなぁというのが今の本音です。

本当に良かったと思う2つのこと

では、私がフリーランスになって本当に良かったと思うのは何か？

それは、

会いたい人に会いたい時に会える環境であること
自分の本当に大切なことに時間を使えること

の2つです。

それこそが、私が人生で大切にしている軸だと言うことに改めて気づきました。

私がそもそも何でフリーランスを目指したかと言うのは、大きな理由があります。
(※このことについては、過去の記事で詳しく書いていますので、気になる方はそちらをご参照ください。)

私がフリーランスになろうと決めたのが20代後半以降。
まさに女性で言う出産、育児を考え始めるタイミングでした。

理学療法士と言う仕事柄、病院や介護施設で勤務することが多いのですが、

勤めていた病院や介護施設にいた先輩ワーママさんの実態はと言うと、同性の私から見てとても良い環境だったと言えるものではありませんでした。

子供の体調不良で申し訳なさそうに休む姿
時短なのに帰れない姿
産休・育休が原因でキャリアダウンを余儀なくされる姿

を見ていると、私には違和感しか感じられなかったのです。

ここで、この環境を変えるために動ける人も多いのですが、
私は「その環境に合っていないなら自分の環境を変えよう」と思ってしまうタイプです。

これが理由で、まだ子供はいなかったのですが先のことを考えて独立を決意しました。

今、改めて感じる大切なこと

大切な人と会いたい時に会えること

私は大切な人と会いたい時に会える環境を個人的に1番大事にしています。

今の私で言うとそれは、ちょっとした助けや支えが必要な祖父母がその存在に当たります。

90歳前後になる祖父母はいつ何時何が起こるか分かりません。

• ちょっと腰が痛くなったとき

• ちょっと足が痛くなったとき

• あるいはなんでもないとき

病院で勤めてる時は、遠方に住んでいることもあり連絡があってもえなかなか会いに行けませんでした。

それがフリーランスになってから自分で仕事の コントロールができるようになってからは、気軽に駆けつけられるようになりました。

特に何もない日でも、誕生日やイベントを一緒にお祝いできたり。
そんなふうに、本来、自分が大事にしたかったことに時間をしっかりとかけれるようになったことがいま改めて本当に良かったと感じています。

自分への投資ができること

仕事やキャリアの面では、自分への投資の時間をしっかりと取れるようになりました 。

1日8時間以上時間が搾取されていた会社員時代は帰ってきた時間しか自分の時間がなかなか取れません。

自分のキャリアになることをやろうと思っても、思考力が低下していたり、疲れも溜まっていたりして そこまでモチベーションは続きませんでした。

フリーランスになると自分が資本となるので、自分へ投資（ここでは贅沢をすることではなく）は必須です。

キャリアにつながる本を読んだり
新しい学びをする時間を取ったり
定期的に美容院に通ったり（身だしなみも本当に大事）

自分と言う資本を高めるための時間を持てたことで、結果的に本来なりたかった自分の姿や理想の生活に近づいているなぁと思います。

あなたは何のためにフリーランスになる？

ここまで考えてみると、
目先のキラキラした生活を叶えるためにフリーランスになるのは個人的にはあまりお勧めできません。

そこにはあまり意味がないからです。

それよりももっと個人の深い部分で

自分が大切にしたいこと
自分が本当にやりたいこと

を叶えるためにフリーランスになるのが大事なことに感じます。

フリーランスは別に特別なも存在ではなく、1つの働き方でしかありません。

その働き方の中で「何を大切にしたくて、何を成し遂げたいのか」それをある程度考えておくと、自然とそれを叶えるために動いていきます。

これからフリーランスになろうと思っている方は、これを考えてみるといいんじゃないかなぁと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。