最近のおもしろ研究

こんばんわー

土曜の夜、いかがお過ごしでしょうか。

2021年もいつの間にか春の訪れを感じる時期になりましたね。

寒いんだか暑いんだかよく分からない。。そんな微妙な時期は、別れや卒業の時期。

人生も、研究の時間も、気づいたらあっという間に過ぎ去っていきますね。。3月は毎年センチな気分になります。。

前置きはさておき、今回は久々に最近のおもしろ研究をご紹介したいと思います。

睡眠はホント大事!　脳の老廃物を洗い流してくれる

マウスの側脳室にカテーテルを埋め込んで脳脊髄液の産生量を計測した研究

脳脊髄液は眠っている間に脳の老廃物を洗い流してくれる

年寄りマウスでは、若いマウスに比べて脳脊髄液の産生量が低下している
→ アミロイドなどの老廃物が蓄積しやすい🐭https://t.co/zxEV5xUxd0

— YURIKAMOME (@YURIKAMOME_100) December 28, 2020

トマトは冷やすと美味しくない？

なぜトマトを冷蔵すると味が劣化するのかを明らかにした研究🍅

トマトは12℃以下で保存すると、味成分が減少してしまう
↓
冷蔵下では味成分を作り出す酵素の発現が減少してしまう

冷蔵下ではこれらの酵素遺伝子のプロモーター領域のメチル化が促進されているhttps://t.co/EUkVnfMFjs

— YURIKAMOME (@YURIKAMOME_100) December 29, 2020

コーヒーの成分がパーキンソン病を予防する

コーヒーに含まれる成分"クロロゲン酸"が、パーキンソン病の原因となるドパミン神経の死滅を抑制する☕️

Akt1という酵素がドパミン神経の死を抑制している

クロロゲン酸はこのAkt1を活性化させるので、ドパミン神経の死を防ぐ
→ パーキンソン病の進行を防ぐhttps://t.co/XVAa2t7JV2

— YURIKAMOME (@YURIKAMOME_100) December 29, 2020

ミトコンドリアはもともとは寄生細菌。だから細胞間も移動する!?

ミトコンドリアの細胞間の移動が、創傷治癒過程において欠かせないことを示した研究

血小板から間葉系幹細胞(MSC)へのミトコンドリアの移動
→ MSCの脂肪酸合成を促進
→ 血管新生促進因子の産生亢進
→ 創傷治癒促進

ミトコンドリア細胞間移動というのが最近のトレンド✍️https://t.co/RycwD78fTE

— YURIKAMOME (@YURIKAMOME_100) January 5, 2021

ミトコンドリアを"移植"する技術

ミトコンドリアをハイスループットに細胞に移植する技術: "MitoPunch"

ミトコンドリアの持つDNA(mtDNA)の機能を調べるのはもちろん、ミトコンドリア機能異常によるミトコンドリア病の治療にもつながる

細胞間でも移動するのは知ってたけど、人為的にtransferできるのか🙄https://t.co/mAHZiZntvX

— YURIKAMOME (@YURIKAMOME_100) January 4, 2021

宇宙空間でも筋トレの必要なし!?

無重力の宇宙空間でも運動なしで筋量/骨量を維持できる？

MyostatinとactivinA: 筋肉の成長を制御している
↓
この２つのタンパクの働きを同時に阻害する薬剤を投与したマウスでは、宇宙空間でも筋量と骨量が維持される

宇宙空間で健康を維持するための研究も最近盛んですねhttps://t.co/pCdk6LPq0t

— YURIKAMOME (@YURIKAMOME_100) January 6, 2021

"イカ"は計画性のある生き物

マシュマロをすぐ1個もらう？ それともがまんして、あとで2個もらう？

マシュマロテスト:子ども時代の自制心と将来の社会的成果の関連性を調査した著名な実験

同じテストを、マシュマロをエビに置き換えて、イカに対して行うと、イカも"我慢"の選択をするとのこと🦑https://t.co/kxASDngmDP

— YURIKAMOME (@YURIKAMOME_100) January 7, 2021

話題の糖尿病治療薬 "SGLT2阻害薬"

SGLT2阻害薬が慢性腎臓病(CKD)治療薬としての効能・効果の追加を申請

心不全やCKDなど、SGLT2阻害薬はこれまでの糖尿病治療薬にはないパワーがある💊

SGLT2関連の論文は、NEJMとかトップの臨床雑誌に軒並み掲載されてる印象

その作用機序がとても興味深いhttps://t.co/lse5klMwUl @DMRG_jp

— YURIKAMOME (@YURIKAMOME_100) January 7, 2021

"SGLT2阻害薬"はなぜすごい?

ケトアシドーシスを引き起こす悪者扱いされていた"ケトン体"

そのケトン体が腎臓のエネルギー産生を改善し、腎保護効果を示す

SGLT2阻害薬は、体内のケトン体を少し増やすことで、慢性腎臓病に対する腎保護効果を示すことを明らかにした研究↓
https://t.co/zu74sRwRf2 @DMRG_jp

— YURIKAMOME (@YURIKAMOME_100) January 7, 2021

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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