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FtMの趣味

こんにちは。神楽です。
今は男として生きていますが、戸籍上は女です。
まだ性別適合手術を受けておらず、性ホルモン手術を受けているだけなので、体はまだ女性です。
今日はそんな男子大学生としての趣味を紹介したいと思います。

着物男子に憧れて

アイコンにもあるように、自分は和装がすごく好きです。
着物は昔から続く「男性らしさ」「女性らしさ」を表現する代表的なものであり、今でもなお着られている伝統衣装です。
自分は雑誌で見かけた「着物男子」の特集記事を見て、
「これ、めちゃくちゃかっこいい…。」と率直に思ったことがきっかけです。
京都に行った際、着物体験をする機会があり、実際に着てみると、一気に和装への興味が湧いてきました。自前の着物もいくつか持っています。
ちなみに、個人的には藍色の着物に深緑の帯の組み合わせが一番好きですね。
色で個性を表現できるのは、とても素敵なことです。

京都、また行きたいです。世の中が落ち着いたら友人と行こうかな…。

古典芸能と出会う

また古いものか…という感じですが、気長にお付き合いください。笑

古典芸能の中でも特に「能」が好きです。
「能」とは「能舞台」という舞台で行われる劇のようなものです。
能は昔ながらものとしては珍しく、女人禁制ではありません。歌舞伎や文楽は女性が舞台に立つことが認められていません。
自分は男性として生きることを決めた身ですが、「女人禁制」「男尊女卑」という言葉に対しては複雑な思いです。

能は演者の動きや独特な言葉(唄)から登場人物の心情を読み解くことが大切になります。観察力が必要になる心理学療法士は、こういった「数少ない情報から心情を的確に読み取る力」が必要になるのでしょう。
また色々な演目を見に行きたいです。

イラストを描く

女性らしさが残る趣味ですね。
昔から絵を描くことが大好きで、中学校では美術部に入っていました。
特に風景画が得意です。

ちなみにこれらの話からお気付きかもしれませんが、運動はあまり得意ではありません。強いて言うなら縄跳びだけは得意です。笑

まとめ

以上です。実は、自分が性別の違和感を周りに打ち明けることができなかった理由のうちのひとつが、運動が苦手なことです。
「男性=運動ができる」のような変な偏見を持ってしまい、運動音痴な自分は男として生きることができるのかという悩みを持っていました。
ですが、運動音痴もひとつの個性だと思い、打ち明けることができました。
「男だから〜」とか「女だから〜」など、男女差別に苦しむ方はたくさんいます。男性の気持ちも、女性の気持ちも理解できる人間になって、世の中の性別に対しての偏見を無くしていくことができればいいなと思います。

FtMとして生きる自分にしかできないことに取り組んでいきたいです。
長文でしたが、ご覧いただきありがとうございました。
これからも心理学を学ぶFtM大学生としての毎日を発信していきます。
よろしければ、シェア等もよろしくお願いします。次回のブログもお楽しみに(^^)

神楽

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